2015年1月19日月曜日

Attending wedding ceremony of our dear friends

友人の結婚式参列

昨日(18日、日曜日)、友人の結婚式に参列した。歩いて5分の所にある近くのセントマシューズ教会(St. Matthews Church)で、2時から。たった5分とは言え、フォーマルなドレスを着て、暑い中、歩いて行って汗ビッショリになりたくない・・・ので、車で行くことに。

15分前に着いたら、式場の入り口で、若い男性二人(花嫁の息子たちだった)が、式次第をくれて、式場(会堂)に案内してくれる。会堂の中で、花婿(NZ人)がお出迎え。ニコニコと、幸せそう。花嫁は、中国系マレーシア人。さすがに参列者も、国際的・・・アジア人、黒人、ヨーロッパ人系と、様々。二人は、この教会のメンバーなので、教会員の参列者も多いに違いない。

司祭(preast)・・は、女性だ・・・のあいさつの後、息子に付き添われて入場してくる彼女の姿を見たとたん、胸がキュンとして、涙腺が緩むのを感じる。花婿も花嫁も再婚同士で、人生の激動を乗り越えて結ばれたということをよく知っているだけに、心から祝福したいと思う。

花嫁には、成人した3人の息子(孫も2人)がいて、ページボーイや、受付などを務めている。

式次第に従って、まずは、Amazing Grace歌う。大好きな歌だ。

Declarations(結婚の誓約)・・・司祭の祈り・・・聖句リーディング・・・誓約の言葉  (・・take you to be my wife(husband), to have and to hold from this day forward, for better, for worse, for richer, for poorer, in sickness and in health, to love and to cherish until we are parted by death・・・・聞きなれた言葉だ)

心引き締めて誓った言葉・・・も、やがて、忘れ去り、別れて行くカップルが何と多いことか(自分も含めてだけど--;)・・・

その後、リング交換・・・司祭の宣言・・・そして、You may kiss your wife・・・・背の高い花婿は、小さな花嫁に、ひざを折り曲げてキス。微笑ましい光景に、皆も、司祭も、思わず笑って・・・その後、結婚証明書にサイン・・・We welcome you now as husband and wife. pray, and we will pray with you.

手に手を取り合って祭壇から歩いて来る、幸せいっぱいの紅潮した頬のふたり、人生最高の日に違いない。

式は、30分で終わり、この後、教会心尽くしのアフタヌーンティー。一口サイズの、ケーキ、サンドイッチ、カナッペ、それにフルーツパンチ、小さな花嫁人形が飾られたまっ白いウェディングケーキなど、とてもお洒落な雰囲気で素敵。食べながら、そばにいた女性とおしゃべりに花が咲く。彼女は、ハミルトンから来たとのこと。花嫁の友人で、香港出身だそう。


6時から、タウンにある中華料理店で披露宴。円卓を囲んで、私のテーブルには、アフリカ人っぽいカップル、キーウィ男性と中国人のカップル、キーウィ男性とフィリピン人の奥さんとその娘。それに、Otakiから来たという花婿の友人など・・・2人の多彩な交友ぶりがうかがえる。

オークランドから来たという隣のフィリピン女性と、すっかり打ち解けて、おしゃべり。一緒に写真を取ったり電話番号を交換したり・・・花嫁花婿を通して交友関係が広がる。

願わくば、たくさんの人たちに、愛され、祝福されたこの日を忘れず、仲良く、苦楽を共にして、一生を添い遂げて欲しい・・・と、祈りつつ、まだ明るい9時過ぎ、家路へ。

2015年1月11日日曜日

Gardening

庭の手入れ

1月10日
裏庭のフェンスは、隣家3軒と接している。フェンスの前は、NZ nativeの灌木や、リンゴと洋ナシ(pear)の樹が雑然と植えてあり、その間に雑草や灌木が生い茂って、荒れ放題。

雑草ををすっきりさせて、アジサイをもっと植えようと、この数日、庭仕事に精を出している。ブッシュ状になった灌木の幼木を根こそぎにしないと、大変なことになる。中でも、キャベツトゥリー(cabbage tree)の種子が、あちちに根付いて、次々とツンツンした苗木が育っている。大木になる前に、早く抜かなければ、と頑張るけど、シャベルくらいでは、到底無理だ。とりあえず根元から、切って、後から掘り起こそう。

その他にも、球根で増え、あちこちに広がり、抜くのが大変な雑草が、果樹の周りにはびこりっているのを切って行く。

洋ナシの木の周りの雑草を切ろうと、葉っぱを手でかき分けた・・・ン?!・・・その向こうに、黒い丸いものが・・・何だ?・・・

よくよく見ると・・・猫!!黒猫だ~!死んでる?!それとも昼寝中?!シャベルで音を立てて脅かしても動かない!死んでる~~!?私は、死んだ動物は、怖くて見るのもいやだ。急いで表へ。

表の庭では、隣のマイクとBが、我が家側のフェンスの前の生い茂った木々を、せっせと切っては、電気鋸で小さくして、マイクのトレーラーでリサイクルセンターに運んでいるのだ。Bに話して、見に行ってもらう。

「死んじゃいないよ。子猫が生まれて授乳してるようだ。」って!エ~~!何てこと~~!

我が家は、猫も犬も飼っていないので、他所の猫が、我が物顔でしょっちゅう入って来ては、庭で昼寝したり、ウンチをしたり、困りものだ。そのうちの1匹が、樹の陰の藪の中で子猫を産んで、授乳中だったんだ!

SPCA(Society for the Prevention of Cruelty to Animals:動物虐待防止協会)に電話したものの、土曜日で、留守番電話のみ。

マイクの話によると、彼の家の3軒ほど先隣の家が、3匹ほど猫を飼っているけど、放任?で、彼の家の猫ドア(ネコは飼っていないけど)から留守中に入って来て、テーブルの上に糞をして行ったりして、困りものらしい。どうやら、その家の猫じゃないかと言う話に落ち着いた。

彼の3軒隣は我が家とフェンスを共有している1軒でもあり、黒猫が、我が家の裏庭に来た時、シ~と、追い払うと、フェンスを乗り越えて、その家に逃げて行くから、たぶんそこの猫だろう。飼い猫なのに、何で、よそんちで、子供を産むのサ?!家の人は、気がつかないのかしら・・・


母ネコは、私が、カメラを向けて撮ったら、フウ~!と歯を剥く。「何もしやしないよ! 不法侵入のくせして怒るんじゃないの!」

・・・でも、”母は強し”だ・・・「野良ちゃんなら、SPCAで、安住の家庭を見つけてもらえるよう、頼んであげるからね」・・・授乳の邪魔をしないよう、雑草取りは、途中で終わり。

1月11日
今日は、午前中、少し曇り空なので、庭仕事にはもってこい。取り残した雑草の陰を見ると、もう猫の母子はいない。やっぱり、隣の猫だったんだ。子供を連れて、実家に帰ったに違いない。

いずれにしろ、出て行ってくれたので、ホッとした。今日は、ガーリックを収穫して、保存。昨年に比べ、少しは大きくて、マアマアかな。そろそろ、去年の蓄えもなくなりつつある所で、グッドタイミング。

雑草を取った空間にコンポストを入れて、今まで雑草の陰で、ヒョロヒョロ育たなかったアジサイを、植え変えた。少しは日当たりが良くなったんだから、来年は、きれいな花を咲かせてね。

それにしても、隣のマイクからもらったレモンは巨大だ!ちなみに、小さいレモンは、反対隣の家のレモンの木から我が家にはみ出した分を失敬したもの。イチゴと言い、レモンと言い、NZは、何でも巨大に育つ・・・にしては、我が家のガーリックは小さいな~~・・・

2015年1月7日水曜日

Holiday in Matamata

クリスマスホリデー

1月1日は、8時半から、バドミントン初プレイ。バプテスト教会で。お正月、出かけない人達は、皆ひま。14~5人、集まって、楽しい初バッシュ。

1月2日 マタマタへ

3日に、Matamataで、Bの模型飛行機飛ばし全国大会(Model Flying NZ 2015 nationalsがで開催されるので、2泊3日の旅行へ。Matamataは、パーミーから車で5時間ほど、タウポの近くにある小さな町。映画"Lord of the Rings"のセット(Hobbiton Movie Set)で観光名所になった所。模型飛行機大会だけなら遠慮したいところだけど、Hobbitonの魅力に負けて、Bに同行することにした。

10時出発。State Highway 1を走ること、2時間、12時近く、冠雪のMt.Ruapehuが青空にくっきりと見え始めるWaiouru で、休憩。ここは、Army Museumのあるところ。

1時頃、タウポ(Taupo)到着。ランチ。

4時頃、Matamata 着。予約していたモテル(O'Reilly's Motel)にチェックイン。お部屋は、2階建てのモテルの2階。

荷物を置いて、タウンセンターのi-siteへ。4日10時15分発のHobbiton見学を予約してたけど、9時15分に変更してもらう。
Bの飛行機仲間、LとTと一緒に、タイレストランで夕食。辛い!モテルは、国道沿いにあり、夜中、ひっきりなしに車や大型トラックが通り、うるさいことこの上なし。眠れず、2時頃、そんなこともあろうかと持参した睡眠薬を飲んで、どうやら2~3時間ほど眠れたようだ。


1月3日 模型飛行機全国大会
9時からファームでの模型飛行機飛ばし大会にお付き合い。ここは、ヴィンテージ飛行機の会場。手作りのヴィンテージ飛行機を飛ばして競い合うのは、ヴィンテージなおじさんたちばかり。若手は、ほとんどが、キットセットを組み立てたか、出来合いの最新型機で、スピードとアクロバティックな技を競うので、近くのローカル飛行場が会場。

良い天気で、外は焼けるように暑い。でも、車の中は、ドアを開けておけば、涼しい。読みかけの"Lord of the Rings"を読み始めたけど、ものの1分も経たないうちに、うたた寝。その間に、Lは、着地に失敗し、1機を壊し、2機目は、大木の上に軟着陸させてしまったらしい。Bは、無事故とは言うものの、余り芳しくない結果に終わった?

ランチは、朝4時半から開けているBake House Cafeで買ってきたパイやサンドイッチ。持参のタイガー魔法瓶、サハラに氷と水を入れて来た。途中で水を何度補充してもいつまでも冷たい。こちらで買った魔法瓶?は、お湯でも水でも、あっという間に、ぬるくなってしまう。日本製は何て素晴しいんでしょう!青空に舞う飛行機を見ながらのピクニックは、なかなか、いいものだ。

戦い済んで、夕食は、ケバブ(Turkish Kebab)のtakeaway。全種類入りサラダとやらを頼んだら、アラブっぽい濃い顔のおじさんが、容器に、野菜を山のように詰め、その上にビーフだか?ラムだか?の肉片数枚とミートボール?2個をポイポイっと載せ、蓋でギュ~と押し込む。ウエ~~;まるで、犬ご飯!トルコ人?には、美的センスと言うものがないのか~~?!おまけに野菜の並んだショーウィンドー内には、ハエが!衛生観念もない?・・・一気に食欲減退・・・とは、言うものの、お腹空いては、眠れません。無理に口に押し込んで・・・今夜は、早めに、睡眠薬を飲んで寝ろ~ット。

1月4日 マタマタへ
朝、8時半にチェックアウト。9時半、i-site前からツアーバスに乗って、20分でHobbiton Movie Siteへ。牧歌的な、なだらかな丘に作られたホビットの村。同乗者仲間総勢2~30名位が、ガイドの男性クリスティーについてゾロゾロ。

"Lord of the Rings" シリーズも"Hobbit"シリーズも、全部見たので、このホビット村のセットは、とても興味深い。

Hobbitonへ続く道は、軍隊が作ったそうだ。この辺りの山を、映画のセットにするために、Peter Jacksonは、当時の首相ヘレンクラークに、道を作って欲しいと直訴したが、クラーク首相は、予算がないので、軍隊を使うように手配してくれたという。

ヒルサイドに、穴を掘って丸いドアや窓を作っただけで、中は、せまい空洞。でも、周りには、季節の花々が咲き乱れ、小さな家の周りには、洗濯物が干してあったり、煙突から煙が出て、魚の干物がぶら下がり、野菜畑、蜂蜜の瓶、など、生活感が出てて、楽しい。

苔むした柵も、人工のものだそう。え~?人工?!思わず触って見た苔は、硬かった。良くできてる~~!





丸窓に、丸い緑のドア、Bilboの家。






Samの家。






Green Dragon Inn で、サービスの飲み物が供される。私は、ノンアルコールの 
ジンジャービール(Ginger beer)を頂き一休み。

黒鳥がスイスイ泳ぐ、のどかな池の風景。

その後、バスに乗って、The Shire Storeへ連れて行かれた。ここはお土産とカフェのある建物。ここで20分休憩。しっかりお土産を買うように段取りされている。ツアー料金は、大人ひとり75ドル、と、かなり、お高い。その上、ここで、ホビットのお土産を買えば、たちまち100ドル...商魂たくましいな~~・・・でも、十分楽しめたから良しとしよう。

ツアーバスで一緒になった人たちの中には、カナダから来たと言うカップルもいた。Peter Jacksonのおかげで、Matamataもここ数年で有名になり、経済的にさぞかし潤ってきたことだろう。

12時頃、往きと同じバスのお迎えで、i-siteに戻って、帰路につく。途中、休憩をしながらのドライブで、帰りついたのは、6時過ぎ。夏時間で、9時近くまで明るいので、クリスマスホリデーは、BBQに、海に、山に、キーウィにとって、絶好のバカンスタイム。楽しい小旅行だった。