2008年5月14日水曜日

NZ事情 3

季節感
なんて、この国に来たらあまり関係ないようだ。一日に四季があるとよく言われるとおり、夏でも昼間暑いかと思うと、夜は冷え込むといった具合。その年にもよるけど、12月でも、夜は寒くて、冷え性の私は足が朝まで暖まらず、湯たんぽを使っていたことがある。寒いといっても、ここ北島では冬でも凍るほどの寒さではないので、どこも暖房は、簡単な電熱器タイプのものかオイルヒーター、せいぜい良くてガスヒーターだ。ホテルなど電気毛布を備えているところが多いが、私は電気毛布は嫌いなので小さな英国製のゴムの湯たんぽ(
最近日本では見られなくなったけどこちらでは、スーパーマーケットに行けば4ドル(今1ドル80円前後)くらいで売っている)のを好んで使っていた。お湯を入れたら、丸いねじ込み式の栓をはめる。お湯が漏れないか心配だったが、全く大丈夫。

日本では、6月には、衣替えをして、夏にウール物など着ない(暑くて着れない)し、冬はコットンなど寒くて着れないけど、NZは違う。皆、1年中同じものを着ている。半そでTシャツに寒ければ上にせいぜい1枚重ね着をするだけだ。5月に入って雨が多くなり、寒い日が続いている。私が、寒がり?のせいか、長袖シャツにセーターを着て、厚手のフリースのジャケット、厚いソックスといういでたちで、買い物に行くと、半そでTシャツに半ズボンだけのおじさんが、買い物に来ていたりする。一人なら、変わり者だと思うくらいだが、結構そういういでたちの人が多いから、驚く。冬でも、お天気が良くて暖かいと海で泳いだりしている人がけっこういる。この国の人たちは ”1日に四季がある”から、季節感というものとは縁がないのかもしれない。

誰かがNZに来る時、いつも衣類は何を持っていったらいい?と聞かれるが、夏でも、ジャケットは持ってきたほうがいいとアドバイスする。日中、暑いからといって、夜が暑いということはまずない。陽が落ちると肌寒くなって、ジャケットが欲しくなる。年にも依るが、1月(真夏)に雹が降ったなんてこともよくあるからだ。

話は飛んで、繁華街を歩いていても、ブランド物のバッグや服を身につけて歩いている人をまず見かけない。流行のおしゃれをしている若者も一部いるが、まず、Tシャツにジーンズといったラフな格好ばかり目に付く。ルイヴィトンのバッグを提げて歩いている人を見たことがないけど、見たら日本人?と思ってまちがい?Kiwi は、身につけているものが皆とても質素で地味だ。逆にいえば、おしゃれしようにも選択肢があまりない、とも言える?…おかげで、私は衣類をあまり持って来なかった(持っていない?)けど、おしゃれをする必要も(していくところも?)ないので、日本にいたときみたいに衝動買いすることもない。こちらに来てまだ衣類は何も買っていない(サイズがないというのが大きな理由?)けど、いつもTシャツにジーンズの着たきりスズメ同然の格好で済むので大いに助かる。

2 件のコメント:

hiroppe さんのコメント...

ブランド物に関しては、日本人の感覚が少しおかしいと常々思っています。競艇場に勤務していると、明らかにプータローと思われる若いカップルが男の子はヴィトンのウエストポーチ、女の子はシャネルのバッグにシャネルの財布、とバッグの中から出てくるはくるは全てブランド物、年相応のおしゃれがあるだろうがと言いたくなります。こんな高価な物どうやって購入するのと聞いてみたくなる事があります。やっぱり日本は少し病んでるね~!

Silvereye さんのコメント...

でも、偽が多いんでしょ?フェイクでもいいから持っていたいという心理が理解しかねるけど・・・
おかげで、フランスは(偽物作りのうまい中国も??)日本人様様で~す。