2009年9月30日水曜日

NZの隅々を旅するの記8-最終章

2009年4月23日(木)~26日Auckland
Aucklandは、空港しか行ったことがない長姉のために、お友達のファーム(B&B)で2~3日過ごすことに。



4月23日、9:40 am PMR 発 AKL 空港へ。空港には、アルバニーにあるB&BのReiko さんが迎えに来てくれ、途中あちこち、観光しながら、Albany へ。(写真左、One Tree Hill から見たオークランド市内とスカイタワー)

その後、デボンポート(Devon Port)の町を散策。丘の上にあるFort Cautley は、第1~2次世界大戦中、軍の要塞(North Head military complex)だったところ。(写真:丘の上からスカイタワーが見える)




戦争の犠牲となった兵士たちの記念碑や、砲台、丘の横穴にある軍部の施設などから、戦時の軍の様子を垣間見ることができる。





B&B は、ノースショア(North Shore) のAlbany にある。
ファームの羊たちと一緒にのんびり。




B&Bの近くを、Reikoさんが、あちこちドライブに連れて行ってくれた。
写真は、B&B から10分ほどドライブしたところ、ワイマウク(Waimauku)にあるワイナリーレストラン、Hunting Lodge。ワイナリーや美しい庭園に囲まれた130年ほど前の建物。

熟した葡萄が、美味しそう。








4.26(日) 姉たちは、8:30 am発 NZ国際空航から成田へ。私は、  9:00am 発 NZ 国内空港からパーミーへ。

*これまで周ったNZの旅の記は、これで一応終わりです。これで、ほとんどNZの主だった地を訪ねましたが、まだ、南島の南の果て、および、北島の西南の果てあたりには、未踏の地がありますので、また、機会があれば訪れ、旅の記にアップしたいと思っています。
末筆ながら、旅の記、ご愛読ありがとうございました。

2009年9月29日火曜日

NZの隅々を旅するの記8-8

2009年4月19日(日)Hawke's Bay~Palmy
今日は、パーミーヘ戻る日。チェックアウトして、海岸の広場でファーマーズマーケットがあっているので、覗きに。大したものがなく、がっかりして、出発。海岸沿いにホークスベイ(Hawke's Bay)に向かう。ホークスベイは、温暖な気候で、果物や野菜、ワイン、などの豊かな産地。(地図)
途中、ヘースティングズ(Hastings)で、規模的に大きいことで有名な、ファーマーズマーケットへ寄る。広い敷地に、ふだんは競技場にでも使っているのか、2つの建物の中に、ワインやオリーブオイル、ジャム、ソース、蜂蜜、コーヒー、珍しい野菜や、果物類、などなど、溢れんばかりだ!!
写真(下)は、多彩なカボチャの類(pumpkin、squash) とクインス(quince:カリン)
まるでショウガみたいな、エルサレム アーティチョーク(Jerusalem artichokes)。
ヘイスティングズから30分くらいのところにある、Te Mata Peak の展望台に行き、はるか太平洋を望む。

途中、ファームの入り口の並木の紅葉が素晴らしい!!!

その後、Havelock Northという小さな美しい町で、ランチ。NZのパイコンテストで優賞したことがあるというベイカリー、Jacksonsで、パイを賞味。熱々を食べたせい?か、なかなか美味。ワイナリーの町らしく、商店街の前は、葡萄棚の蔓が紅葉して素敵な日陰を作っている。

パーミーに近い、Dannevirke の町で停まり、古い建物の街並みを歩く。ここは、以前、娼婦の宿についてブログに書いたことがあるいわくつきの町だ。娼婦館、「プロミスキュアス・ガールズ」(Promiscuous Girlz )は、昨年8月オープンしたものの、町の反対や何かで営業しにくくなったのだろう、1カ月くらいで閉店したという。イワクのその建物は、Public Trust Office。左の入り口のガラス戸に、消した跡だけど、"Promiscuous Girlz "の文字がくっきり残っていた。この建物は売りに出ているが、まだ買い手がつかないらしい。
ここから、パーミーまでは、40分ほど。パーミー(何もない?ところ)に戻って、姉たちには、近所の散策や買い物などしながら、3日ほどのんびりしてもらった。(*写真は、散歩中に見た珍しい実のなる樹)

2009年9月28日月曜日

Day-light saving started

サマータイムの始まり
昨日、日曜日(9月最後の日曜日)から、サマータイム(day-light saving)が始まった。昨夜、全部の時計を1時間早めてセットし寝た。これから、4月の第1土曜日まで、日本との時差は4時間になる。

日没も、昨日は、7時50分頃、1時間遅れになって、まだ明かり無しに食事ができる。省エネ効果だ。1時間早起きし、1時間早く仕事を終えて、余暇時間が増え、経済効果、エネルギー節約効果が期待できるという。日本では、まだ定着していないようだけど、NZの場合、夏は、日照時間が長いので、より効果があるのかもしれない。

ブログに、クルーク社(Klug)の世界時間タイムのガジェットを利用させてもらっている。このガジェット、1年前、サマータイムで1時間早くなっても、時刻が変わらないので、Klug社にメールして、サマータイム時間に変わる様プログラミングできないか、尋ねたところ、しばらく時間をくださいとの返事を頂き、しばらくして、「世界のサマータイムに、自動的に対応できるようプログラミングしました」旨のメールを頂いた。とても、きちんと対応してもらって感激!感謝でした!^^/ 
(*今、NZ TIME を見たら、ちゃんとサマータイムになってました!!すばらしい~!)

2009年9月24日木曜日

NZの隅々を旅するの記8-7

2009年4月18日(土)Napierの郊外へ
朝、海や街の通りを散歩。海は少し荒れていて、肌寒い。今日は、オールドチャーチ・レストラン(
Old Church Restaurant)でランチを、その後チョコレート工場(Silky Ork Chocolate Company)に、ということに決定。

オールドチャーチ・レストランは、文字通り、1800年代にフランス人の伝道師らによって聖マリア教会として建てられた古い教会を、1970年代に、今のオウナーがレストラン、結婚式場としてオープンしたという。



葡萄畑に囲まれた木造の一見質素に見える外観の教会の中は、結婚式場にふさわしい豪華な調度品と、高い天井は輝くシャンデリヤで飾られていて、目を見張るばかりだ。
中庭のテーブルに案内され、メニュー(Brunch Menu)を見てそれぞれ好きなものを注文。長たらしいメニューを解読しながら、説明し下記に決定。
前菜に、フランスパン、色々なハーブ入りリーブオイルにディップして食べる。これは、美味~美味~!!





貝ガラに乗せたホタテのレモン風味;ココナツとカフィルライムのホイップクリームかけ、 小粒ポテト、カリフラワーのカレー味仕立てピューレー添え、?というところだろうか・・・14ドル
Lemon Infused Scallops in a Shell with Baby Potato, Madras Curry Cauliflower Puree & Coconut kaffir Lime in Foam 14

サーモンロースト;エビのパスタ包み、グリーンピースのピューレー、太平洋で採れたワカメのトースト添え? 15ドル
Roasted Salmon with shrimp Ravioli, Green Pea Puree & Toasted Pacific Wakame Fronds 15

クアトロスタジオニピザ(4種類の具を4分の1ずつ乗せたピザ);ローストチキン、クリーミーリーク、マッシュルーム、生ハム、サンドライドトマト乗せ
Quattro Stagioni Pizza with Roast Chicken, Creamy Leeks, Mushroom, Prosciutto, Smoked Sun Dried Tomatoes & Black olives 13

エッグベネディクト;バター付きトースト、ベーコン、ハッシュポテト、オランデールソース添え
Eggs Benedict, Poached Eggs, Buttered Toast, Bacon, Potato Hash & Hollandaise Sauce 19


飲み物類が、また、変わっていて美味しい。パッションフルーツとキウィフルーツ入りクランベリージュースに、ライム入りアップルジュース。それにハウスワインのシャルドネ(白ワイン)。
いずれも、ちょこちょこシェアして味わって、とても美味でした!満足~!

チョコレートファクトリには、チョコの博物館もあるようだが、チョコのお土産を買うだけにして、博物館はオミット。容器もチョコで出来ているのや、チリ入りピリ辛のチョコなど買ってお宿へ戻る。

夜は、お宿の2~3軒隣の全国的ファミリーレストランチェーン店、Cobb & Co Restaurant へ。ここは、やっぱり、ファミリーレストラン、何もかも、大雑把で、お薦めできない。
(*写真の配置がどうしてもうまくいかない・・・・σ(´Д`;)?)

2009年9月21日月曜日

NZの隅々を旅するの記8-6

2009年4月17日(金)Napierへ

ネイピアは、パーミーから3時間ほどで行ける所で、次姉がまた行きたいというので2泊3日で行くことに。1931年の大地震の被害を受け、その後、当時の流行だったアールデコの街並みへと再建された市だ。 (写真上:山の上までアールデコの家が立ち並ぶ街)

お宿は、Motel De la Mer。海沿いのMarine Parade 通りにあるので、街に近く便利と思って予約した。studio(1ベッド、バス、簡易キッチン付き)タイプしか空いてなくて、2部屋予約した。お部屋は、面白いことに、バスルームとは背中合わせの壁側、ベッドの前に、何故か、かなり大きなスパが備えてある。ワンルームなので、これでは湯気で部屋中が曇るだろうに・・・このモテルも、簡単な食事(朝食)を作るくらいのキッチン設備なので、どこか、美味しいところを探して外食ということになる。

あちこち歩きながら、アールデコの街並みを拝見。古い建物、Criterion Hotel は、バックパッカー用のお宿(写真右:Criterion Backpackers Inn)になっている。


アールデコショップ(左)を覗き、お土産を品定め。








美しく整備されたショッピング通り







近くの公園に、大きな樹があった。立て札に、 オーストラリア原産で100年は経っている(Morton Bay Fig 、Australian Banyan, Ficus Macrophylla, approved 100 years old )と書いている。一般に、strangler fig と呼ばれているそうだ。なるほど、絡みついたイチジク・・・面白い。

中心の木に、種がいくつもくっついて(buttress root)成長した樹だ。密林など、根を張りにくいやせた土地に生息するために助け合って生きる知恵らしい。



その後、Charlies Art Deco Restaurantと言う、この街にふさわしそうな名前に惹かれて飛び込んだアンティークなビルの2階にあるレストランは、何と中国人夫婦の経営だった。中華に少し洋風のものを取り入れたメニューで、あまり期待してなかったので、まあまあ、食べられた・・・明日はもう少し美味しいものを、とあれこれ、ガイド本で研究。

2009年9月17日木曜日

NZの隅々を旅するの記8-5

2009年4月13日(月)~16日
Palmy滞在

南島で買ってきた、クインスと紫ジャガイモをさっそく料理してみる。紫ジャガイモは、電子レンジで5分ほど、チンして食べたら、ポクポク!!おいし~~!!
クインスは、実が硬く、生食には向かない。皮を剥かず、切って、お砂糖、レモン汁を加えて煮て、ジャムにした。とてもきれいなピンク色のジャムが小さな瓶(150g)に4個出来たので姉たちのお土産に。

パーミーにいる間、姉たちは、洋ナシ(pears)のシーズンには間に合わなかったけど、私が作って冷凍保存しておいた洋ナシのワイン煮シャーベット?を食べ、隣の家の樹からの恵、フィジョア、我が家の庭に生る今が盛りのパッションフルーツを毎日山のように(Fruit batsとあだ名されたくらい)食べ、

NZ料理のラムローストや*ホワイトベイトのフリッターを堪能して、大いに満足してくれたかな?!







ホワイトベイトのフリッターに、レモン汁をかけて、熱々の揚げたてを、いただきま~す(何故か、トーストしない食パンだけしか、一緒に食べてはいけないらしい????)!!


のんびり近所のRiver Dale(リバーデール)の土手沿いを散歩。はるか彼方のタラルア山脈に、パーミー名物?の風力発電の風車が見える。
姉が以前泊まって大いに気に入っていたB&Bは、まだ、 for Sale の看板が。
その隣に、以前、「家のお引越し」をした跡地だけど、新しい家が建った。まるでレゴを組み立てたみたいなお家なので、私は、密かに、レゴハウスと呼んでいる。
*ホワイトベイト:Whitebaitesと言って、いくつかの種類(細長い体形で、成長しても10センチ前後くらい) の魚の稚魚。日本の白魚に当たる。8~11月まで、漁解禁で、あちこちの川、入り江は、白魚漁(whitebaiting)を楽しむ人たちで一杯になる。最近、稚魚の数が激減し、絶滅の危機に瀕していると問題になっている。

2009年9月15日火曜日

NZの隅々を旅するの記8-4

2009年4月12日(日)CHCからPalmyへ
朝、チェックアウトし、車をホテルに置いたまま、町に。クラシックカーが続々と集まって来て、町の中を誇らしげにパレードして回っている。



町の真ん中にある公園では、日曜日で、ファーマーズマーケットが催されていた。私は、マーケットを見て回るのが大好きなので、ラッキー~~!!!











クインスのジャムを売っているお店、赤ピーマン(red pepper)のソースを売っているお店(写真左)、NZの代表的?軽食、BBQ(ソーセージをパンにはさんでトマトソース(ケチャップのこと)をかけたもの)のお店、その他、野菜、手作りジャムやパン、蜂蜜、ミートパイなど、様々。我々は、ランチに、ラムのミートパイを買って食べる。熱々で美味しかった。




NZは、ビンテージカー・クラブが全国にたくさんあり、日常的に、こういった車を乗り回している人々が多い。今日は、マニアがあちこちから集まってくるらしい。

ホットロッドショーの入場券、大人一人5ドル也を払い、出入りを自由に出来るよう、手の甲にスタンプを押され、中に。

NZでは、ビンテージカークラブが全国至るところにあり、ふだんでも、よく大きな60年代、70年代のアメリカ車が街中を自慢げに走り回っている。

パーミー(Palmerston North)でも、時々、ビンテージカーのショーがあっているが、こんなにたくさんのクラシックカーが一堂に集まったのを見るのは初めてだ。
エルビスだ~~~~~!!!!




広い会場は、家族連れで週末を楽しむ人たちでいっぱい。




フォード・・・ 何年製??






ピカピカに磨かれた大型車から、中には、本当に錆びて、これでも走ってるの??!!と言うような、ポンコツ?カーまで、いずれも自慢の車?





足の形の、ブレーキ??!クラッチはナイの?






12時半頃、CHCへ出発。ホテルの広告で、メスベンからCHC空港まで1時間と宣伝していたが、ずっと停まらず時速100キロ以上を保持してのことだろう。空港の近くで車を満タンにし、結局、空港には、3時少し前に着いた。3:50発の飛行機で、無事パーミーへ。(写真:飛行機の中から、クック海峡を眼下に見下ろす。南島とお別れして、北島へ)