2008年8月29日金曜日

NZの隅々を旅するの記2-9


10月16日 Teanau から Dunedin へ

翌朝8時頃、テアナウ (Teanau) から3時間 (290km) ほどコーチバス(Intercity)に乗りダニーデン (Dunedin)  へ。ダニーデンは、学生の街、また古いスコットランドの伝統息づく街だ。最後の地なので、B&B(Bed & Breakfast)に泊まるように企画した。ダニーデンには、古い由緒ある建物を利用した素晴らしいB&Bがたくさんある。B&Bは、部屋数は少ないが、たいていは家の持ち主である夫婦だけで経営していてアトホームな雰囲気がいい。50代と思しきこのB&B(Deacons Court:ディーコンズコート) のご主人は、とても気さくで話好きな方だった。さすが、大学の町、奥様は、昼間大学に通って勉強しているとかでお目にかかれなかったが、お花がいっぱいのお庭に、日当たりの良いサンルーム(conservatory)が、とても at home でくつろげた。古いヴィクトリア調の調度品やベッドの部屋で、すっかり中世の貴婦人、優雅な気分も味わえる。

午後から、近くの小さな観光案内所に飛び込み、乗り合いの小型観光バスを利用して市内を周遊した。世界一急な坂、植物園、オタゴ大学、レールウェイステーションなどの古い重厚な建物、などをざっと周って忙しく数時間の観光。その後、中心街でウィンドウショッピング。歩き疲れてオクタゴン広場のカフェに入る。地ビールのスペイツ(Speights) や、お料理を味わいながら通りの美しい建物や行き交う人々を、旅行最後の日を惜しみながら眺める。郊外に足を伸ばして、NZ唯一のお城、ラーナック城(Larnach Castle:1871年)や、オタゴ半島でアホウドリやペンギンなどの野生動物の世界、あるいは列車に乗って峡谷の旅、を楽しむ、などなど、楽しめるところはたくさんあるのに日程の都合で半日しか滞在できなかったのがとても残念だ。

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