2008年5月18日日曜日

Palmy 7


秋の街路樹
写真は、Palmy 市内の大通りのひとつ、Victoria Avenue の様子。 街路樹がトンネルのように道路を覆っていて、秋になると紅葉して通りを落ち葉が埋め尽くす美しい通りのひとつだ。
市内の主要道路には、写真を拡大して見てもらうと良く分かるが、住宅の前に歩道があり、歩道の道路寄りに芝生の並木道。その横は車を停められるスペースがあり、その横に自転車専用道路、そして、車用に1車線とってある。
自転車専用道路は、全部の道路というわけではないが、比較的広い道路には、昨年から2車線のところを1車線にしたりして新設されたもので、Cyclist (サイクリスト)の安全を守るためと同時に、排ガス規制のためにできるだけ自転車を利用しましょうという、市の環境政策のひとつだ。こういった贅沢な道路の使い方ができるのも人口の少ないNZならではだろう。車優先の狭い日本の道路事情を考えると羨ましい限りだ。

2 件のコメント:

hiroppe さんのコメント...

色々と勉強になります。道路が一車線と言うのは、渋滞などは問題にならないのでしょうか?私達の身の回りを見ても、会社から2キロの人でも車を使用しているし、NZのように一車線にしてスローに規制をかければ自然と自転車を使用するのではと思ったりしています。その場合やっぱり自転車道は必要ですよね!でも難しいね、日本は狭すぎて!

Silvereye さんのコメント...

Auckland は坂道が多く、人口も集中しているため、車の渋滞がいつも問題になっています。でも、ここPalmy は人口も7万5千人位と、少ないので渋滞もなく、平地なのでサイクリスト人口が多いのです。特に、最近は1リットルあたり、2ドル(170円位)近いガソリン代の高騰で車をやめて、自転車通勤通学がますます多くなってきています。健康のためにもいいし、一挙両得です。日本は、NZと違って、交通の便が良いのだから、もっと公共の交通機関を利用すればCO2も減らせるし、渋滞も回避できるのにと思います。