2014年5月10日土曜日

旅の記12-8

南島の旅1-8
4月8日(火)Oamaru

Thames St.
今日は、Oamaruの美しい歴史的建物を見て、その後ペンギンを見に行く予定。

朝食後、車でスーパーマーケットに行き、タダ駐車して、Thames st.を、南に歩いて行く。

と、やがてI-siteのビル。Victorian Precinctのマップをもらって、角を曲がると古い町並みの通り。もう使われていない線路の向こうに、飛行船?や蒸気機関車が。Steampunk HQ(Head Qquarter)と書かれた古い建物の中は、パンクっぽい絵や飾りが置かれ、入場料10ドル。興味をそそらないので入らずに、外で写真撮って次へ。

パンクビルの右側は、ずらりと古い建物が並ぶVictorian Precinctの通り。まずは、角のビーズ屋さん(Charm Beads)に入ってみる。手芸の材料が豊富なので、思わず長居。小物作りに良さそうな、可愛いリポンやテープなどをゲット。

アートギャラリー、古本屋、アンティークショップ、小物、雑貨、陶器、ニット、ウィスキー等のお店、カフェ・・・1軒1軒入って見て回るうちに雨が降り出す。

毛糸や小物、衣類のお店で、そのまま絵になるような、ウールを紡いでいる老夫人がいる。じっと見入っていたら、そのうち色々説明して、手紬器具、スピンドル(drop spindle)なるものを持って来て、やり方を説明し、私にやってみろと言う。簡単そうに見えるけど、やって見ると、均一に紡ぐことはとても難しい。
Grainstore Gallary
次なる所は、アンティークショップ?Grainstore Gallery。二階に上がると、古い道具から、絵画、アクセサリーなどなど、何でも有りで、古い板を張った床が抜けそうで恐ろしい。アールデコ調のかわいい女の子が描かれたバッジ$5也を買ってかぶって来た手編みの帽子に着けてみる。ウン、なかなかいい感じ・・

疲れてランチタイムにする。カフェから窓の外を見ると、最初に入ったビーズ屋さんの前を、ヴィクトリア風の服装をした人たちが。ヴィクトリア調の貸衣装屋(Victorian Wardrobe Costume Hire)があったから、観光客がそこで借りて来ているのだろうか?あるいは、住人が、町興しのために衣装を着て、練り歩いているのかも?

車に戻る途中、Thames St.を歩きながら、建物を見て行く。

1883年に建てられた、ナショナルバンク(National Bank)とフォレスターギャラリー(Forrester gallery)




Opera House
Opera House
Opera House(1907年完成)。中に入って見学。

Bushy Beach

4時過ぎ、イエローアイドペンギン(Yellow-eyed penguin)がビーチに上がってくるのが見られると言うので、車でBushy Beachへ。崖から見下ろすビーチ。誰もいない。高い展望所から、ペンギンが果たして見えるのだろうか?徐々に、観光客がやってきて、2か所の展望所は、一杯になる。寒い!


2時間近く、辛抱強く待っていると、ン?何やら海から出て来た!カメラのズームを一杯にして見ると、よちよち歩きのお腹の白いペンギンだ!




横長い岩とばかり思っていたら、少し動いた!fur seal(オットセイ)だ。2時間待って、たった2匹の豆粒ほどのペンギンをカメラを通して見た。望遠鏡もカメラも持っていなかった姉たちは、結局何も見えず仕舞いのくたびれもうけ。


6時半から、ブルーペンギンコロニー(Blue Penguin Colony)見学。見学料は、プレミアム(Premium)が$40(シニア$35)。我々は、普通料金(General)の大人$28(シニア$24)で入る。


案内された所は、コロニーの中に入って左にある階段状の席。庭みたいな広場を挟んで向こう側は、プレミアムの席で、中国人の団体が陣取っている。リッチな中国人。

前の手すりの所から、海の方を見る。暗い中、目を凝らして海岸につながる岩場を見ていると、やがて、お腹の白い小さな小さなペンギンがヨチヨチピョコピョコ、グループで岩場を登ってくる。な~~んて、かわいらしい!(詳細はweb siteで)

小雨で、少々暗くて見えにくいけど、ペンギンを脅かすので、フラッシュ撮影は禁止。岩の上で、2匹が、後続のグループが全部たどり着くまでじっと待っている。グループがまとまると、またピョコピョコ、コロニーへ列を作って歩きだす。次々と、海から上がってきては、グループ毎に同じ行動を取って、中庭の向こう側を通り巣に戻って行く。でも、遠くてよく見えない。ペンギンは、真向かいにあるプレミアムの席のすぐ前を通って巣に戻って行くのだ!プレミアムとの値段の違いは、ここにあり!

1時間半ほどかかって、10以上のグループが巣に戻って来たのを見届けて、コロニーを出る。すぐ前にあるレストランで夕食。多忙に歩きまわって疲れた。でも、充実した1日だった。

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