2012年2月21日火曜日

Farmers' Market in Hastings


ファーマーズ・マーケット
次の日(19日、日曜日)の午前中は、有名なHawkes' Bay のファーマーズマーケット(Farmers' Market)へ。Napierのマーケットは土曜日、Hastingsは日曜日に催される。 


温暖な気候に恵まれたホークスベイ(Hawke's Bay)地方は、果物やワインの産地として有名だ。ドライブしながらHastingsに近付くと、パーミーの郊外の羊や牛の景色とから、がらりと変わって、道路沿いには、広大な果樹園が果てしなく続く。今は、リンゴが真っ盛り。広大なリンゴ園のずらりと並んだリンゴの林。小さい真っ赤なリンゴが鈴なり。私は、この小さな赤い素朴な味のリンゴが大好き。ネットも袋もかぶせてなくて、小鳥が食べないのかしら?と心配になる。


5年前、Hawkes Bay の旅をした時、Hastingsのマーケットがすごく楽しかったので、朝食もそこそこに、さっそくワクワク出かけて行った。会場は、以前と違って、美しく自然を残して手入れされた広大な公園。私は、マーケット巡りが大好きだけど、ここHastings のファーマーズマーケットは、特に楽しい。会場の外には、既にたくさんの車が並んで、駐車整理係の人が、整理に大わらわ。

広い敷地の周辺には、色とりどりのテントが並んで、中の方の芝生で、アールデコ調の服装のグループがバンド演奏。アールデコ祭りの流れの一端で、今日は、ネイピアの海岸通りの芝生で行われるギャツビー・ピクニック(Gatsby Picnic)に参加するためだろう、アールデコ調の服装の人々が、たくさん来て、買い物している。


近隣の農家から、新鮮な野菜や果物、ワイン、チーズ、オリーブオイル、ジャムなどの保存食、パン、ケーキ、あらゆる食品が並ぶ。ピクニック気分で、試食しながら、見て回る。


チーズ売りのテント。好きなだけカットして売ってくれる。
野菜やさんのテントには、色とりどりのピーマン(capsicums)が、1kg 8ドル。


今時、流行りのWheatgrass(小麦の若葉)のジュースは、とても健康と美容に良いらしい。



今朝ちぎりましたと言わんばかりの新鮮な果物。1パック(1 punnet)7ドル也
アボカドやさん:食べごろを明記して売っている。左から「今食べごろ」「2~4日」「6~10日」「10~2週間」と分けてある (シャッターを押したと同時に女性が前に来た~~><!)。私は、まだ青い6~10日と10~2週間のを1個づつ買った。


大きな枝を張った美しい樹の下は、スイーツやさん




「多分世界一」?のミューズリ(muesli)やさん


結局、さんざん味見して、買ったのはアボカド2個とフランスパン2個だけ(あまり上客ではない?)。


Napier、および周辺の街は、先週末までの1週間アールデコ・イベント一色。近隣を問わず、南はダニーデン(Dunedin)辺りから、ご自慢のヴィンテージカーで繰り出して来るそうだ。蒸気機関車でのday trip、ダンスや映画、ジャズ、ピクニック、パーティー・・・・たくさんの楽しい企画が目白押し。ほんとうに楽しそう!お祭り騒ぎ大好きな私、来年は、金曜日辺りから泊まり込みで楽しみたいな~~!と、密かに思いを巡らしている。

2012年2月20日月曜日

ART DECO FESTIVITIES 2012 in Napier

ネイピアのアールデコ祭り


北島の東南海岸、Hawke's Bay のネイピア(Napier)市 は、1931年に大地震に見舞われ壊滅、その後、街は、その当時流行だったアールデコ(Art Deco)調に再建され、美しい街、アールデコ市(Art Deco City)として人々から愛されてきた。


先週、アールデコ祭り(第24回)が、開催され、今年はNZ空軍(RNZAF: Royal New Zealand Air Force)の75周年ということもあり、空軍協賛の一大イベントとなったようだ。


土曜日(2月18日)、たまたま、パーミーから2時間半ほどの市ヘースティングズMap:Hastingsからネイピアまで車で20分ほど)を訪れる機会ができた。そこで、午後から、アールデコの隣街、ネイピアへ繰り出すことに。




ネイピアの中心街、海岸沿いのMarine Parade付近 は、一般車の交通が遮断され、人とヴィンテージカーだけの歩行者(車)天国。道路の両脇は、何十メートルにも亘って、ヴィンテージカー(vintage cars)がずらりと並んでいる。


アールデコ調の服装をした、カップルが、男性が、ピカピカに磨かれ手入れの行き届いた自慢のクラシックカーに乗って通りをパレード、あるいは、家族や友人グループが、そぞろ歩きながら、写真を撮ったり撮られたり。


カフェの外のテーブルのあちこちで、アールデコの老若 男女が優雅にコーヒーを飲んで談笑している。


 美しい海岸沿いのビーチドメイン(Beach Domain)広場に設営された舞台では、アールデコの衣装に身を包んだ男女のファッションコンテスト。




舞台では、やがて水着のコンテスト。真中のピンクの水着の女性が優勝。
観光用の人力車が、街の目抜き通りを走り回る。細い若い女性も、たくましく自転車をこいで、お客を乗せて走りまわっている。



歩行者天国の通りには、大道芸人(busker)。全身金色の、天使の衣装に身を包んだ女性が、立像になりきってじっと動かない。子供がお皿にコインを入れると、スッと動いて子供をハグし、祝福して、またサ~と、元の恰好になり、微動だにしない。顔まで金色に塗ってさぞかし暑いことだろうに。




優雅なロールスロイス


空には、空軍のアクロバティックチーム(Red Checkers aerobatic team)による、ビンテージ飛行機のパフォーマンス。


さほど暑くもなく、カラリとした良いお天気。


碧い海に白いヨットが目にまぶしい海岸沿いを、ラッシュモンロー製のフィジョアのアイスクリーム(Rush Munro's icecream, feijoa)をほおばりながら、心地よい潮風を受けて歩く午後のひと時は、最高~~でした!