2014年4月30日水曜日

旅の記12-2

南島の旅1-2
4月2日(水)CHCHへ

10:20Palmerston North(PMR)発 11:40: CHCH空港着。姉たちの便は、12時半にCHCH空港に着く予定。

9時半、タクシーでパーマストンノース空港(PMR)へ。曇っていて、雨がポツリ・・大丈夫かな~・・・?

空港に着いてチェックイン。広い空港は、白く曇って周りの景色が見えない・・・「これは雲ではない。霧だ」と、Bが言う。

濃霧の時、飛行機は着陸できないので、午前中の便は皆キャンセルになった。放送で、「ゆとりのある方は、明日の便に乗ってください。今の所、いつ発着できるか見通しがつきません」と言う。明日まで待て?!冗談じゃない!右も左も分からない姉たちを明日までほっとけるわけがない!次の予定便、13:30に予約して待つこと4時間。午後から少し晴れ間が出て来た。

姉たちは、12:30頃、CHCH空港に着いているはず。2時間以上待たせることになる。我々が来ないので、途方に暮れているに違いない。 心配しないよう、カウンターの空港職員に、CHCH空港に電話して姉たちを呼び出し我々の便が遅れる旨を伝えてくれるよう頼み、1時40分、どうやら搭乗。

3時頃、やっとCHCH国内空港に到着。姉たちが、到着ロビーに居た!!ホ~~!待ってましたとばかり、これまでのハプニングを話し出す。「呼出しの名前は聞こえてカウンターに行ったものの、英語が分からず、空港内をウロウロ。空港の職員を含めて10人ほどが、あれこれ心配して寄ってくるけど、理解できず、最後に日本人のツアーガイドらしき人が来て、説明してくれ、やっと一件落着」のすったもんだ劇があったらしい。こんなハプニングも、マ、旅の楽しさのひとつ?

タクシー($60)で、ウォーセスター通り(Worcester Street)にあるクエスト(Quest Hotel)へ。以前泊って、姉たちのお気に入りのアパートメントタイプのホテル。ここは、崩壊を免れたようで、以前の場所にあった。レセプションの人によると、あちこち修復するのに相当な費用を要したそうだ。
  
 ホテルの部屋に荷物を置いて、ホテル横のトラムカー(tramcar)の発着場(Cathedral Junction)に行ってみる。ここも崩壊は免れ、修復が済んで2013年11月に再開したという。ちょうどトラムカーが出る所だったので、乗り込む。


このNo.15トラムカーは、昔、Invercargillで働いていたもの。運転手さんに、トラムレストランは(Tram Restaurant)?と聞くと、今年の末までには、再開する見込みとのこと。



1日乗り降り自由で、大人一人10ドル。子供は無料。瓦礫が落ちてあちこち壊れたのを、2013年11月に修理復活し、3台運行しているそうだ。



Canterbury Museum
現在は、junctionからCanterbury Museum まで、Worcester Streetを往復(20分)するだけの直線コース。



カンタベリーミュージアムでトラムカーを降りて、街を歩いてみる。
あちこち破壊され、修復中で、行き止まりになっているトラムカーの線路。



懐かしい大聖堂の周りは、すっかり様子が変わって見る影もない。前の部分はほとんど壊された大聖堂。




地震の傷跡残る中心街(CBD: Central Business District )だった所を歩いてみる。想像以上に、傷は深い。

取り壊しを待つ間倒れないようコンテナで支えている建物があちこちに。



破壊された建物の壁のあちこちにポップな絵(mural paintings)が描かれ、街を明るく見せる工夫がされている。



コンテナを組み立てて出来た商店街は、現在の、メインストリート?観光客で賑わって、一番活気のある場所になっている。
銀行もATMもコンテナで、仮のお宿。



追憶の橋(Bridge of Remembrance)の周りも封鎖されている。




あちこちでクレーンが建物を取り壊している。どこもかしこも騒音と埃で一杯。

Cathedral Junctionに続くNew Regent Streetに行ってみる。パステルカラーのスペイン風の素敵な通りは、今では、数軒開けているだけで、店じまいをした所が多く寂しい限りだ。(ref:)

空き地になった商店街
朝食用の食品を買わなければ・・・確かこの通りを抜けた所にスーパーマーケットがあったはず・・・ナ、ナント!そこにあったはずのビルの並んだ通りは、何もない!空き地・・・・愕然とする・・あれ?道路脇にショッピングカートがぽつんと置かれている・・・かつてスーパーマーケットのあった所なのかも・・・

Junctionに戻って、小さなコンビニで牛乳、チーズ、バター、パンを買う。Jnction officeの横に、日本食レストランがある。Sakimotoと書いてある。地震の被害は、想像以上にひどい。CBDにまだ残って経営しているレストランやカフェは少ない。ホテルのすぐ横で、便利なので、夕食はここですることに。

お店の女の子によると、このレストランは、今年の初めに開店したばかりだとか。あれこれ頼んで食べてみる。結構美味しい!明日もここにするか・・・

2014年4月29日火曜日

旅の記12-1

南島の旅1-序章
プランと予約

姉二人が、1年前に来たばかりだけど、急きょ、今年もNZに来ることになった。

4月2日クライストチャーチ空港(*CHC)着で4週間の滞在予定が決定したのは3月に入ってから。1か月も無いので、旅程を立て、飛行機やお宿の予約をするので、毎日PCから離れられない状態が続き、ブログも当分お休み。

4月はイースターやアンザックデイ(ANZAC DAY)でホリデーが多い。ホリデーを避けて旅程を考える。姉たちの希望を聞いて、立てたプランは、

旅程:
4月2日~3日
クライストチャーチ(CHCH)の地震被災地と日本人の建築家の手による紙で出来た教会(cardboard church:大聖堂の代替え教会)を見る。

4月~4日~6日
ここからはレンタカーで周る。テカポのいつものお宿に3泊し、のんびりする。サーモンを堪能する。

4月7日~8日
オアマル(Oamaru)で、NZにしかいない世界最小のペンギン、ブルーペンギンとイエローアイドペンギンを見る。

4月9日~11日
オタゴ半島で、アホウドリやペンギン、NZ唯一のお城を見る。
4月12日(土)ダニーデン空港(DUD:Dunedin Airport)からCHC空港経由でパーミーへ。

4月12日~23日(Palmyの我が家に滞在)
4月24日~26日 オークランド(AKL)へ
4月25日 ティリティリマタンギ島(Tiritiri Matangi Island)
4月27日 日本に帰国

お宿は、たいてい2部屋付きのモテル。ウェブサイトを調べて、写真や解説だけで、お宿を決めるので、当たりもあれば、外れも時にある。

どうやら、3月半ばに、必要な予約も済んだかと思ったら、すぐに4月がやってきた。

(*CHC:クライストチャーチ空港コード。一般的には、クライストチャーチはCHCHが略語として使われている)