2012年12月31日月曜日

Countdown to New Year 2013


新年へカウントダウン

12月31日、大晦日、今頃、日本では、紅白を見てる頃かな?その後、年越しそばを食べながらテレビで除夜の鐘を聞いて新年を迎えて・・・あ~~、もう6年ほど、ご無沙汰だな~~・・・

今年の大晦日は、久しぶりに、ダウンタウンのスクエア(Square:街の中心の広場)のカウントダウンに出かけてみた。

5時から12時半まで、スクエアでは、仮設舞台で、ロックバンドがにぎやかに演奏。

舞台の前の広場は、敷物を引いたり折りたたみ椅子を持ちこんだりして、子供連れの家族や若者、カップル、あるいは友達同士らしい人たちで一杯だ。チップスやホットドッグ、飲み物などの屋台が広場の横にずらりと並んでいる。

お巡りさんが、巡回し、救急車も2台、待機している。この辺り、ダウンタウンは、アルコール類は、外に持ち出し禁止になっている。飲みたい人は、パブの中でしか飲んではいけないから、外で酔っ払いを見かけない。実にお行儀が良い。

子供のカウントダウンの時間は、9時半から9時45分まで。その後は、お家に帰ってお休み・・・ということらしい・・・でも、今夜は、親の保護の元にたくさんの子供達が残っている。

その後、12時前まで、オールディーズのロックミュージック。舞台の前にだんだん皆寄ってきて、踊りながらカウントダウンを待つ。私も、若者に紛れ込んで踊る阿呆になる。


やがてカウントダウン。10、9、8・・・・・・1、0~~!




ハッピーニューイヤー!

あちこちで、ハグやキス、そして、Auld Lang Syne(蛍の光)の大合唱。



と、後ろのビルから花火!皆、一斉に後ろを向き、歓声が上がる。



NZから、4時間お先に、明けましておめでとうございま~~す!
今年もどうぞよろしく~~/

2012年12月3日月曜日

Christmas Parade in Square '12

スクエアのクリスマスパレード ’12

もう師走!
12月1日(土曜日)、Squareを中心としたクリスマスパレードに、行ってみた。2008年以来、4年ぶりだ。

おなじみのSquareのツリー。広場(Square)は、赤十字主催のマーケットで賑わっている。


目抜き通りにある古い教会、All Saints' Anglican Churchでは、ちょうど結婚式が終わったところらしい。折からの強風で、花嫁さんのベールが風になびいている。


スコットランドのパイプ楽団:Scottish pipe band





マナワツラグビーチームManawatu Rugby Union)。 Manawatu Turbosのマスコット、*Turboman(*turboとは、パーマストン名物の風力発電のタービン:turbinから来ている。)が、愛嬌をふりまいている。



民族衣装でパレード:韓国ソサエティ


小学校や、ダンスのグループなど、色々な団体からの参加


 メインの、サンタパレード:サンタはどこ?向こう側に座っているから見えない。

今年は、2008年に比べ、とても参加が少なく、寂しいパレードだった。学園都市パーミーでは、今年、マッシー(Massey University)やUCOL(The Universal College of Learning )など、教育機関が、どこも学生数の減少により職員の人員削減をしているという。経済状態の悪化を象徴するかのようなパレード・・・ユーロ危機は、NZにも暗い経済恐慌の影を落とそうとしているのだろうか・・・?

2012年11月25日日曜日

"Have A Say Day" Gala


コミュニティのガラ
金曜日(11月24日)の午後、スクエアエッジ(Square Edge)のクラフトグループの部屋で、作業をしていると、アートセンターのジョンが来て、明日、ロスリン(Roslyn)地区のコミュニティがガラ(お祭り:Gala)を開催するので、そこでクラフトグループの作品展示即売をしたらどうかと、もち掛けてきた。別のクラフトグループの組織の女性も来て、一緒のテントでしようと言う。

クラフトグループのメンバーのラマニやヤスミンは手作りのカードや栞をたくさん作っていて売りたいので大喜び。急きょ、土曜日は、11時から5時までテントの下で作品展示即売をすることに決まった。

土曜日、私も、これまで作った小物作品をかき集め会場へ。場所は、ライフ教会(Life Church)の横の、ノートン公園(Norton Park)。

奥に長い公園の中の両側には既にテントや遊技場が設営されている。クラフトグループのメンバーの姿を探しながら奥の方に行くと、一番奥にはコンサート用の設営舞台があり、その近くのテントに、グループコーディネーターのようこさんと他3名のメンバーが既に来ていて、テーブルの上にあれこれ作品を並べている。私も、エプロンや小物を置いて準備。

やがて、市長のJono Naylor が、舞台であいさつ。今日は、色々な組織からの寄付により、無料で、子供たちの遊戯施設、本やBBQソーセージ、果物など、振る舞われるそうだ。移動図書館やボーイスカウト、安全運転、地域の安全のための情報などが提供され、名付けて"Have A Say Day(発言権を行使する日?)" だそう。(写真は、Army Bandの演奏)

ロスリン地区は、ブータンなどからの難民がたくさん住んでいる地域で、また住民の年齢層が若いので、「ロスリン教育とコミュニティ健全グループ(Roslyn Education & Community Health group:REACH)」が組織され、今日は、そのREACHが初めて企画したガラたとのことだ。

舞台を挟んで、右側にはソーセージのBBQ(Sausage Sizzling)の台が3つ。見ると、4~5人のお巡りさんたちがソーセージを焼いて大サービスしている。

そのうち、BBQの後ろの草地で何か始まった。マオリ?らしき人々が、迷路のようにロープで囲われた中を厳かに歩いている。Naylor市長と、前回の選挙で国会議員に当選したギャロウェイ(MP Iain Lees-Galloway)氏が、儀式に参加している。(写真:真中の二人:黒Tシャツが市長、後ろの白シャツがギャロウェイ)



 その後、数人が囲いの真中にスコップで土を掘った。どうやら、地鎮祭(groundbreaking)らしい。公園のこの空き地は、ロスリン地区のコミュニティガーデン(community garden)になるとのこと。ロープで囲われた所に地域の子供たちが野菜を植えたりする菜園ができるのだ。

この辺りは、都心から離れた所にあるせいか、いまいち、人出が少ない。皆、無料のソーセージには行くけど、有料のクラフトやコーヒー屋さんにはなかなか来ない。

顔に、ペインティングしてもらった子供たちが、ようこさんが考案したクイズ盤やフィッシングをして楽しんでいる。



スパイダーをペイントしてもらっている男の子が二人ヤスミンのカードを見て、これも無料?と聞く。「有料だよ」というと、親を連れて来て「買って」とねだる。でもカード2ドルと聞いて、親は「ダメ」と、一言言って去って行く。多分、「今日は全て無料」と聞いてきた人たちだろう。皆、財布のひもは固い。

スリランカからの難民、ラマニは、たくさんのクリスマスカードや栞を作って所狭しと並べてるけど、あまり売れない。気の毒だから、私も栞を1枚買って、売り上げに協力。バングラデシュ移民のヤスミンも、全くカードが売れない。これも、1枚買って、売り上げ協力。で、私は?・・・というと、結局、何も売れず仕舞い。

お隣のテントでは、教会(St. David's Presbyterian Church:舌をかみそうな名前)からの協力出店で、無料で古本を提供している。私は、NZの雑誌"Women's Weekly"を5冊いただいた。やっぱり、無料は嬉しいものだ。だからって、時間かけて作った作品を無料で提供なんて・・・ね、できません。

終わり頃、背の高い ’美しすぎる(という表現-が日本で流行っていたと思うけど?-まさにぴったりの)”ポリスウーマンが来て「協力ありがとうございました。今度またこういう機会があった時、是非参加してくださいね。」と、お礼を言ってくれたから、感激。NZのお巡りさんは、ほんとに親しみやすくてかっこいい!国民からすごく親しまれ、愛されているのもうなずける。

お祭りで、歩いて回って見る側から、ストールの内側に座って売る側を初めて経験。ちっとも売れなかったけど、とても楽しかった。え~え~!もちろん、また参加させていただきますとも!

2012年11月16日金曜日

Dishes-- Do you rinse?


皿洗いの後、濯ぎますか?
15年ほど前、NZに来て2週間ほど英国移民の家にホームステイした時、最初のカルチャーショックは、食器の洗い方だった。

シンクに溜めたお湯に洗剤を入れ泡だらけにし、そこに汚れた皿やカップをごったに入れ柄付きブラシでごしごし洗った後、シンクの横の溝の付いた水切りに載せ、泡の付いたままのそれらを布巾で拭いて、収納場所に納める。

あるいは、泡だらけのバスタブに子供を入れてシャンプーをして、その後、泡だらけの髪の毛から体まで、バスタオルで拭き取ってお終い。食器も身体も”濯ぎなし”だ。

その後、15年経っても、ほとんどの英国系移民の家庭では、いまだにこの大英帝国の伝統的”濯ぎなし”を踏襲しているのを身を持って体験してきた。

一番新しい経験として、今週の水曜日、U3AのCurrent Affairs (時事問題)Groupの集まりに行った時のこと。

この日は、主催者の方の家庭に不幸があったため、急きょ、ある街の集会場(community centre)を借りて行われた。10時に始まり、いつものように活発な意見交換の後、モーニングティー。

12時に会が終わって、カップなどの汚れものを洗う手伝いをしようと、キッチンに行った。会員の英国系の上品な雰囲気のご婦人が二人、多分、当番なのだろう、後片付けを始めていた。

シンクには、お湯が貯められ、たっぷりの泡が・・・悪い予感がして、私は、急いでカップやお皿をシンクに入れ、さっさと洗ってしまおうと企む。柄付きタワシでカップや皿類を洗い終わった後、栓を抜いて泡だらけの水を流し、水を出して濯ぎ始めた・・・とたんに、血相を変えたご婦人のひとりが、駆け寄ってきた。以下その会話:

彼女  "何をしてるの!!?"と叫んで、またシンクに栓をした。
私   "濯いでいます"
彼女  "Waste(もったいない)!全部洗ったの?!"
私   "はい。洗ったので濯いでいます"
彼女  "Waste!!"
私   "でも健康のためにも濯いだ方が・・・・"
彼女  "・・・・" 無言。またブラシでゴシゴシ洗いだした。
私    "でも、広いお庭にあれだけ水を撒くのだから、wasteとは言えないのでは??(余り良い例ではなかった・・)" と、食い下がる。

彼女  "・・・・" 完全無視して、ひたすらゴシゴシ。

こりゃダメだ!かつての大英帝国の誇りを引きずり、黄色いアジア人の意見など、聞く耳は持たない、と言いたげに、”Waste”を2言言っただけで完全拒否だ。私は、"Thank you for your hard working"と言って、早々に退散した。

水不足が深刻なオーストラリアでも、英国系移民の間では、この"濯がない習慣"は生きている。節水のため・・・「ならば、衣類も、洗濯した後濯がずに干したらどうだ~~!」と言いたくなる…いや、あの時、そう言えば良かったと後で思ったけど・・・(too late・・時事問題のトピックに持ち出そうかしら??

でもね~~、この"濯がない" 英国移民の子孫たちも、結構長寿なのだ。この前も、100歳のお祝いとかで、大家族に囲まれた英国系のおばあちゃんの写真がフリーペーパーに載ってたし・・・~~;

いったい、食器類に残った洗剤が身体に及ぼす影響って???日本では、手荒れとか、アトピーとかは、報告されているけど、洗剤が皮膚に及ぼす影響で、身体の中に食器と共に直接入ることについての研究は?探したけど、見つからない。

世界で一番清潔な国日本の国民は、清潔にし過ぎて免疫力が弱くなってきている? 

"health paranoid country Japan!"とNZの医者にも言われた位、確かに、日本のテレビ番組やインターネットは、健康に関する情報をこれでもかとばかりに流し、国民は、その流れに乗らなければ、健康を害す!癌になる!と、右往左往?

でも、例え、健康にさほど影響は無い?としても、世界一繊細な舌を持った国民?の一人を自負する私個人としては、やっぱり洗剤が残ったままのグラスで、カップで、ワインやコーヒーを飲みたくはない・・・

(参考:"漱がない"ことに関しての面白い書き込み)
http://forums.egullet.org/topic/41408-dishes-no-rinsing-in-water-after-washing/

2012年10月8日月曜日

WOW 2012

World of Wearable Art Awards Show 2012

NZが世界に誇れるイベント、WOW (World of Wearableart)。一言で語れないこのショー、WOW のウェブサイトからかいつまんで説明すると:

「・・・1987年、南島のネルソン(Nelson)でアートギャラリーのプロモーションとして始まった。ネルソンの彫刻家 Dame Suzie Moncrieffが、ライブ劇場ショーという形式によるアートエクシビションを考えた。以来、国際的に認められてきた。毎年、NZ国内だけでなく国外から150以上のデザイナーがそのユニークな創作衣装で優勝賞金約$150,000を競う。Marlborough地方 Nelsonのワイナリー、Brancott Estate、がスポンサー・・・」とか・・

7部門(Children's Section、Open Section, Illusion Section、 Avan Garde Section、 creative Excellence Section, Bizarre Bra Section, South Pacific Section)で、その創造的なデザインを競い合う。

かねてから、一度観たいと思っていたのだ。今年、ついにその念願が叶った!今年の2月に、思いがけず、某人よりWOWのチケットをプレゼントしてもらったのだ!10月6日(土)14:00からのショーのチケットだ。今年は、日本にも帰らないし、少しばかり、贅沢して、首都ウェリントンへ10月5~6日、2泊3日のショーツアーを計画!!お宿も、6月に予約。そして、待つこと半年。ついにその時がやって来た!
ショーは、10日間に渡って、TSB Bank Arenaで開催される。私は、カジュアルなワンピースで、相棒には、ブレザーにアスコットタイなどさせて、少し、ドレスアップ?して行ったけど、ここは、やっぱりNZ!気取った服装の御仁はどこにも見かけない。ほとんどが、Tシャツにフリースジャケットの普段ルック。たまに、このショーに合わせたように凝った服装のグループもいるけど、ほとんどが、”いつもの恰好”で来ている(こんな時くらい、少しおしゃれをして行ってもいいんじゃない~~??って思うのは、やっぱり田舎者か?・・・)

中に入って、まずはプログラム(20ドル也)を購入し、WOWスポンサー、Brancott Estateのワインの試飲コーナーで、試飲。やっぱり、まずは、世界的に有名になったSauvignon Blancだろう。ウン、やっぱり美味~~!

WOWショップには、WOWのカレンダー、CD、DVD、マグネット、オペラグラスなど、様々。マグネット(40センチ大)が欲しかったけど25ドル!!何でも高い~~!結局、何も買わなかった。
席は、vip席$3700ドルから末席$50まで、様々。我々の席はスタンダード席の$95。後ろの方から4番目位の席で、舞台は遥か彼方。やっぱり、オペラグラスが要ったかな~~;

子供たちのショーも、全国の小中学校や地域で選ばれて出てるのだから、さすが独創的で素晴しい。




オープン・セクション、イルージョン・セクションなど・・・いずれも、NZだけでなく、広く海外から参加しているのだ。次から次へと、舞台は変幻自在、休憩時間なし2時間のショーで、一流の振付によるダンス、ミュージック、幻惑的な照明、度肝を抜く装置、衣装、が華麗に、あるいは前衛的(avant garde)に、変幻する。息をつく暇もないほどだ。

衣装が、間近で見られないのが残念だけど、壮観な舞台装置を全体的に見渡せるから、これはこれで捨てたもんじゃない。でも、次は、vip($370)…とまでは言わないけど、せめてプレミアム($125)席で観たいものだ。とりあえずは、過去のショーは、U-Tubeで、ショーの入賞作品は、ウェブサイトで見ることができるから、それでガマン・・
WOWは、パリコレみたいな気取ったファッションショーじゃない。奇妙奇天烈?奇想天外?ユニークでテーマがある衣装が必須。つまりwearable(着得る物)であれば、限りなくアイディアをフル活動させられるコンペだ。

日本の国民的行事(?)番組、紅白歌合戦で、歌手の小林幸子が見せる衣装だったらこのショーにエントリーできるかも?!それで、日本から、「WOWで小林幸子を見るツアー」とか、できたりして・・・それこそWOW(ワウ~~)!!今、日本からの観光客数が低迷していると言うから、これでNZに大いに経済効果をもたらすかも?!

いずれにしろ、素晴しいショーだった!!
大満足~~V!!

2012年10月2日火曜日

U3A Manawatu 3

Music Appreciation 1

第1月曜日は、U3Aの音楽鑑賞(Music Appreciation)グループの日。

1時半から始まるのに、1時20分頃、あせって車を出し、途中で、ふと腕時計を見ると、あれ、まだ12時20分じゃないの?出るの早過ぎた・・・・と、また戻ろうとして・・・え?そんなはずないでしょ?家の時計は、確かに1時20分近くだった・・・そうだ昨日の日曜日(9月30日)から、サマータイム(Daylight Saving Time)なのに腕時計1時間早めてなかった・・・また、急いで目的地へ。

それでも1時半にジョン(John)の家の前に着いた。一度来たところだけど、何しろ同じ番地に車がやっと通る位の狭い通路を共有した家がAからDまで奥に曲がりくねって5軒並んでいる。その一番奥にあるDが、主催者Johnの家。間違ってCに入りそうになる・・・オッと、もう一つ奥があった。

つき当りの家。ドアのノブの下のカギ穴には、鍵の束がぶら下がっている。何と不用心な・・・ドアをノックすると、銀髪の上品なご婦人が出ていらっしゃった。この前来た時は、お会いしなかったけど、Johnの奥様みたい。

「あの~~、音楽鑑賞の~~」
「どうぞお入りください。リビングにもう皆さん集まっていますよ。」

今日は、どうやら、リビングであるらしい。リビングの奥に、大きなテレビが壁に掛けてある。2階にあったのと同じソニー製のこれも60インチくらいありそう・・・

Johnが、DVDを操作している所だったソファや椅子には、すでに、男性一人。女性4人が座っている。3人がけソファの真中が開いていたのでそこへ座る。その後、女性が2人増えて(このグループも、御多聞にもれず、長寿な女性ばかりみたい?)、Johnが説明をし始める。

「このDVDは、NZでは買えません。韓国か、日本か中国でしか手に入らないものです。字幕がどこかの国の言葉ですけど、日本語かな(私に向いて)?」私「いいえ、韓国語です」

一人一人に今日の演目をプリントして手渡してくれる。楽典は、チンプンカンプンだワ~~;

Music Video Plays

1.DVD  Sir Roger Norrington Conducts
         Haydon Festival Eisenstadt, 2000
         Haydon Franz Joseph born Rohrua, Lower-Austria 1732-1809

      Sympony in Bb major No,85 'La Reine'
          1st. mvt. Adagio - vivace
          2nd. mvt. Romance; Allegretto
          3rd. mvt. Menuet; Allegretto
          4th. mvt. Finale; Presto
      Eisenstadt Haydon festival Orchestra
                  Conductor Sir Roger Norrington
                              Spectrum DVD SPD-1227  published 2000

2. DVD Oucerne Summer festival 2010
   Mahler Gustav born Bohemia  1860-1911
   Symphony in D major No.1. 'Titan'
         1st. mvt. Langsam, schleppend
         2nd. mvt. Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell
         3rd. mvt. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
         4th. mvt. Sturmisch bewegt

   Prokifiev Sergey Sergevich born Ekaterinslave Russia 1891-1953
   Conserto for Piano nad Orchestra in C major No.3 Op.26
        1st. mvt. Andante - allegro
        2nd. mvt. Tema con variazioni
        3rd. mvt. Allegro ma non troppo
           Yuja Wang piano
   Lucerne festival Orchestra/Claudio Abbado Conductor

まずは、DVD1から。ハイドン(Haydon)だ!美しい街オーストリアのアイゼンシュタット(Eisenstadt)で毎年開かれるHaydon Festival 2000のDVD。モニターの両側に置かれたスピーカー。今日は、3Dではなく、ステレオらしい。ハイドンを聴くなんて、本当にウン十年ぶり?素晴しいEisenstadt PalaceのHaydon Hall。こんな実際の音楽ホールで、オーケストラの演奏を鑑賞したのは、いつのことだろう。NZに来てからは、全く縁遠くなってしまった。それにしても、大きな画面でオーケストラをドアップで聴くなんて、初めての経験。指揮者の顔が、ほぼ実物大だ。思わず惹きこまれて音楽の世界に没頭。

オーケストラのそれぞれの楽器が大写しになる。すると、あ~、今、フルートだ、バイオリンだ、ホルンだ、クラリネットだ・・・・と、音と楽器が一致して聞こえるからすごい!実際の音楽会で(たいてい遠い席だから)聴いていても、ろくに楽器のことを知らない私には、今どの楽器が奏でているのか聞き分けることは難しいのに。

次は、DVD2のルチェルン(Lucerne)・サマーフェスティバル2010。Johnは、中国人女性ピアニストYuja Wang(演奏:U-Tube)を先にplay。若くてほっそりとしたからだのどこからあんなエネルギーが出るのだろう!力強く、時に、囁くように、10本の細い指が鍵盤の上を踊り狂う。楽譜なしだ!

この後、アフタヌーンティーをいただき、メンバーの方たちと、歓談したり、チューリップやフリージヤ、ウィンターローズなどが咲き乱れる美しいお庭を堪能し、さて、3つ目の演目はマーラー(*Mahler)。(*このU-Tubeでは、No.9となっている?)
    
こんな日頃なじみのない曲をもし演奏会場で聴いてていたら、心地良くて眠ってしまうかもしれない。でも、テレビの大画面にclose upする楽器のひとつひとつを音と一緒に感じながら聴き入ると、アドレナリンが身体を駆け巡るような、興奮を覚えて、眠気なんて起こり得ない

DVDで、こんなにも感動するとは!!演奏が終わって、皆思わず拍手。ルチェルン(Lucerne)の聴衆も総立ちになり拍手がいつまでも鳴りやまない。指揮者は、何度も何度も舞台に出て来てはあいさつをする。聴衆の感動が本物だと言うことが、DVDの画面を通しても、十分に伝わる!

胸が幸せな感動で一杯になる。こんなに心打たれて音楽を聴いたのは、久しぶりだ。やっぱり、CDは、バックグラウンドミュージックとして聴くのに適しているだけなのかも?目と耳を総動員して聴くのとは大違いだ。約2時間のホームコンサートは、あっという間だった。

日頃、ロックやオールディーズばかり聞いてるけど、クラシックミュージック(classical music)は、決して嫌いじゃない。むしろ、聴きだしたら、のめり込む。人々に感動を与えてくれる名曲は、クラシックだろうとロックだろうと永遠不滅だ~~v・・・

帰り際、Johnが、「今週の木曜日、2時から、3Dセッションをします。演目は、歌劇カルメン。」
「ワオ~~!!私も、来てもいいですか?!」「もちろん、いらっしゃい!」

2012年9月21日金曜日

U3A Manawatu 2

Current Affairs Group

19日(水曜日)、U3AのCurrent Affairs (時事問題)Group の集まりに行ってみた。2週間毎の木曜日、Bryan Ibell(ブライアン・アイベル)氏宅で10時から12時まで開催される。

場所は我が家から比較的近いVictoria Avenueから入った袋小路(court)にある。Google Cromeのマップで調べて出かけた。お家は、行き止まりの路地を入った所にあるので、表通りに車を停めて来た方が良いと言われている。どうやら、今日は、この通りは、ごみ収集日らしい。歩道に黄色い色の蓋のリサイクルビン(Recycle bin)が各家の前に出ているので、駐車する場所も限られる。収集車が来てビンを持ち上げる時、車が邪魔にならないかしら?

地図を片手に、袋小路を番地を探しながら歩いていると、奥から出てきた車が止まり、ハンサムなロマンスグレーが窓を開けて「どこかお探しですか?」と聞いてくれる。

番号を言うと「アイベルさんの所ですね?すぐその向こうのお家ですよ」。素敵な紳士だワ~~

Ibell家の敷地には、既に車が3台停まっていたけど、もう1台停まるゆとりはありそうだ・・車を取りに行ってここに停めた方が・・・と、思ったとたんに車が1台入って来た。残念。

家の中に入ると、すぐに男性が迎えてくれた。ホストのIbell氏のようだ。案内されたお部屋に入ると、ワォ~~!!部屋の周囲にずらりと並べられた椅子は、ほぼ女性で埋まっていた。その女性たちが一斉にこちらを見たので、あせって早口で自己紹介。
ピュ~~;!!!

なり年配?の女性たちばかりのようだ。中には90歳以上?と思える杖を持って座っている女性もいる。まさに、第3世代!

出席者15名中、男性は、Ibell氏を入れて2名だけ。やっぱり、NZも女性の方が長生きするようだ??20畳ほどの部屋は、マントルピースに埋め込まれたガスヒーターが点火されていて、暖かい。時事問題を主催する方だけあって、難しそうな書物が本棚やテーブルに所狭しと置かれている。

Ibell氏の司会のもとに、次々と最近のニュース記事についての意見が出る。お隣の女性が、一番活発に話す。お年寄り独特のもごもごとした発音で、どうにも聞き取りにくいけど、彼女は、とても熱心にニュース記事を読んできているようで、次々と話題が切れない。

だんだん、他の人たちも活気付いて、教育問題から、地震対策問題、若者の飲酒問題・・・などなど、話題は尽きない。でも、黒1点の男性参加者は、女性たちのおしゃべりに圧倒されてか、寡黙だ。

1時間半後に、モーニングティー。紅茶かコーヒーに、クッキーが用意してある。小さな空き缶には、色々なコインが。隣の女性が「コインのドネーション(寄付)よ。強制ではないから、適当に入れたらいいのよ。」と教えてくれた。2ドルコインを入れて、紅茶とクッキーを頂く。ホストは、お茶の準備や光熱費など、何かと経費がかかるのだから当然だ。お茶をいただいていると、皆さんが次々と話しかけてくれる。とてもフレンドリーな方たちだ。

最後にアイベル氏が、「このグループは総勢25人になり、全員来たら、部屋に入りきれないし、話すチャンスも限られるので、別にグループをもう一つ作る話が出ています。新しいグループの主催者の方の連絡先に、変わられる意志のある方は連絡してください。」と言う。

でも、慣れ親しんだこのグループを離れたいと言う人はいない模様。今日参加したばかりの私が、新しいグループに行くべきかもしれない。次の集まりの時に、どうなるか分かるかな?

それにしても、次は、私も何か喋れるよう準備して行かねば・・

2012年9月7日金曜日

U3A Manawatu


University of the 3rd age
第三世代大学塾

先日、図書館のウェブサイトから、U3Aのウェブサイトにサーフィンしてとても興味を持った。この活動は、70年代半ば、フランスを発祥の地として、世界中に広まったと言う。NZでは、16の地方に60以上の支部ができているらしい。

日本では、いきいき生涯学習塾・U3A大阪(第三世代大学塾)(NPO法人 エイジコンサーン・ジャパンU3A連盟)として、活動を行っているようだ。

私は、学生の頃から勉強嫌いだったので、頭の中はまだ十分に空き地があるまま、いつの間にかリタイアする年齢になってしまった。何か仕事をしたくても、経験も知識もない者は、面接さえもしてもらえない現実の厳しさに、最近落ち込んでいた。

そうだよね・・・いまさら、仕事?皆がリタイアしてるって言う年齢で??この地の果てで、自分の存在が、社会の中で、見えないなんて・・・生きている?いや、息をしてるだけ?

歳を経る度に、自分の知識のなさに驚愕する。でも、若い時に、知識の宝庫の扉をノックして、ちらっと開けてみただけで終わってたつけが回って来たのだから、自業自得。陶芸をしたり、編み物や手芸をしたりしても、何か、充実感がないのもそのためかもしれない。このU3A活動は、私のダレきった空っぽの脳を少しは刺激してくれるかも?
 
"Never too late to learn or Never too old to learn"だ!!

私の住むマナワツ地方(Manawatu Region)は、2000年にU3A活動が始まり、20012年現在、音楽鑑賞(Music appriciation)、アート鑑
賞(Richness and pleasure of ART)、詩(Poetry for pleasure)、NZ歴史(NZ History)、哲学(Philosophy)、科学(Science for all)、スケッチ(Sketching)、ウォーキング(Exploring walkways)、読書(Book discussion)、伝記(Biography)、戯曲(Play reading)、論文のシンポジウム(Symposium)、古の英国コメディ(Classic British comedy)、DVDで映画(Video movies) あるいはオペラ(Video opera)を楽しむ、天文学(Astronomy)、時事問題(Current affairs)、ライティング(Creative writing)、古本修理(Book binding)など、23グループが活動し、180名以上の会員がいる。

早速、興味のあるグループの情報収集。まずは、音楽鑑賞グループと時事問題グループのコーディネーターに、メールをして参加したい旨を伝えた。その他、歴史や哲学(これは言葉の壁がネ~~?)も、面白そう・・・だけど、長続きするためには欲張らないこと。

と、次の日の夜、突然電話がかかった。音楽鑑賞グループのリーダー、ジョン・ウォード(John Ward)からだった。彼は、私のメールを読んで、電話する方が手っ取り早い?と、名字から電話帳で検索してかけてくれたらしい。とてもフレンドリーな方で、長いこと電話であれこれおしゃべりした。

第1月曜日の13:30から定期的に彼の家で音楽鑑賞をやっているとのこと。でも、明日(6日、木曜日)、2時から3Dミュージックや3Dムービーについてのお話やデモンストレーションをするから良かったらおいでと言う。ラッキー!

と言う訳で、昨日、2時、ジョンのお家に伺った。既に3人のメンバー(女性1、男性2人)が来ていた。ドアを開けて入ると、部屋の壁のラックには、びっしりとCDが並び、何やら機械も置いてある。そこから階段を2階へ。

階上は、天井が高く3角になっていて、太いむき出しの木材の梁からは、3角形のスピーカー(自作だそうだ)が4つ、模型飛行機(これも自作)が5~6機ぶら下がっている。

こも両壁際の収納棚や引き出しには、CDやDVD、年代物みたいなレコードがびっしりと埋め尽くされている。20畳くらいはあり
そうな部屋だけど、スピーカーやアンプなどのオーディオ機器が一杯で、置いてある椅子に5~6人座ると、ほとんど空間が埋め尽くされた感じだ。スピーカーは、YAMAHA製の他に自作の物も含めると、20個以上あるらしい?

小さなタイプのジュークボックスもある。

テーブルの上や横には、数え切れないほどのボタンと、モニターの付いた(多分Digital 
mixing console?)機器など、がいくつもあり、マニアぶりが窺える。

バイオリンやギター、ピアノも置いてある(彼自身、オーボエ奏者だそうだ)。60インチのモニター、46インチ?位のモニター(いずれもPanasonic製)、が3台。3Dカメラ2台。その他、私には分からない機器がいっぱい。

ジョンは、これらの機器を使いながら、モノラル、ステレオ、あるいは3D、それ以上?で聞く音の違いを、熱く語ってくれる。音感の鈍い私でも、音の違いは、明らかに分かる。でも、音響を自在に変える理論は、たとえ日本語で聞いても、チンプンカンプン。

でも彼の話す様子から、穏やかで優しい人柄、並々ならぬ音楽への情熱を熱く感じることができ、また、参加していたメンバーの女性、ダフネも、他のグループ活動に付いて色々教えてくれる優しい人で、私はすっかりこのグループのファンになってしまった。

子宝7人と孫17人に恵まれているというジョンは、講義が終わって、美味しい紅茶を淹れてくれて、「音楽が聞きたかったら、いつ
でもおいで」と言ってくれる。

もちろん、もちろん、よろしければいつでも、来させてもらいます!

子供のころから、好きなことを追求して止まない人たちが、リタイアした後、その知識と知恵を、他の人々にシェアしてくれる。色んなボランティア活動があるけど、熟年知識者のそういった活動の場を、もっともっと広げて行ったらボケもなくなるかもしれない。

ジョンを通して、U3A Manawatuの書記のクリス(昨日の集まりに来ていた一人)から、メンバーシップの申し込みフォームを添付した
メールが届いた。入会金10ドル。これで、色んなグループに入れてもらえるのだから安いものだ。

時事問題グループのコーディネーターからも返事をもらった。月2回、水曜日に、集まりがあるそうだ。

「このグループは、とても人数が多いので、発言しないで聞くだけの人も多いから、あまり喋れなくても全然気にすることは無いから是非いらっしゃい」と、思いやりのあるお誘いが嬉しい。次回は、9月19日だそうだ。楽しみだな~~!

2012年7月30日月曜日

Arts Recycling Centre in Palmy


アート・リサイクリング・センター
我が街、パーマストン・ノース(Palmerston North)は、人口77,000人ほどの小さな市だけど(市だからか)、まとまりよく、市民参加の、行事はもとより、リサイクリングへの取り組み、ボランティアワークなど、きめ細かな活動が盛んだ。


その取り組みの一つに、コミュニティアート(Community Arts)がある。街の中心のビル、Square Edgeで、アート、ダンス、手芸、など、色々な芸術の場を提供して市民の芸術活動を支援しようというものだ。でも、これだけだったらどこでもやってることで、珍しいことではないけど、これにリサイクル活動を加味している所が出色だ。


Square Edge ビルの裏にあるアート・リサイクリング・センター(Arts Recycling Centre:ARC)には、アートの材料になりそうなあらゆる物が、売っている。いずれも、家具屋、生地屋、その他あらゆるビジネスや個人からの寄付(寄付金の場合は、天引き寄付制度(payroll giving)により、その33%が戻ってくる)によるもの。お店番をしているのは、ボランティアの人たち。カーテンのサンプル生地、木綿の端切れ、洋服生地の端切れ、皮革、羊毛皮、レース、ジッパー、飾り紐、ボタン、絵具、糊等々、限りなく創作意欲をかき立てる材料が、いずれも10セントとか1ドルとか、安価で売っているから、嬉しい


このガラクタ同然の材料から、アート作品を生み出して、展示すれば、貴方も明日からアーティスト!


このARCの隣の部屋で、毎週、金、土曜日の1時半から4時半まで、クラフトグループ(Craft Group)を主催しているのは、日本人の Yokoさん。Yokoさんは、NZに来て40年ほどになるそうだ。手芸の得意なYokoさんは、このリサイクルアートセンターでボランティアをしていて、このクラフトグループを思い立ったという。リサイク品から、色々な物を生み出す楽しさを味わって、出来た作品は展示したり、即売したりする。


私も、5月の初めに、新聞でARCとクラフトグループの記事を読み、毎金曜日に参加することに。


材料は、ARCから、無料で持って来れる。あるいは、Yokoさんが、提供してくれている材料を使ってもいい。限られた半端の材料から、何を作ろうかと考えるのも楽しい。


ARCのコーディネーター、ジョン(John Barnes)は、財政が厳しいので、無料の材料で作った物は、できればARCに寄付して欲しいと言う。でも、いくら無料の材料とは言え、一生懸命時間をかけて作った物を、1ドルとか2ドルとかで売られるのは、やり切れない。で、時に、ゴールドコイン(1ドルか2ドルコイン)を寄付する、ということでジョンと合意。


毎週金曜日午後、クラフトクラブでおしゃべりしながら、物作りをする楽しさにだんだんはまって行く。まず、端切れでパッチワークのバッグを作り始めた。でも、クラブには、Yokoさんの私有物のミシンが1台だけ。これでは、仕事もはかどらない。出来上がるのに1カ月以上かかってしまった。凝り性の私は、ついには、ミシンを買って家でも作り始めた。


以後、クッション、エプロン、鍋つかみ、アームカバー(腕カバーと呼ぶのだろうか?は、いつも使ってとても便利してるので作って見る)、小物入れ、トートバッグ、など、次々と芸術(?駄)作品が生み出されていく。


いずれも、わずかな端布や材料で、ただ(あるいは、ただ同然)でできた作品。


でも、手間はかかる。ぶきっちょな上に手抜き得意の私は、仕上がりが雑・・・><; これでは、売り物にはならない・・・でも、自分で使う分には、OKよ。そのうち、プロ並みに上手に作って、少しは良い値段で売れるように頑張るからね・・・

2012年7月11日水曜日

House moving 2


お家の運び入れ
朝9時半頃、突然家の前が騒々しくなった。近所の人たちが集まってくる。何事かと外を見ると、家の屋根らしきものが垣間見える。ア~~!お家の引っ越しだ~~!


カメラをひっつかんで、急いで外に出る。見ると、前の道いっぱいにトレーラーが道をふさいでいる。各トレーラには無造作に切り取られた家が半分ずつ載っている。


近所から次々と人が集まってくる。学校が休みなので、パジャマのまま出てくる子供たちもいる。通行中の車も数台並んでストップ。野次馬は、私だけじゃないので心強い。カメラを持って見に来た人たちと共通の話題に会話もはずむ。


運び込んでいるお家は、我が家の前の134番地。ずいぶん前から"For Sale"の看板が出ている家だ。別に家を運びこむくらいだから裏に広い敷地があるのだろう。

フェンスの左側の狭い間口から、裏に入ろうとしている。やっとのことで小さい方の右半分が入った。
  
次は大きい方の玄関が付いた左半分。ところが、こちらは幅が広すぎて手前の家の屋根につっかえて動けない。どうやら、これ以上家を高く持ち上げることはできないらしい。


切り取られた家は、まるで、お人形のミニチュアハウスみたいに、間取りが見える。右側はお風呂?



トレーラーは左へハンドルを切り始めた。左の家の塀ぎりぎりに車を移動して手前の家の屋根から離れようとしているらしい。


リフトを少しずつ左に傾けて、どうやら屋根との間にすき間ができ通り抜けることができた。


1時間ほどかかって、やっと裏の敷地に運び込まれたようだ。


2008年の6月(ブログ)に、家の引っ越しを見たけど、あの時は運び出す方だった。今日は運び入れる方で、出かけてたらめったにないチャンスを逃すとこだった。ラッキ~!それにしても、古い家を半分に切って持って来て、つなげて住むなんて・・大地震の時大丈夫なのかな~~・・

2012年7月10日火曜日

Ice skate rink in the Square


アイススケートリンク
パーマストンノースの中心街の広場(The Square)に、スケートリンクが設置された。6月23日から7月22日までの1ヶ月間、子供たちの2週間の冬休みをはさんで企画された臨時のリンクだ。

時計塔の横の芝生の上に、35mX15m枠のリンク工事中の写真。パーミーでは、初めてのアイススケートリンクだから、おそらくほとんどが初体験に違いない。


料金は、大人20ドル、子供(16歳以下)と学生は15ドル。家族は50ドル。赤ちゃんの歩行器みたいな枠(frames)を貸りて滑ることもできるらしい。



子供たちは、コロコロ尻もちをついても、キャ~キャ~嬌声を上げ、よちよち歩いてめげない。ビデオサイト


手すり族もずらり。







それにしても、ずいぶんスケート靴が変わってる。厚いプラスティック?だかゴム?だかでできているみたい。


私も、その昔、若かりし頃、よくスケートしに行ってた・・・何とか、転ばない程度だったけど・・・ちょっと滑って見たいな~~・・・


自転車と一緒で一度体が覚えていることだもん、すぐ勘を取り戻すに違いない?・・・


でもね~~、やっぱり、転んで尻もちついて尾てい骨を骨折したなんて醜態になる可能性もありかも~??・・・ 
気分はいつでも20代・・・とか言ってもネ~~、肉体は正直だからな~~・・・


てなわけで、多分指くわえて、眺めてるだけでガマンするか~~??σ(´へ`;

2012年7月3日火曜日

旅の記10-12 終章


2月11日(土)
 Auckland~Palmerston North
ホテルから空港まで、シャトルバスで5分くらいで着いた。朝食はせずに早めに出て、チェックインを済まして、空港のカフェで軽い朝食・・・のつもりだったけど・・・姉たちの席は、エコノミーから、プレミアムエコノミーというのに変えてもらっていたので、チェックインも並ばずに特別の入り口から入って簡単に済むらしい。ところが、その入り口で見送り人が一緒に入るのを拒否され、まだ時間はたっぷりあるのに、早々にお別れ。そんなことなら、先に食事しとけばよかったね・・・無事でお帰りね~~/


結局、何も食べず、すぐシャトルバスでホテルに戻り、車に乗り込んで、パーマストンノース(Palmerston North)へ向けて、10時頃出発。Aucklandからパーミーまでは、約512km、車で約8時間弱だから、ゆっくりはできない。


国道1号線に沿ってCambridgeの街を通り抜け、Tirauで休憩(写真はTirauのメインストリート)。カフェで軽い食事。小さな町だけど、ここもゆっくりできたらアートギャラリーやアンティークショップなど、楽しめるところ。でも、残念ながら時間がない。


また車を走らせ、やがてTaupo(写真:右手にLake Taupo)へ。


ここでランチ休憩。タウポの街は、10年ほど前に来た時と違って、お店やビルが増えて、すっかり大都会と化している。私の中では、Rotorua に次いで、もう訪れなくていい街の一つになった。


TaupoからTurangi、デザートロード(左写真)を抜け、


Taihape(写真:WaiouruのArmy Musiumの近く)、Bulls、を通って、我が街パーミーへ。


 パーミーは、取りたてて何もない街だけど、でも、何だか、帰りついたらホッとする。



1月から2月にかけての旅の記録も、どうにか書き終わった。大動脈から外れて、毛細血管みたいな道を行き、その道程で立ち寄る村や町。そんな新しい発見ができる旅は、ワクワクとして楽しい。さて、次なる旅はいつ???