2008年8月18日月曜日

徒然なる想い

旅から離れて、ちょっと一息
日本から離れていると、日本のことがすごく見えてくるときがある。戦争で痛い目にあった日本は、終戦後、必死に国家の建て直しに邁進し世界の経済大国に名実共にのしあ がった。だが、同時に、敗戦以来米国に追随する姿勢は未だに変わっていない。世界は 大きく変わりつつあるのに、日本は未だに米国に頭が上がらない。

戦後の経済的発展によって、世界に誇る、すばらしい製品を生み出してきた日本。かつ て、安かろう悪かろうで悪名高い製品を世界に発し、ひんしゅくを買った日本。いま、中国が安かろう悪かろう製品を世界にばらまいて日本がたどった道を踏襲しようとしているかに見える。だが、器用な彼らも、すぐにそれに気付き品質の良いものを生産するようになるだろう。コピー技術に秀でた中国がやがて独自の高性能製品を生み出すようになり、名実共に世界の経済大国になるのにそう時間はかからないに違いない。

戦争放棄し、米国の傘のおかげで経済発展を成し得た日本に翳りが見えてきていると感じるのは私だけではないだろう。日本は、あれだけ世界に平和貢献しているにもかかわらず、ほとんど世界から認められることなく、未だにアジア諸国から戦争責任を責められ問われている。これに対して、全くなす術を持たない政治家に、辛抱強い国民もいい加減我慢の限界に来ている。

NZは、人口400万人の小さな国だ。だが、その姿勢は、大国におもねることもなく、独自の国策を推し進めてきた。確かに、生活するうえで不便な点が多く、経済的に決して豊かな国ではない。だが、国民はあれこれ流行に左右されることなく、大自然の中で悠然と生活しているように見える。日本人に比べて、精神的に彼らはずっと成熟しているような気がする。

日本がこれからとるべき道は、国家と国民が真の意味で精神的に自立した大人になり、他国にいいように操られることなく、真の自立した平和国家として世界にその存在を認められるようになることではないだろうか。

(*下記は、いくつか面白いと思った記事を拾っています。暇な折に、読んでみてください。)
月刊チャージャー8月号
覇権の起源 2008年8月14日   田中 宇
エネルギー覇権を広げるロシア 2008年8月5日   田中 宇
日米安保から北東アジア安保へ 2008年6月24日 田中 宇
石油高騰の謎 2008年5月14日   田中 宇
地球温暖化問題の裏側 2008年4月22日   田中 宇

9 件のコメント:

hiroppe さんのコメント...

私も日本の政治家に強い不満を抱いています。又日本の官僚にも限りない不信感を抱いています(これはちょっと関係ないか!)。戦争が終わって、60年、もう十分に償ってきたと思います。むしろ何か問題が起こる度に戦争責任を持ち出して日本を追い込もうとする国のやり方のほうが汚いと思います。戦争放棄を世界に約束したことこそ真の戦争責任じゃないでしょうか!日本の政治家はもっと日本は日本と言う強い姿勢で世界に臨んで頂きたいものです。

Silvereye さんのコメント...

こちらにいると、テレビのヒストリーチャンネルで繰り返し、日本軍の真珠湾攻撃とか、戦争中の侵略行為を流しています。あれを見ると、日本だけが、ひどいことをしたみたいに見えるのですごくいやです。どこの国も、戦争では、多かれ少なかれ同じひどいことをしてきているのに、日本だけが責め苦を負っているようで腹が立ちます。米国が、未だに他国を侵略しても表立って非難する国はないでしょう?勝てば、官軍ということでしょうか。平気で核実験をし、圧制で、兵力でもって人民を、世界を制しようとする国が日本の戦争責任を問う資格なんかないのに~日本は、もっと世界に向かってはっきり物を言えるようになって欲しいですね!!

shun さんのコメント...

そうですよね。戦争の話を聞くといつも「勝てば官軍」という言葉を思います。大多数の考えが正義になりますから、NZはヨーロッパ系(官軍)の見方が正義になりますよね。やはり勝てない戦争はしないほうがいいですね。日本では戦争は絶対に悪だと考えられがちですが、西洋では正義の為の戦争は善だと考えられる傾向がありますが、どう思いますか。今問題になっている南オセチア、どっちが先に攻撃したにしても、攻撃されたら黙って殺されるのを待つわけにもいきませんね。

Silvereye さんのコメント...

shuさんおかえりなさい!

正義の定義が全くおかしいのです。軍備強大国が神の名の下に悪の枢軸国とやらを倒す正義?子供の頃、強いガキ大将が必ずいたけど、彼らは、弱いものいじめをしなかったでしょ?今の陰湿ないじめっこと根本的に違っている気がします。あらゆる策略を使って世界を牛耳る国とどこか似通っている?国を守るために、戦う・・どの国もそう思っている限り戦争はなくならない・・・

hiroppe さんのコメント...

shunさん
久しぶりにshunさんの登場ですね!私は正義の為の戦争は決して善とは思いません。殺戮に変わりないと思います。でも攻められたら殺されるのを待つのかと聞かれたら困ってしまいます。その時私はどうするのだろう?
答えられません!60年経っても未だ後遺症に苦しむ日本人の被爆者、ベトナムに撒かれた薬による後遺症で苦しむ人達、これこそ戦争責任を感じるべきではないかと思うのです。

shun さんのコメント...

私、ちょっと旅行していました。
紹介されている田中字のニュースにも書かれている通りオセチアはNATOに加わろうとしていたて、それを阻止したいロシアがオセチアの民族紛争を利用したというわけだそうですね。そのNATOの国、チェコと非加盟国のオーストリアを旅行していました。電車で両国国境を数回越えました。25年前にもオーストリアからチェコに電車で入りました。まだ冷戦時代でしたから、NATOには加盟していませんが、民主主義という思想と対峙しているWARSAW条約機構国に入ったわけで、国境超えは大変厳しく時間がかかりました。国境駅には警察、警察犬が電車の中、下、上、あらゆる隠れられそうなところを調べてから、電車を出発させました。今回はチェコが自由主義国でNATOに加盟しているだけでなく、オーストリアと同じユーロ圏なので、パスポートの検査も何もありませんでした。国境の非武装ベルト地帯がいまでも名残で残っているかよーく何度も見ましたが、どこにもありませんでした。25年前とは大変な違いです。チェコの人も変わりました。以前は二コリともしない、客に怒る、英語ができる人がいない、サービス精神ゼロだったのが、いまは、ニコニコしているし、サービスも大変な向上です。チェコ人は美人が多いです(蛇足)。
25年前は互いに武器で威圧していた同士が、今では銃をロシア側に向けているのでしょう。この変わりように25年の長さを感じました。昔の敵は今の友というわけです。今日は新聞によると「プラハの春」があった日で各地で記念の催しが開かれたそうです。現在は、プラハのあちらこちらに共産党支配を批判した芸術作品がありました。勿論25年前にはありませんでした。
hiroppeさんの言う通り政治家に不満をもっていますが、政治家とはそんなものだと思っています。本当に正直で裏のない、野心のない人であったら政治家にはなれないと思います。より多数の国民を幸せにして、国も豊かにしてくれれば、私は政治家個人の人間の質はあまり気にしていません。戦争も結果てきに将来の国民の利益を守るのであったら反対できるか疑問です。たとえば、海底油田、国境線の問題があります。自分の孫の利益の為に国には国境を守ってもらいたいとも思います。

Silvereye さんのコメント...

国を守るために結局どこの国も軍備拡大していく・・・世界の軍備費用が全て環境保護や、開発途上国の子供たちの教育、飢えた子供たちへの食費、へ使われるようになったら誰も他国を侵略する必要もないし、地球はもっときれいになって子孫も繁栄して・・・などと考えるのはあまりにも現実味がなさ過ぎるのでしょうか・・・世界のリーダーが全部女性になったら地球はもっと永らえるでしょう???

shun さんのコメント...

「世界のリーダーが全部女性になったら地球はもっと永らえるでしょう???」とsilvereyeさんのコメント、面白いですね。でも、女性の政治家としてのひとつの弱点は実行必要だが悲劇的な結果をもたらすと分かる決断をするのが苦手だということだと思います。しかし例えば、ヒラリークリントンはかなりビルクリントン以上に好戦的だという評もありますね。

Silvereye さんのコメント...

女性にも、色々ありで・・・けど、基本的に、女性は生命を育む、男性は家庭を守るために闘争的、と言った違いがあるでしょう?
、Shunさんが言うように、清く正しく美しい(?)人では、政治家になんかなれないし、なりたいとも思わないでしょうしね。