2013年12月24日火曜日

Harvesting the boysenberries

ボイズンベリーの収穫シーズン

12月の我が家は、イチゴと並行して、ボイズンベリー(Boysenberries)のハーベストシーズンだ。


今年は、実がたくさん付き過ぎて、粒が小さく、育ちが悪い。きれいな赤い色の実は、まだ熟してないので硬くて酸っぱい。トゲだらけの枝葉の中から、できるだけ黒っぽく熟して、きれいなものを探すのは容易じゃない。無農薬だから、虫が付いて半分食べられたりしている。ネットをして、小鳥には食べられないけど、小さな虫は自由に、実の中まで入り込んで食べてくれるのだ。

カリフォルニアの農園主、ルドルフ・ボイズン氏(Rudolph Boysen)が、ブラックベリー(blackberry)、ラズベリー(raspberry)、ローガンベリー(Loganberry)を掛け合わせて、生産したのが始まりで、今では、NZが世界一のボイズンベリー生産国で輸出国だとか。日本にもたくさん輸出されているらしい。でも、日本では、ローマ字読みで、ボイセンベリーで通ってるようだ。


赤紫色の成分は、アントシアニン(anthocyanin)・・・ブルーベリーの何十倍?の含有量だって!?・・・エラグ酸、(ellagic acid)、葉酸(Folate)、ミネラル (meneral)、植物繊維 (plant fiber)、ビタミンC、E、K、それにカルシウム (calcium)、鉄分 (iron)、亜鉛 (zinc)・・・!!!

眼精疲労に良い、優れた抗酸化作用(antioxidants)、抗菌作用、抗癌作用、血管の衰えを防ぎ、美肌、アンティエイジング効果etc.・・・って、マ~!体に良いことばかりじゃない!?

このところ毎日、2~30個ほど実が収穫できる。それを、一粒一粒、虫が付いていないか確かめて、さっと水洗いし、キッチンペーパーに置いて水切りして、消毒した空きビンに入れ、赤ワイン(半カップほど)とマヌカハニー、メイプルシロップを加えて一晩置くと、真っ赤な液体が、口まで上がってきて、酸っぱい実も柔らかく甘くなっている。生なので、長持ちしないから、小分けして冷凍する。

毎朝、この生のベリーソースをヨーグルトにかけて食べると?・・・ワ~~、100歳まで長生きしそう~~;

2013年12月22日日曜日

Christmas carols in the Square

クリスマスキャロル

12月の声を聞くと、最初の週に、参加しているグループや何かの、クリスマスランチやディナーが3回続き、何となく、あわただしいいような・・と、思っているうちに、もう、来週はクリスマス。子供がいないから家の中にクリスマスの飾りをすることもなく、今年は、クリスマスパレードも忘れて行かなかった。

少しは、クリスマス気分に浸りたい・・で、昨夜(21日、土曜日)は、スクエア(The Square)のクリスマスキャロル(17:00~19:00)に出かけて行った。クリスマスは、何故か聖歌を聞いたり歌ったりしたくなる。


食事が済んで、7時過ぎに出かけたので、すでに、スクエアは、人で一杯。敷物、折りたたみ椅子、毛布など、それぞれ持ち込んで、芝生の上でくつろいでいる。スクエアの周り一帯は、アルコール類持ち込み禁止になっているから、もちろん酔っ払いはいない。
舞台では、コーラスグループ(Manawatu Community Choir)が、次々とクリスマスソングを歌う。


オペラ歌手の アナ・リース(Anna Leese )が、ゲスト出演。


赤ちゃんを抱いた若いお父さん、子供連れの家族、若いカップル、年配の夫婦、グループ、赤いサンタの帽子をかぶった人たち、顔にペイントしてもらった子供たち。それぞれ、飲み物や食べ物を持って来て、おしゃべりに、かけっこに、ゲームに、興じながら、コンサートを楽しむ。野外コンサートならではの楽しみ方だ。

今日は、風が強く、最高気温21度とニュースで言ってたから、夕方ともなると多分、15~6℃に気温が下がっているに違いない。薄手のフリースのジャケットを着て来たけど寒い。ダウンジャケットにすればよかった。1日に四季があると言われるNZの気候を良く知っている人たちは、準備が良い。でも、ダウンジャケット、スカーフ、膝掛け、毛糸の帽子、 と、しっかり冬装束の人がいるかと思えば、薄い半そで1枚で平気な顔をしている人もいる。これもNZならではのeasy going~~/

今の今、地球のどこかでは、ドンパチドンパチ、殺し合いがあっていて、人々が、飢えや生活苦で死んで行ってる・・その一方で、クリスマス商戦に踊らされた、平和ボケした国もあり・・の世の中。心地良いクリスマスソングを聞きながら、ここも、平和ボケの国?でも、素朴で、のんびり心豊かな過ごし方ができる国・・・心地良いコーラスに、声を合せながら、しばし感慨にふける。


コンサートも終わりに近づくと、どんどん人々は帰り支度をする。夏時間のせいで、まだちょっと明るい9時にお開きになる健全なクリスマスの過ごし方。いいじゃな~い?