2009年7月13日

NZの隅々を旅するの記7-4f

2008年12月29日Hells Gate Mud Bath
地獄の門?(hell's Gate)の泥バスに行ったが、マオリ所有の地熱地帯からか?ナンと!入場料、泥バスと地熱地帯ウォークをすると大人ひとり$80!!地熱ウォークだけで、30ドル。Te Puia の$40にも、少々腹が、立っていたところなので、4人で300ドル以上も、払ってまで体験する気はな~い~!!と、止める。この近くに、急流下り(white water rafting)のできるオケレ滝(Okere Falls)があるが、ブッシュを4~50分歩いて行く所で、雨模様なのであきらめてお宿へ戻る。

お宿Atsala
27日から滞在しているお宿Atsalaは、ウェブサイトで見ると、すご~く素敵だったが、現実との落差は激しい。最初の日に外観(写真左)を見た時は、さすがにショックだった。お部屋は、最悪のケースを想像していたせいか、マアマアでホッとした。でも、ご主人は、まるで映画「サイコ」の、ノーマン・ベイツみたいな人?(私たちは、彼をノーマンと呼ぶことにした)。キッチンは、泊り客でこれまでお料理をする人はいなかったのじゃない?と思われるほど、足りないものばかり。電話も無いので、いちいち、”ノーマン”を探しに行っては、道具を借りてくる始末。4人いるのに、トイレットペーパーは使いかけが1個付いてるだけ。トイレットペーパーをもらいに、また彼を探しに行くはめに。彼は、1階に住んでいるのか?2階にある我々の部屋のベランダ(庭)側のガラス戸から、ニュ~と現れて、トイレットペーパーを1~2個(4人で、4日も泊まるんだド~!!)持って来て、他に何か必要であればいつでも言ってください?と、”ご親切に”言っていく。シャワーの排水も、ずいぶん掃除をしていないのだろう、詰まって溢れ出した。あれこれ、問題の多いお宿だが、ノーマンを出しに使って、私たちは、結構、笑いで、それを楽しんでいるふしもある?

Whakarewarewa Maori Living Village

キッチンから覗くと、近くに湯気が出ているところがある。散歩しながら裏通りに歩いて行くと、ヘリテージ ホテル(Heritage Hotel)があり、その横道の、湯気の立つ小川沿いに歩いていくと、マオリが実際に住んでいる村、ファカレワレワ村(Whakarewarewa Maori living village)がある。舌を噛みそうな名前だが、元々はもっと長い、Te Whakarewarewatanga O Te Ope tauo A Wahiao(The uprising of the warriors(war party) of Wahiao)から来たものだそうだ。 観光客に開放していたが、市との話し合いの折り合いが付かず現在閉鎖されている(インフォメーションセンターの話)とかで、ひっそりしていた。あちこちの小川から湯気が立っている。時々、ここの住人らしき人たちが、入っていく。中に入るのは、さすがに遠慮して、門の写真を撮っただけで退散。表には観光客用のお店がいくつか並び、やはり、ひっそりしている。ロトルア市内にあるファカレワレワ地熱地帯は、かつてマオリが住み着いたところの一つで、Te Puiaも含めて観光用に公開している。

Polynesian Spa
タオルを持ってまた(書き忘れたけど27日に初体験)、Polynesian Spa へ。地獄の門と比べると、タオルを持って行けば20ドルで入れるポリネシアン・スパが、ひどく安く感じられる。でも、街の中にあり、気軽に行けるところだけに人が多い。内容は、以前紹介した南島のハマースプリングズ(Hanmer Springs )と大差ない。大小様々な温水プールがあって、あちこち浸かって回るだけ。プライベートプールは、満室で行けなかったので判らないが、Adult Pools & Priest Spaは、酸性とアルカリ性のプールがあり、色々効能があるらしい。ここは、ロトルア湖を眺めながら、ちょっぴり日本風の露天風呂に入った気分になれる。

ロトルアは、北島の重要な観光スポットになっているので、日本人観光客が多い。もしかして、日本人を視野に入れて高くしているのでは?と、疑いたくなるほど、何もかも高い入場料を取るのには、びっくりする。歴史的に興味深い所で、あれこれ楽しめる観光スポットがたくさんあるけど、全部行ってたら、入場料だけで、たちまちフトコロは破産してしまう。これでは、国内からの客足も遠のくのでは?と、心配になる。

2009年7月9日

NZの隅々を旅するの記7-4e

2008年12月28日Te Puiaと空の遊覧

ロトルア市内にある、ファカレワレワ(Whakarewarewa Thermal Reserve)地熱地帯の一部の地熱自然公園、テ・プイア(Te Puia)へ(写真左:テ・プイアの入り口)。ここは、1325年頃、マオリの難攻不落の要塞だったところで、それ以来、ファカレワレワは、マオリの居住地域となっているそうだ。
間欠泉Pohutu geyser (左)が有名。Pohutuとは、マオリ語で噴出すと言う意味とか。高い時で、30 m位吹き上げるとのこと。入場料大人$40ドル。中には、Kiwi House 工芸学校、お土産品店などある。夕方からマオリパフォーマンスなどがあるが、それに全部参加すると$130。前回マオリのパフォーマンスは見たのでこれはオミット。
ちょうど間欠泉が高く上がった直後に入ったみたいで、次は1時間後と言うけど、暑い中で待つ身には長い。暑くて、でも木陰があまりないので歩き回るのは大変だ。展望台から眺めて、近いところを歩いてまわり、木陰が無いのでまた展望台のところに戻り、待つことしばし。やっと、間欠泉が上がるのを、カメラに収めて、戻り、Kiwi Houseに入ってKiwi見学。その後、マオリ工芸学校で、生徒が大きな木に彫刻しているところを見学。

Te Puiaを出て、ロトルア湖畔を散歩しながら、伝統的な外輪汽船(paddle steamer)Lakeland Queen 号で水上遊覧、ダックツアー(Duck Tours)で水陸遊覧、あるいは水上飛行機(float plane)かヘリコプターで空の遊覧、そのどれかを体験しようと話し合った結果、お天気が良いので、奮発して水上飛行機(ヘリコプターより安い)での遊覧に決定。6分間の市内遊覧で一人$70、15分だと$125。15分遊覧にして、4人様$500を払い、人数がある程度集まるまでをしばし待たされる。

離陸、ではない、離水?の時は、緊張する。でも、このパイロットは、とても滑らかに離着水して上手だった。上から見ると、ロトルア湖の他に、噴火で出来た湖がたくさんあるのが分る。市街地は、赤い屋根のロトルア・ミュージアムとその左方にブル・ーバスが見える。それに緑のガバメントガーデンが目立って美しい(写真)。

空から見ると、あちこち、蒸気が上がっていて、ロトルアが地熱地帯であることがよく分かる。15分の遊覧飛行は、あっという間だったが、まずは、お天気が良くて揺れも無く、無事着水してホッとした。(ロトルアの地図

2009年7月6日

NZの隅々を旅するの記7-4d

2008年12月27日Orakei Korako Cave Thermal Park
今日は、タウポ(Taupo)まで遠出することに。ロトルアから4~50分、タウポから30分くらいのところにある、オラケイ・コラコ洞窟地熱公園(Orakei Korako Cave Thermal Park)に、途中寄る。ここは、オハクリ湖(Lake Ohakuri)をボートで対岸まで渡ったところにある地熱地帯だ。オハクリ湖は、活火山、ルアペフ山(Mt.Ruapehu)を源とする、NZ最長の川、ワイカト川(Waikato River)水系にあるオハクリ水力発電所の人口貯水湖。入場料は、$31 也。

ブッシュに囲まれた、火山噴火でできた広大な自然のままの地形。その全体をうまく巡れるよう作られた板の歩道に沿って、様々な地熱の湧き出る池やテラス(Rainbow Terrace)を見ながら歩いて行く。(写真:奥がFleece、手前歩いているのは私?)
Rainbow Terraceは、タラレワ山の噴火で埋没したピンクと白のテラスに次ぐ規模の大きいテラスだそうだ。
Rainbow Terraceにある、Map of Africa、確かにアフリカの地図のように見える。プクプク沸き出るMud Pool(泥の池)や、 このまま温泉みたいに浸かったら良さそうな?透き通ったお湯が、たっぷり湧き出ている池もある。

白いシリカ(珪土)が滝のように流れて固まっていったFleece(羊の毛:モコモコしてそういえば羊に見える?)。
あちこちに間欠泉(geyser)がある。Orake Korakoは、NZで一番間欠泉が多い所だそうだ。ちなみに、お手洗いには、Guyser(男子), Girlser(女子)と表示してあった。

                  
細い板の道を案内に従って登って行くと、やがてブッシュの奥の方の行き止まりに洞窟(cave)が見えてくる。上から覗くと、遙か下方に水がたまっている。細い岩場の急な階段を木の手すりにつかまりながら、恐々、降りていって触ってみる。でも、ここは生ぬるい水だった。

上を見上げると、木の間にぽっかり穴。まさに、隠れ谷(Hidden Valley)だ。マオリで第2次世界大戦で兵士として外地に赴き犠牲になった人のための記念碑が洞窟の入り口にあった。

洞窟から、少し戻って、道案内に従って右に行くと、下りの急な細い階段を下りていったところに、泥がプクプク湧き出るマッドプール。そこをさらに降りてブッシュを一回りするウォーキングコースがあるが、そこは割愛して戻ることにする。

客が来れば乗せて動くという不定期の渡し舟?で向こう岸に戻り、タウポへ。タウポ湖(Lake Taupo)は火山噴火によるカルデラ湖で、NZ一大きい湖。湖の前のカフェでランチを取って、タウポへ戻る。(写真はタウポ湖と冠雪のルアペフ山:2006年7月撮影したもの)

2009年7月1日

A baby born from frozen embryo

冷凍受精胚から生まれた赤ちゃん
この日曜日、TVのニュースで、何とも愛くるしい赤ちゃんの笑顔が大写しになった。16年前の冷凍受精胚から生まれた女の赤ちゃんだという。(参考ニュース

NZのオークランドに住むピーターとクリス夫妻は、16年前に自分たちの子供を得るために保存しておいた冷凍胚を、不妊で悩んでいた他のカップルに提供し、今回無事出産に至ったのだそうだ。

NZで一番長期の、世界で2番目に長期保存の冷凍胚による赤ちゃん。この赤ちゃんと対面した、血のつながった兄弟になる提供者夫婦の息子はすでに16歳。試験管の中で同時に生まれた12個の受精卵のうちの2個。その一個(一個?ひとり?)が、16年の年齢差で別の家族の子供としてこの世に誕生する。何だか、SF映画のストーリーのようで、複雑な気持ちだ。

倫理的見地から、この冷凍胚保存の問題は、長年取り沙汰されてきたという。日本でも、たくさんの不妊に悩むカップルが、この方法で子供に恵まれてきたようだ。科学の進歩には眼を見張るものがある。

地球最後の日の映画が、次々製作されている。先月見た、”Knowing” は、地球滅亡の日に、選ばれた子供たちが他の惑星に、ノアの箱舟のように、人類の生き残りのために送り込まれる、といった筋だったが、実際、近未来、人類存亡をかけて、冷凍胚が他の惑星に送り出されるということになるかも?

2009年6月29日

NZの隅々を旅するの記7-4c

2008年12月26日Rotorua Museum
アーチ型の門、Prince's Gate Archway を通り抜けると、美しく手入れされた Government's Garden (NZ政府の庭園)が、眼前に広がる。その突き当たりに赤い屋根と格子の飾り窓、尖った塔の目立つ建物が見えてくる。1908年に完成したチューダー朝建築様式の建物、かつてバスハウスだったロトルア・ミュージアムは、見逃してはならないNZが誇る建築物の一つだ。
(*Prince's Gate Archway:1901年に、Duke and Duchess of Cornwall and York (後のジョージ5世とクイーンメアリ: King George V and Queen Mary)の訪問に敬意を表して建てられ、後に此処に移築された。)
中に入ると、重厚な木造建築様式の高い天井、受付デスクの後には、らせん状の階段が両側にあり、外観以上にすばらしい建築だ。ガイドによるツアーが無料だ。ガイドさんに付いて、かつて、The Great South Seas Spa として、世界中からCureland(療養地) として人々が訪れていたという、建物左の地下にあるバス・ハウスの歴史の後を見て回った。バス・ハウス、と言っても、当時、病気の治療に使われていたというこの施設では、泥風呂、電気治療や、熱風サウナ風の地獄攻め?治療法が行われていたらしい。地下のは、たくさんの大きな梁が建物を支え、天井にはお湯の通っていたパイプや、電気コードらしきものが蛇のように配管されている。こんな地下に大掛かりな浴室施設があったなんてとても興味深い。
ミュージアムの右側にある資料室では、豊富な写真と共にロトルアの歴史を知ることができる。ロトルア地方は、Mt.Tarawera(タラウェラ山)を中心に火山地帯で、火山の爆発によって形成された美しいピンクと白のテラス地形と温泉とで、かつてNZで最初の観光地として繁栄した。1886年のタラウェラ山爆発により、マオリの集落や、ワイロア村(Wairoa village )が溶岩の下に埋没してしまった。Wairoa village は、"埋没村:The Buried Village" として、観光客が訪れる史跡のひとつになっている。
その他、ガバメント・ガーデン内にあるブルー・バス(TheBlue Baths)、現在インフォメーション・センターになっているOld Post Office(古の郵便局)などの一連のチューダー朝風建物、歴史的建物、等等、ロトルア湖の周りには、たくさん楽しめる所がある。
(*地下のお風呂跡の写真など、たくさん撮ったものが消滅しています。「(°へ°)・・サイトで、あるいは、是非自分の眼で確かめに行って、見てください。上の写真は、25日に撮ったもの)

2009年6月26日

NZの隅々を旅するの記7-4b

2008年12月25日Paradise Valley Springs
クリスマスで、商店街も、ロトルアミュージアムも、お休み。仕方ないので、ミュージアム見学は明日に持ち越し、外観の写真だけ撮る。その後、Paradise Valley Springsへ。入場料$26也。ここは、野生の鳥や動植物の自然公園。まずは、1970年代に、サーカスを退職した後のライオンを引き取って始めたというライオン園へ。現在いるライオンは、全員ここで生まれ育ったライオンだそうだ。えさやり時間が、毎日午後2:30からということらしく、偶然、丁度の時間に来たようだ。飼育係の青年が説明しながら大量の生肉を折の中に投げ込むのを見た後、自然公園の中へ。
自然のブッシュの中に作られた歩道を、歩いていくと、あちこちに、動物たちが柵に囲まれただけの放し飼いに。ロトルアのブッシュに生息していたというワラビーの親子。写真は、小さいお母さんのお腹の袋から出たり入ったりする赤ちゃんワラビー。
いのししの親子。うまれたばかりらしい赤ちゃんが4匹。お母さん?いのししが、軟らかそうな土にくぼみを掘って子供たちをくわえて入れた。生みっぱなしにする親が多い人間社会。母性本能は、人間より動物の方が強いのかも?
澄んだ小川に泳ぐ虹鱒、うなぎ、黒鳥、ダック。写真は、うなぎ。NZのうなぎは、種類が違うのか?とてもでかく育つようだ。どこかで、体長1メートル近いのを見たことがある。うなぎの蒲焼が何人分取れるだろう?などと、想像しながら見るせいか、今日は、でかいのは現れない?ようだ。
湧き出る水は、天然純粋、ペットボトルに詰めて販売されている。ここは、前回訪れたRainbow Springsと間違えるくらい場所も近く雰囲気も似ている。

2009年6月23日

NZの隅々を旅するの記7-4a

2008年12月24日 Rotorua
3日間のぜいたくな専用別荘に別れを惜しんで、一路ロトルアへ。コロマンデル半島からBay of Plenty の海岸沿いに走りたかったが、時間がかかりすぎるのでThames - Paeroa - Waihi - Tauranga - Rotorua(約3時間)という内陸コースを取る。

ロトルア(参考:市内マップ)市内に入ったとたん、硫黄な臭い!!まさに、ここは温泉街!!まずは、お宿に。クリスマスシーズンとあって、ホテル探しを2ヵ月前に始めたにもかかわらず、7泊を1箇所で取るのは困難で、3日間、エメラルド スパ・リゾート(Emerald Spa Resort)というモテル(ここは、5号線沿いのFenton street にあって、街に近くけっこう便利なロケーションだ)。その後4日間は、30号線沿いのSala Street にあるAtsalaというアパートメントモテル(ここは、サイトの写真とは、かなりイメージが違いがっかり)。

エメラルドスパは、2階建てのモテルで、2階にある2DKのお部屋に案内された。バスルームには、4人一緒に入れそうな大きなスパに、シャワールームとトイレが付いていてかなり広い。キッチンは、簡単な食事を作れる程度の設備しかないので、夕食は、外食か takeaway (takeout)などで簡単にすることになりそうだ。

まずは、近くのスーパーマーケットPak'n Saveで買い物。街の中を回って、インフォメーションセンターで地図や観光などの情報を入手して、近辺を散策。街の中心街のショッピングモールは、クリスマスツリーや飾りで賑わっているが、かなりの規模で、ウィンドーショッピングで歩き回るだけで結構疲れる。それに、やはり暑いクリスマスでは気分が出ない?

前回来た時は、2泊のパックツアーで、マオリ村を訪れ、フカフォール、マオリアートスクールを見たくらいでほとんど何も出来なかった。今回は、1週間泊まれる贅沢をできるので、のんびり温泉につかったり、歴史的建物や自然をたっぷり見て回りたい。

夕食は、ロトルア湖畔にある、Sudima Hotel のレストランで。駐車場のところで硫黄の強い匂いがし、見ると岩の間から温泉が吹き出ている。すごい湯気だからかなり熱いに違いない。流しっぱなし?なんて、もったいない・・・と、思いながら、レストランへ。 FiveFlax (近辺のワイナリー産)の白ワイン(Sauvignon Blanc)、cheese board(チーズの取り合わせ)、パンの取り合わせ、クリームスープ、NZ産のグリーンマッスル、カキ、帆立貝などのシーフード料理、それに、姉のために欠かせないポテトチップス、などで、クリスマスイブを、ささやかにお祝い。
(写真:ロトルア湖の黒鳥・・・この日撮った(はず?の)写真がどこにもない?のです・・・)