2008年8月31日日曜日

NZの隅々を旅するの記2-終章

      写真:飛行機から撮った南島の山並み(2007年撮影分 )
10月17日Dunedin~auckland
朝、シャトルバスを予約する代わりに、B&Bのご主人が、20ドルでDunedin空港まで送ってくれた。国内線は、プロペラ機なので低空飛行、お天気が良ければ空からの景色を楽しめる。国土の面積は日本の約71%で,人口は3%ほどという国だから空から見る景色、特に南島、は、山々、草原、ファームに羊や牛、川、海、所々に街や村村がある、といった感じで本当に農業国なんだなと改めて感じる(*北へ向かう時は、飛行機の席を左側に取ると、お天気が良ければ冠雪の美しい山脈を見ることができるし、右側だと海岸沿いの景色を楽しむことができます。往復するなら常に同じ側に座れば両方堪能できるので、席の予約の時いつも同じ側を指定するのも一案です。)

オークランドに戻って、出発時間までゆとりがあったので姉が口座開設したNZの銀行のカードと定期預金の証書を受け取るために市内に行った。NZの定期預金金利はとても高いので、人気だが、為替の変動を考えるとそんなにおいしいものではない。でも、姉達は、NZがすっかり気に入ってしまい、次回は北島を中心に回りたいと希望している。満期になった頃、飛行機代だけ払ってNZに来て、現地での費用に、預金を当てればよいと考えているようだ。半年定期で年利約7%(*当時、現在は8~9%)という高金利は、日本では考えられないと大喜び。円の交換率は、68円ほどだった。(*旅の記2-1で、76円と書きましたが、68円の間違いです。m(__)m*現在、80円ほどだから、かなり率の良い時に預金して4年間、複利計算で相当になっているはず?)

オークランドの飛行場で帰りのフライトを待つ間、思いがけず、マオリの人々の団体が見送りのためにハカ (Haka) をやっているところを見る事が出来た。ハカはオールブラックス (All Blacks) が試合の前にする儀式としても有名だが、旅行に出る人の安全を願ってすることも多いとか。カマッテ、カマッテ(I die, I dieと言う意味だとか)、というのが頑張って頑張って、と言っているようで大好きだ。私はもう少しNZに残りたかったので、帰りは姉たち二人で帰ってもらった。ふたりを空港まで送り届けたが、全く英語のできない二人だったので、無事日本に帰りついたという知らせを聞いた時は、ホッと胸を撫で下ろした。

今回の旅行、費用は一人当たり、お小遣いも含めて約25万円で済んだ。団体ツアーだと、10日以上の日程は、急に高くなり、30~40万円以上が相場なので、二人分の団体旅行費用で3人分の旅費とお小遣いまでまかなったことになる。結構贅沢もしたのに、安く済ませられた、と自己満足?それにしても、駆け足旅行では、NZのほんの、おさわり部分しか知ることができない。時間に追われず、心ゆくまで楽しめる身分になりたいもの。(*次回は北島の旅をご紹介したいと思います。)

2 件のコメント:

hiroppe さんのコメント...

お姉さんとお友達は幸せですね!人のお世話はとっても大変なのに。年に一回そんな旅行が出来たら楽しみも増えて、長生きしそう。

Silvereye さんのコメント...

おかげで私も一緒に旅行を楽しませてもらえて、感謝感謝です。次は、少しのんびりゆったり旅行をしたいと言っています。北、南、大方のところを行って廻ったので次は、あまり動きまわらず重点的にゆっくりできるところを少なく選んで企画したいと思っています。Hiroppeさんも、思い立ってご主人様とお遊びにおいでください。ヨットで周ると言うのもいいかも・・・