2010年7月19日月曜日

A pretty bird

珍しい小鳥
日曜日の晴れた朝、ふと、窓から庭を見たら、派手な色をした小鳥がラベンダーの花の中にいる。急いでカメラを持って来て、気付かれないようズームで写真を撮った。



目の周りが赤、頭が黒と白、背中は茶色、後ろの羽根は黒に白いまだら模様で横が黄色い。






何て、きれいな色の小鳥!調べてみたら、どうやら、NZのネイティブバードではないらしい。ヨーロピアン・ゴールドフィンチ(European Goldfinch)のようだ。




NZには、こんな派手な色の鳥は、あまりいない。色がついているのは、せいぜい、プケコ(Pukeko)や野生のピジョン(Wood Pigeon: Kereru)、カカリキ(Kakariki)くらいだ。いつも庭に来るトゥイ(Tui)やブラックバード(Blackbird)、ファンテイル(Fantail)、シルバーアイ(Silver-eye:Wax-eye)など、皆、色が地味系。


写真左のブラックバードは、くちばしがオレンジ色の真っ黒い小鳥。庭の草むしりをしていると、じわじわと寄ってくる。草をむしった後の土をつついて虫を取ろうと狙っているのだ。土をつつくのはいいけど、せっかく植えたばかりの花や野菜の苗まで掘り返してくれるいたずらバード、困ったものだ。毎日、植えては掘り返され、つつかれてもびくともしない位早く根付きなさいよ!と、ブチブチ言いながらまた植える。

猫を飼えばいいというけど、猫を飼ったら、珍しい小鳥も来なくなるだろうから、やっぱりやめよう。

2010年7月8日木曜日

New Recycling System

パーミーの 新しいリサイクリング システム

人口7万7千人ほどの小さな市、パーマストンノース(Palmerston North: 愛称パーミー)は、環境保護に対する意識がかなり高い都市だ。

庭木から出るグリーンのリサイクリングシステム(ブログ:2009年5月29日)も、うまくできてる、と感心していたが、今月から始まる新しい廃品回収システムも、良く考えられている。

今年、4月から6月までに、各戸にリサイクリング分別用の容器2個が配られた。一つは、プラスティック、紙類、金属用の大きな車付き(写真の下:240リットル) コンテナ。もうひとつは、ガラス瓶用の(45リットル)コンテナ。大きなコンテナは要らないという家は、80リットルのものを希望できるらしい。

これまでは、毎週ゴミの日(我が家の辺りは木曜日)に、回収品も出して良かったが、これからは、隔週になる。我が家の周辺地域は、第1、3木曜日、瓶コンテナ、第2、4木曜日が大きいコンテナを出す日となる。

各家の前の芝生の歩道の道路際に出しておけば、トラックが来て、中身を回収して行く。これまで、毎週、ゴミ出しの日には、あちこちに、紙やペットボトルが散乱したり、風の強い日など、空き缶や紙類が、道路を転げまわっていたけど、これで、街がすっきりするに違いない。

隔週の回収で、費用を削減でき、これまで、リサイクルできるものもゴミとして出していた人々も、コンテナにどんどん放りこめるから、面倒がらずリサイクルに協力し、結果、埋め立てるゴミの量も減らせる?

我が家は、コンポストを作っているから、ほとんど生ゴミは出ない。これまで、野菜などを包むプラスティックの袋や、小さなプラスティック類は、ついゴミに捨てていたが、今は、良く洗って乾燥させてコンテナに放り込んでいる。紙類は、これまでプラスティックバッグに入れて出していたけど、これからはゴッタにコンテナに放り込んでいいらしい。ただし、分別するのに機械を使うで、ガラスの破片などを入れないようにと注意書きがある。

市は、このリサイクリングシステムで、2015年までに埋立て地に行くゴミの75%を削減するのが目的だ と言う。これで埋立てるゴミを大幅に減らせたら、パーミーは、リサイクリングの模範市になるかも?