2009年7月6日月曜日

NZの隅々を旅するの記7-4d

2008年12月27日Orakei Korako Cave Thermal Park
今日は、タウポ(Taupo)まで遠出することに。ロトルアから4~50分、タウポから30分くらいのところにある、オラケイ・コラコ洞窟地熱公園(Orakei Korako Cave Thermal Park)に、途中寄る。ここは、オハクリ湖(Lake Ohakuri)をボートで対岸まで渡ったところにある地熱地帯だ。オハクリ湖は、活火山、ルアペフ山(Mt.Ruapehu)を源とする、NZ最長の川、ワイカト川(Waikato River)水系にあるオハクリ水力発電所の人口貯水湖。入場料は、$31 也。

ブッシュに囲まれた、火山噴火でできた広大な自然のままの地形。その全体をうまく巡れるよう作られた板の歩道に沿って、様々な地熱の湧き出る池やテラス(Rainbow Terrace)を見ながら歩いて行く。(写真:奥がFleece、手前歩いているのは私?)
Rainbow Terraceは、タラレワ山の噴火で埋没したピンクと白のテラスに次ぐ規模の大きいテラスだそうだ。
Rainbow Terraceにある、Map of Africa、確かにアフリカの地図のように見える。プクプク沸き出るMud Pool(泥の池)や、 このまま温泉みたいに浸かったら良さそうな?透き通ったお湯が、たっぷり湧き出ている池もある。

白いシリカ(珪土)が滝のように流れて固まっていったFleece(羊の毛:モコモコしてそういえば羊に見える?)。
あちこちに間欠泉(geyser)がある。Orake Korakoは、NZで一番間欠泉が多い所だそうだ。ちなみに、お手洗いには、Guyser(男子), Girlser(女子)と表示してあった。

                  
細い板の道を案内に従って登って行くと、やがてブッシュの奥の方の行き止まりに洞窟(cave)が見えてくる。上から覗くと、遙か下方に水がたまっている。細い岩場の急な階段を木の手すりにつかまりながら、恐々、降りていって触ってみる。でも、ここは生ぬるい水だった。

上を見上げると、木の間にぽっかり穴。まさに、隠れ谷(Hidden Valley)だ。マオリで第2次世界大戦で兵士として外地に赴き犠牲になった人のための記念碑が洞窟の入り口にあった。

洞窟から、少し戻って、道案内に従って右に行くと、下りの急な細い階段を下りていったところに、泥がプクプク湧き出るマッドプール。そこをさらに降りてブッシュを一回りするウォーキングコースがあるが、そこは割愛して戻ることにする。

客が来れば乗せて動くという不定期の渡し舟?で向こう岸に戻り、タウポへ。タウポ湖(Lake Taupo)は火山噴火によるカルデラ湖で、NZ一大きい湖。湖の前のカフェでランチを取って、タウポへ戻る。(写真はタウポ湖と冠雪のルアペフ山:2006年7月撮影したもの)

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