2009年12月29日火曜日

Christmas in NZ 2

Christmas trees in Wellington

ポフトゥカワ(Pohutukawa:NZの国花: 別名 クリスマスツリー )があちこちで咲き 始めた。主に、北島の沿岸に自生するネイティブの木。これぞ、NZのクリスマス ツリー!
今年は、冷夏のせいか、全般的にまだ満開になっている木は少ないようだ。
でも、ウェリントンは、特にPohutukawa の樹が、山や丘、並木道にと、至る所にあるので、満開のポフトゥカワをあちこちに見ることができる。

Boxing Day
NZでは、クリスマスの25日は、お店はどこも一斉にお休み。でも、26日、
ボクシング・デイは、一斉にセールが始まる。人々は、割引セール目指して一斉に街に繰り出す。写真は、ウェリントン郊外のロワーハット(Lower Hutt)という街にあるクイーンズゲイト(Westfield Queensgate)というショッピングモール。小さな街なのに、けっこうな人出。
****皆さま、1年間のご愛読ありがとうございました。
   新年もどうぞよろしく~~!! ^^/
     Have a Happy New Year!!!*****

2009年12月28日月曜日

Christmas in NZ

Christmas dinner in Wellington
今年のクリスマスは、ウェリントンで、知人のクリスマスの集いに参加。会場は、泊ったモテル内にある由緒ある建物の中のレストランでなかなか素敵。
NZのクリスマスディナーは如何?興味津々!



まず、24日のイブは、バーべキュー(BBQ)でクリスマスランチ。この国の典型的BBQは、普通は、ソーセージ、玉ねぎのスライスなどを焼いて、マーガリンを塗った焼かない白い食パンにはさんで食べる。 この日は、イブだから?ちょっと質の良い?オストリッチや、鹿肉のソーセージ、それにパテ(牛ミンチのハンバーグ)を焼いている。

焼けるのを待つ間、ワインを飲みながら、つまみ(welcome nibble )として、チキンの手羽肉の焼いたものをいただく。リーフサラダ、ポテトサラダも準備してある。 (写真)

25日は、本格的クリスマスディナー、と言ってもランチタイムに始まり、ゲームやプレゼント交換などで、楽しみながら、のんびり。で、夜は、その残り物を食べて、簡単にします、という計画だった。服装はいたってカジュアル。(写真)


メニューは、ハム、ターキー、ラム、ビーフのロースト!!と、肉のオンパレード!!付け合わせは、温野菜や生野菜のサラダ。ホストがハムローストをスライスしてお皿に載せてくれる。(写真)

それに、デザートは、NZの代表的お菓子、パブロバ(Pavlova)に始まり、フルーツケーキ、チョコレートケーキ、チーズケーキ、イチゴとブルーベリー、アイスクリーム。(写真)
みんなすごい食欲!お皿にお肉が山盛り!!デザートも山盛り!こちらの人はとても体格がいい(メタボ?!)!!う~~ン!これだけ食べればネ~~!納得です!

2009年12月17日木曜日

Medical system in NZ

NZの医療制度
(写真左:近所にあるマオリの集会場施設、マラエ)
NZでは、ファミリードクターとしてGP(genreal practitioner:一般開業医あるいは内科医)を決めて、登録しなければならない。病気になれば、そのGPを通して、薬の処方箋を出してもらったり必要であれば、検査や入院、手術をする専門施設、病院、あるいは専門医を紹介してもらうことになる。でも、公立の病院は、無料だが、順番待ちで待たされる(何日も待たされるとか?)ので、待てない人は、私立の病院にかかることになる。
GPは、登録した患者の診療費を申請して保健省に補助金を請求する。補助制度がある点では、日本の健康保険制度に、似ているが、基本的に、診療料金に、決まりはない。つまり、自由診療なのだ。政府は料金設定に介入しないので、いずれかのGPに登録していないと、高い料金を取られることになる。
(写真左:マラエに併設されたクリニック)
NZ保健省は、2002年7月に補助金を増加したのに伴い、GPに診療費を下げるよう要請している。要請に従い、治療の内容によっても違うけれど、6歳未満は無料、6~17歳は10.50ドル、18歳以上は16ドルとしているGPもいるとのことだ。一般的には、35~60ドルくらい。ちなみに、我がファミリードクターは、普通35ドルだから、良心的なようだ。

NZの国民、あるいは永住権を持った人であれば、GPの出した処方箋を持って薬局で、処方してもらえば、特殊な薬を除いて、6歳以下は無料、普通は3ドル。一部、収入の少ない人は、申請すれば無料になったりする。

歯科は、まったく自由診療で、高い料金を取られる。歯科に関しては、日本の保健制度は、すごく有り難い。歯の治療が必要になった時は、飛行機代を使っても日本に帰って治療を受けた方が安上がりのこともある。

でも、逆に、日本では、簡単に病院で診てもらえるために、本来、安静にしておけばいい、自然治癒しか治療法がないようなちょっとした風邪の症状でも、すぐ医者にかかる傾向が強い。日本だったら、風邪を引いて、5日も高熱を出したら、肺炎を疑い、入院して検査や治療を受けるところだけど、この国は(と、決めつけてはいけない?)簡単には、医者にかからないように見える。

家人が肺炎を起こして、1週間高熱でウンウンしたあげくに、やっとオミコシあげて診察を受けに行ったけど、GPは、簡単な聴診器の診察だけで、胸のレントゲンを撮ることもなく、10日分抗生物質を出しただけ。10日経っても下がらないので電話で予約して行くと、診察なしで、5日分の抗生物質を処方してくれた。結局、薬が効いたのか?自然治癒なのか?わからないまま、3週間も自宅療養の末、どうやら治まった。知人も、6週間、風邪を引いて、具合が悪いと聞く。でも、やはり、自宅療養のようだ。これが、ごく普通のNZ人の医療に対する対応なのだろうか?

久しぶりで帰国した日本で、まず驚いたのは、外出先でも、家庭でも、どこにでも消毒スプレイが置いてあり、マスクをしている人がすごく多いということだった。NZも新型インフルエンザは蔓延していたけど、消毒スプレイも、マスクした人も見たことがない。この国では、風邪くらいで病院に行ったという話を聞いたことがない。気にしない、気にしない、の、のんびりした国民性の表れなのだろうか?

でも、良い点もある。GPは、必要に応じて、1年にあるいは半年に1回とか、血液検査やその他の検査を受けるようにとの通知を患者に出す。この検査料は(公立の施設で受ければ)無料だ。定期的検査によって、早期発見早期治療を目指し、重篤の病気を予防し、医療費の無駄使いを防ごうという政策のようだ。

それに、事故でけがをした場合(肉体的精神的両面で)は、ACC(ACC:Accident Compensation Corporation:事故補償委員会)のuniversal accident insurance scheme (NZ国内で起きた事故に伴う治療費の一部や補償金を負担)により、非永住民(観光客など)でも、治療は無料だ。ただし、損害賠償の訴訟はできない。これは、訴訟にかかる費用や時間を節約しようという政策のようだ。

日本では、氾濫する健康情報に国民は振り回されている。ある食品が健康に良い、とマスコミが煽れば、たちまち、次の日には、その食品が店頭から消えるという、摩訶不思議な現象が起こる。評判の医者を探して、はしごする。検査浸け、薬浸けの医療、何時間も待って3分の診療、などなど・・・その陰で医療関係の裁判沙汰がすごく多いという・・・

日本の国民健康保険制度・・・NZに住んでいると、この制度、すごくありがたいと感じる。でも、一方で、赤字にあえぐ健康保険制度の実態。NZの、節約?医療システムに見習うべき点も大いにありなのかも?

2009年12月11日金曜日

Bottlebrush in full bloom

ボトルブラッシュの花が満開
近所の家の塀越しに、大きなボトルブラッシュ(Bottlebrush:Callistemon 類)の木が、3本、今、見事に開花している。丸く、形よく剪定(pruning)しているので、まるで赤い花のぼんぼりみたいで素敵だ。
木の下は、花が散って、赤いじゅうたんを敷き詰めたようだ。ボトルブラッシュは、春から初夏にかけて、文字通り、瓶洗いブラシのような形をした赤(黄色、オレンジ、白もある)い花が咲く常緑樹。



オーストラリア原産のボトルブラッシュの花が終わる頃、入れ替わるように、クリスマスから1~2月にかけて、NZ原産のポフツカワ(Pohutukawa:NZの国花:別名クリスマスツリー)の赤い花が咲き始める。

アジサイ(Hydrangea)も、シャクナゲ(Rhododendron)も、桜も、モクレン(Magnolia)も、椿(Camelia)も、バラも、どこにでもある花だけど、NZでは、咲き方が、尋常ではない!と思うくらい、びっしり、隙間がないくらい花を咲かせる。

この国の太陽の光には、何か特別に花をいっぱいに咲かせる何かがあるのかも?と、満開の花を見るたびに思う。

2009年12月7日月曜日

Christmas in summer 2

クリスマス・キャロル
夜8時半頃、と言ってもサマータイム採用でまだ明るいのだけど、外で、クリスマスソングを演奏する音が聞こえてきた。と、ドアをノックする音。開けると、赤いサンタの帽子をかぶった女の子が二人、箱を差し出して、「献金をお願いします。」と言う。いつも、コインを入れている容器から、ありったけのコインを出して、箱に入れてあげた。

外に出てみると、お隣の家の前で、青い上着を着たブラスバンドが「サンタクロースがやってきた」を、演奏している。どこかの教会に属するブラスバンドだろうか。

若かりし頃、クリスマスイブの寒い雪の夜、教会からクリスマス・キャロリングに参加し、家々の前で賛美歌を歌って回った懐かしい思い出がある。深々と降る雪の中で空気がより研ぎ澄まされたようで、声も一段と澄んで美しく響いたように思う。

教会に行かなくなって久しいけど、クリスマスは、やはりドンチャン騒ぎのパーティーより、静かに厳かに 教会で聖歌を聴いて過ごしたいものだ、と、ふと思ったりする。

それにしても、暑い夏のクリスマスは、やはり、どうにも頂けない。

2009年12月5日土曜日

Christmas in summer, '09

恒例のクリスマス パレードは?

ここ、パーミーでは、12月の第1土曜日は、スクェア(The Square)を中心に、恒例のクリスマスパレードの日だ。昨年は見に行ったが、今年は、家人が熱を出し、肺炎を引き起こし寝込んで2週間になるので、パレードを見に繰り出すこともなく、おとなしく家で過ごすことに。



パレードは3時からなので、人混みを避けて4時頃買い物に出かけることにした。スーパーマーケットの駐車場に車を置いて、買い物する前に、ちょっとスクェアを覗きに行ってみた。

お天気の悪い日が続いていたけど、久しぶりに晴れた今日は、暑い夏のクリスマスの雰囲気になってきたようだ。子供の遊技施設もたくさんあり、すっかり夏服になった子供たちが夢中で遊んでいる。

4時過ぎで、パレードが終わったところだろう、人の出も少なくなり、赤十字主催のマーケットのテントも片づけ始めていた。広場にしつらえた舞台からは、にぎやかなクリスマスソングが聞こえてくるけど、観客はもうまばら。
(写真:地元のタレントによるコンサート) 



スクェアの周りのカフェや、ビアホールの外のテーブルは、パレードを楽しんだであろう人々でいっぱい。ジョッキやグラスを傾けて週末を楽しんでいる。それを横目でうらやましげに?見ながら、スーパーマーケットへ戻り、買い物をして帰った。パレード、見たかったな・・・・
(写真:スクェアのシンボル時計塔(Clock Tower))



何故か?USACOPナンバーのパトカー? 
     

1階にカフェがたくさん入ったスクェアの前の建物