2010年11月30日火曜日

NZの隅々を旅するの記9-4

9月29日 Tekapo 3
(左:昨年4月のLake Tekapo と柳)

午前中、テカポの周囲のウォーキングコースを、湖を左に見ながらのんびり散歩。去年の4月、ここを歩いた時は、柳(willow trees)の木々が水の中に林立し、紅葉した葉が湖面に映ってすごくきれいだった。何と、今年は、どこまでも砂利とゴロゴロの石で、柳のまわりは、石ころと砂利の地面になっている。湖の水がずいぶん減っているということだ。

(左:今年のLake Tekapo と柳)
ここ、マッケンジー盆地(Mackenzie Basin)は、氷河が作ったいくつかの大きな湖を水路でつなぎ、その豊かな水量を利用した水力発電による電力を供給している。NZは、電力の約70%を水力発電に頼っているが、その半分は、ここマッケンジー地方で供給されているという。そのため、湖の水量が調節されているのか、あるいは、雪解け水がまだ少ないのか?いずれにしても、豊かな水が柳には似合っている。


(写真:Lake Pukaki と Aoraki /Mt.Cook)
その後、またプカキ湖へ。今日は、あまり雲がなく、展望所からMt. Cook(マオリ語でAoraki)が何とか見えた。満足して、帰路、展望所の近くにあるサーモンファームへの別入り口から行ってみるけど、まだ閉鎖されたまま。ついてない・・・・



(写真:午後4時頃のLake Tekapo)
しょうがない、今夜は、サーモンのtakeawayにして、お宿で食事を楽しみましょう。と、「湖畔」に電話をした。サーモンのお刺身を、できれば手巻き用に大きく切って欲しいと頼み、ついでに、「アボカドありますか?」と聞いたら、何と「あります」と言う答え!ラッキ~~!!他に、すし飯とアボカド、それにトリの照り焼きや、ホタテのフライなどを注文。

指定された時間に取りに行くと、シェフが、出てきて、「卵焼きをサービスしておきました。手巻き、楽しんでください」と、言う!アリガト~~!!昨夜の"ナットーサーモンドンブリ"の不味さは、これで許してあげよう~^^v

日本から持って来てもらった、パリパリ真っ黒上等焼き海苔、出し醤油、本ワサビ入りワサビのご登場!卵焼きは、ホカ弁の幕の内についているような、薄ペラで、味もいまいちだったけど、アボカドとサーモンは、最高に美味。!かくして、テカポ最後の夜は、念願のサーモン手巻きスシを堪能できて、満足、満足 ♪♪♪

2010年11月28日日曜日

Food Banks

歳末助け合い運動
ここ、パーマストンノース(Palmerston North)も、12月が近付くと、色々な行事が目白押しだ。そのひとつに、日本で言う、歳末助け合い運動、のひとつ、フードバンク(Food Banks)のための食料品回収運動がある。

ライオンズクラブや、市民のボランティアグループ、救急サービスなどの協力で、集められた食料やその他生活必需品は、救世軍(Salvation Army)とメソジスト奉仕会(Methodist Social Servicesのフードバンク(Food Banks)に振り分けられ、生活に困窮した人たちに配られる。

企業も、もちろん、自社製品を寄付するけど、市民も、保存できる食料や生活用品を寄付するよう呼びかけられる。フリーペーパーで、回収車が、土曜日(27日)、午後4時から、サイレンを鳴らしながら各町内を回り、食料生活用品を集めて回るというお知らせを読んだ。

これまでは、多分、こんな回収方法は取っていなかったに違いない。昨年もその前も、私の記憶では、こんなことはなかった。多分(憶測でしかないけど)、寄付を呼びかけても、わざわざ持ってくる人は少ないから、今年はこんな回収方法を取ることにしたのだろう。数週間前から、この回収運動のために買い貯めておいた食料品を、4袋ばかり準備して、サイレンが鳴るのを待っていた。

4時頃、”ピ~パ~ピ~パ~~ウォ~ンウォ~ン”、なんか、聞き慣れた大きな音がする。来たな!と思って荷物を持って外に出て見るけど、回収車らしき姿は?なし。多分、遠くを回ってるのだろう。サイレンの音は、だんだん遠ざかって行く。時々、遠くで鳴るのが分かるけど、この付近には、なかなか来ない。5時過ぎには出かけなくちゃなのに!

1時間半待って、もう来ないだろうと、食料の袋を家の中に入れて出かけようとしたら、ピ~パ~~ピ~パ~~、大きな音が近付いて来る。あわてて、重い袋を抱えて外に出ると、5~6軒向こうにパトカーが停まってピカピカしている。黄色い蛍光色の袖なしジャケットを羽織った人が、荷物を抱えて運んでいる。寄付品入り袋が山積みされているトレーラーを付けた車が、袋小路(cul-de-suck)の道に入って行くのが見える。

ナント!サイレンを鳴らして回っていたのは、パトカ~だった!!その先導車のパトカーが、我が家の前に来た。パトカーの助手席には、小学生だろうか、金髪の可愛い女の子が乗っている。ボランティアで、荷物を持ってきたりして手伝っているのだろう。蛍光色ジャケットのお巡りさんが、「もうすぐトレーラーが来るから」と説明してくれる。私は、「出かけますので、お願いします」と、言ってあわてて出かけた。で、トレーラーを見る暇も、写真を撮る暇もなかった。残念。

でもパトカーが、こんなお手伝いをするなんて、何て、庶民的で平和!

Palmerston Northは、緑豊かな小さな街、魅力的な観光要素は何もないけど、庶民的で暖かい街だ。こんな風に、官民が一体となって、色んなボランティア活動をする。お巡りさんも、ピ~パーピ~パ~鳴らして、スピード違反車や、凶悪犯を追っかけまわすより、いつも子供と一緒にボランティア活動に加わっていられるような社会だったら、どんなにか幸せで、楽しいに違いない。 犯罪も頻発する所だけど、こんな平和な心温まる風景を見ると、この街も(少々退屈な所ではあるけど)案外悪くないな、と思う。

2010年11月24日水曜日

NZの隅々を旅するの記9-3

9月28日 Tekapo 2
テカポ(Lake Tekapo)の町を散歩。町、と言っても、メインストリートは、端から端まで歩いて2~3分とかからない。お土産品店、観光案内所、ガソリンスタンド、カフェ、レストラン、ホテル、など最低必要な施設が並んでいる。10年ほど前は、人口300人ほどだったのに、今は400人ほどに増えたらしい。来る度に、どんどん土地が開拓されて、湖と反対側の丘の上には家が林立し、様変わりしているのには驚かされる。

この後、大好きなプカキ湖(Lake Pukaki)までドライブ。テカポより、もっと深いエメラルドグリーンが印象的な湖。テカポもプカキも、氷河からの水が溜まってできた湖で、底に沈んだ氷河の岩石粉によって水の色がエメラルドグリーンをしているのだそうだ。長い長い湖に沿ってドライブしていると、あれ?何やら途中に建物ができている。去年来た時、砂利と雑草だけで何もない平地だったところが、何と!展望台になっていた。マウントクック(Mt. Cook)が、見える良い場所だ。残念ながら、今日は、風が強く曇っていて、クック山は雲の中(写真:Lake Pukaki。Mt.Cookが見えるはずの対岸を望む)。

あきらめて、帰路の途中にあるサーモンファーム(Mt. Cook Alpine Salmon Ltd)に行こうとしたが、ファームに通じる道は、何故か、閉鎖されていて入れない。氷河の清流に育つここのキングサーモンは、世界でも最高品質を誇る。「湖畔レストラン」で、供されるサーモン料理はここから仕入れられたもので、とても美味しいと人気だ。

次に、天文台のあるマウント・ジョン(Mt. John)に行こうとしたが、ここも入り口は閉ざされている。「私有地につき、アクセス禁止」と看板がある。どうやらここからは、夜のスターウォッチングツアーの入り口らしい。

ここもあきらめて、次は、テカポを見晴らせる丘の上にスパ(Alpine Springs)ができているというので、行ってみた。施設の中には、カフェがあり、その外には、アイススケートリンク、温水プールがある。岩場を覗くとプラスティック製の大中小の温水プール。日本の温泉に慣れてる身には、どうも入る気になれない。スパもお呼びじゃない。ということで、ここは見学のみ。
降りて行くと、この施設の横のブッシュの入り口に、Mt. Johnへの登山口があった。ここから登れば、頂上からテカポの景色を眺めることができるのだろう。往復1時間半。でも、すでに6時近く。登るのはあきらめて、湖畔を散歩しながら「湖畔レストラン」で食事をすることに。湖は風でかなり波が荒れている。

湖畔を歩いていると、草地に、カモメの群れが休んでいる。近づいても逃げようともしない。人慣れしているのだろうか?
まっ白でふっくらしたお腹にグレーがかった羽根、くちばしと足は黒い。とてもかわいい(調べてみると、どうやら、猫やイタチ(ferret)に襲われて絶滅が危惧されているNZネイティブの黒嘴カモメBlack-billed Gullらしい)。
やがて「湖畔レストラン」に。今日は、席は空いていた。でも、7時過ぎにはまた団体さんで一杯になるとのこと。私は、納豆が食べたくて、納豆サーモン丼なるものを頼んでみた。これが、すご~~い醤油辛くて、とても食べられず、ほとんど残してしまった。ちょっと、「湖畔」さん、観光ガイド本で、美味しお店として紹介され、すっかり人気になって、多忙で、質が落ちたんじゃありません??がっかり・・・

お宿に戻り、お部屋から、夕日が落ちるまで湖と山の変化を見るのもまた楽しきかな。(写真:お部屋から見えるテカポ湖)

2010年11月22日月曜日

NZの隅々を旅するの記9-2

9月27日 Tekapo1
9時過ぎにチェックアウト。テカポを目指し、国道1号線(*地図参照)を南へ。

(*地図は、とても便利です。+、-、を使って、全体を見たり、部分を拡大したりしてみてください)


(写真:南アルプス連山とタソックの平野)良いお天気で、冠雪の南アルプスの連山を背景に緑の牧草地や、茶色いタソック(tussock)の生えるカンタベリー平野(Canterbury )を右に見ながらひた走る。

ラカイア(Rakaia)川をまたぐNZ一長い橋を渡ると、間もなくアッシュバートン(Ashburton)を過ぎて、国道79号線へ入るとまもなくジェラルディン(Geraldine)。ここがいつもランチ休憩地点だ。そこからフェアリー(Fairlie)に入ると、ここから8号線、間もなくテカポだ。これまで何度も通ったコースだけど、季節それぞれに景色が変わり、飽きることがない。

お宿は、レイク・テカポの真ん前、昨年4月に泊って、すっかり姉たちのお気に入りお宿の一つになったシャレー(写真)。昨年とまた同じ部屋を取っていてくれた。


お部屋に落ち着いて、近所を散歩。善き羊飼いの教会(The church of the Good Shepherd )に行って写真を撮る。窓が、ちょうど額になって、美しいテカポを見せてくれるから、窓からの写真を撮りたい人が多い。なのに、去年は、見張りのおばさんがいて、教会内で写真を撮ってはいけないと、うるさく言って、撮らせなかった。でも、今日の番人のおじさんは、何も言わないで、自由に窓の写真を撮らせてくれた。何で~~?!

夕食を、また、「湖畔レストラン」で、と、出かけたが、団体さんで満杯とのこと。でも、「お持ち帰りなら何でもできます」と言う。結局、それぞれ、メニューを見て好きな物をオーダーし、持ち帰り、お宿で食べることに。ここでも、また唯一のスーパーマーケットは、4スケアズ(Four Squares)。ここで朝食用食料調達。アボカドの良いのがあれば、明日の夜は、また、手巻き寿司をしたいと思って、アボカドを見るけど、みんな熟れすぎ、あるいは硬い緑。この辺りに住んでいる人は、こんな何もないスーパーマーケットで、買い物するのかしら?と思いきや、週に1回ほど、一番近くの(100キロ先にある)大きな街、ティマル(Timaru)のスーパーマーケットまで、ドライブするのだそうだ。それも大変だな~・・・

今日から3晩、のんびりできる。ここは、リビングから、お庭から、美しい湖の景色を独り占めできる贅沢なお宿。季節毎に、時間によっても、違う表情を見せる湖、山々。テカポは、やっぱり、何度来ても飽きない所の一つだ。

2010年11月15日月曜日

NZの隅々を旅するの記9-1

9月26日(日) CHC空港~アカロア 快晴

NZ航空は、11月まで、オフシーズンだから?か、成田からクライストチャーチへの直行便を出していないらしい。姉たちは、オークランド空港(以下AKLに省力)で降りて荷物検査を受け、国内線に乗り換えて、クライストチャーチ(以下CHCと省力)に来なければならない。私(今回は運転手?付き)は、10:10am パーミー発、11:25am CHC着、に乗り、AKL発10:45、12:05pm CHC着で来る姉たちと落ち合うことに。

AKLの国際空港から国内空港までは、歩いて15分かかる。CHC行き国内線乗継までの時間が1時間半しかないので、荷物検査の後、うまく乗り継いで来れるだろうか?と、心配だったが、無事合流。

話を聞くと、AKL空港では、食料品をたくさん入れているのに、何と、荷物検査を受けずに済んだと言う。姉たちは、英語ができないので、モタモタしないよう、私があらかじめメールで送っておいた、乗り継ぎ便まで時間がない旨の事情を書いた英文のコピーを係官に見せたそうだ。すると、ジェスチャーで、”荷物検査はしなくていいから行け”と(言ったと推測)の合図で、無事通過したらしい。

その後、出口を出て、国内乗り継ぎ便に荷物をチェックインするカウンター前には、行列ができているので、時間がないとやきもきしていたら、空港の職員が通りかかり、またその英文を見て、ワーホリで来たという日本人の女の子の説明も功を奏して、その子と3人だけ、特別に無料の車を出してくれて国内空港まで送ってくれたのだと言う。何と初っ端から、ラッキーな姉たち~~!

空港からは、レンタカーで動くことに。先週までの、悪天候とは打って変わって、良い天気だ。9月に起こったクライストチャーチの地震の傷跡を見ることもなく、一路、アカロア(Akaroa)へ直行。アカロアは、CHCから南西方向に90キロ程行ったバンクス半島(Banks Peninsula)にある、フランス人の入植地として、独特の美しいフランスの文化が濃く残る小さな村だ。私は、1997年に一人旅で一度行ったことがある。でも、あの時と違って、何と行きつくまでの長い(と感じた)こと。Uピンカーブの狭い山道を果てしなく何度も上ったり下ったりして、やっと入り江の美しい街にたどり着いた。

(写真左:樹の左側。半分隠れている2階建ての建物がホテル)ここは、テカポへ行くための途中休憩所のため1泊だけ。のんびりはできないので、一番便利な所にと、予約したのは、船着き場の真ん前に位置するアカロアビレッジイン(Akaroa Village Inn)。アパートメント形式のこのホテルは、2ベッドルームに居間兼キッチン、それにサンルーム?らしきものもある広々とした部屋で、1泊230ドル。10月から、消費税が12.5%から15%に上がったので、その分少し高くなっている。
せっかくの立派なキッチン。でも、お料理する暇も材料もない。お昼は、ホテルの並びにある、レストラン、その名もフランス語で”L'Hotel Le Restaurant Le Bar”。そこで、ピザ、チップス(姉の大好物)など(ン?これって…フランス料理?)食べる。以前来た時は、この辺り、にぎやかなホテルやレストランのある通り、はなかったような気がする。13年の間に、ずいぶん観光化されてしまったようだ。
小さな街の中をぶらぶら散歩しながら、古い建物の並ぶ通りを見て回る(写真)。

古い歴史的建物、The Old Shipping Office (写真左)は、ホテルとして利用されていたのに、地震であちこちひび割れができて、修理のために、閉鎖されていた。



波止場を歩いていると、shag(鵜の一種)がすぐそばで、潜っては漁をしている。1997年の夏に来た時は、クルーズを楽しんだ。アカロア湾の岸壁には、shagの巣がたくさんあり、岩場には、オットセイ(NZ Fur Seal)の群れがのんびり昼寝をし、湾内では、ペンギンが泳ぎ、NZだけで見られる世界一小さいヘクターズドルフィン(Hector's dolphin)が群れをなして船に戯れながらついて来たのを思い出す。残念ながら、今回は、埠頭を散歩のみで終わり。

唯一の小さなスーパーマーケット(Four Squares)に行って物色始めると、店員が来て、後5分で閉店ですので、急いでください、と言う。腕時計を見ると5時25分だ。なんと、閉店時間は5時半らしい。急いで、朝食用の食品を確保して、レジを済ませた。まるで、10数年前のNZのお店のようだ。あの頃は、どこも5時でお店を閉めるし、日曜日開けているところはほとんどなかった。だから、買い物も計画的にしておかないと困ることになった。でも、今は、大きな街では、スーパーマーケットは、たいてい、朝6時から夜12時まで開けている。NZ人もずいぶん働き蜂になったものだと感心していたけど、この町はまだ、古き良き時代?の健全な?生活感がまだ残っているようだ。

夜は、行列のできているフィッシュンチップス(Fish & Chips)のお店、アカロアフィッシュショップ(Akaroa Fish Shop) で、フィッシュンチップスをテイクアウト(NZではtakeawayと言う)する。NZ国内、どこにでもあるこのFish'n Chips、どこどこのお店のが美味しい、とか言われるところで食べてみても、このフィッシュ、私には、どこも、同じ脂っぽい揚げ物の味だ。よほど、お腹を空かせていて、でも、予算がない(ちなみに一人分6ドルくらいだけど、2~3人で食べてちょうどいいくらい?)という時しか、食指が動かない。でも、チップスは大好きだ。

べロットした大きな白身の魚(のフィレに衣を着けて揚げたbatter-fried fish)のフリッターと、ポテトチップスを、昔は、どこも新聞紙に包んでくれていた。今は、衛生上の問題から?わら半紙に包んでくれる。お客は、並んで待って注文してお金を払ったら、番号札をもらって、お店の敷地内にしつらえてあるテーブルで待つ。呼ばれたら、でかい紙包みを受け取って、テーブルの上で広げて、好きなだけもらえるトマトソース(ケチャップのこと。NZでは、tomato sauceと言う)入り小袋を開け、包み紙の上にこのソースをブニュリと出して、フィッシュと、チップスを手でつまんでトマトソースを付けながら豪快に?食べる。日本で言えば、コンビニなどで買って食べるおにぎり?みたいな感覚かしら??

我々は、ホテルの部屋にお持ち帰り。でも、やっぱり、お皿やフォークを洗うのを省略して、紙を広げて手つかみで簡単夕食。たまには、こういう食事も良きかな?!
夕食後、日が沈むアカロア湾を散歩。学校が休みとあって、のんびり楽しんでいる家族連れが多い。ここも、2~3泊して、ゆったり、のんびり過ごしたい所の一つだ。

2010年11月8日月曜日

NZの隅々を旅するの記9-序章

早春の新緑の芽吹きを見る旅
(2010年9月26日~10月17日)
今回の旅は、南島のアーサーズパス(Arthur's Pass)にある、ウィルダネスロッジ(Wilderness Lodge)に泊りたい!そこで、ブナの木々(Beech trees)の新緑が芽吹くのを是非見たい!と言う姉二人のたっての希望で実現した。

日本のテレビ番組で紹介されたという、ウィルダネスロッジのブナの新緑の芽吹きが、あまりにも美しすぎた?結果の旅だ。気候も不安定で、まだ寒いだろうと想像される9月の終わりから10月の初めにかけて、多分?新緑が見られる?と、予想を立て、今回の旅行プランは、4月頃から徐々に具体化していった。

姉たちの希望は、その他、昨年4月に泊ったテカポ湖(Lake Tekapo)にまた宿泊、それに、去年計画しながら行きそこなったアカロア(Akaroa)、北島では、最大のカウリの木があるというワイポウアの森(Waipoua Forest)、北端の90マイルビーチ(90mile Beach)とケイプ・レインガ(Cape Reinga)など。

姉たちが日程を、9月26日から10月17日までと決め、6月にNZ往復の航空券を予約してからは、毎日、NZ国内航空券、ホテル予約、周辺の情報収集で、多忙を極めた。最終案は、下記の通り。

旅程:

9月26日 CHC~アカロア(Akaroa)
9月27日~29日 テカポ(Tekapo)
9月30日 フランツジョーセフ(Franz Josef)
10月1日~3日 アーサーズパス(Arthur's Pass)
10月4日~13日 パーマストンノース(Palmerston North)
10月14日~16日 北島北部(Southland)
10月17日 AKL  帰国

NZは、9月に入って、あちこちで、嵐、雪害、水害、地震と、最悪の天候が続いた。今回の旅行、その悪天候の9月の終わりだなんて、雪は?嵐は??地震は?レンタカーで行くのに、雪で道路封鎖になったらどうするの~~~??!!!と、心配しているうちに、あっという間に、その日はやって来た。

さて、結果はいかに??