2009年5月4日月曜日

Jazz Session

銀杏が Jazz に
昨日の日曜日は、ちょっと空気が冷たく肌寒いけど、良い天気。先月、Palmy のエスプラナード公園(Victoria Espranade Park)のカフェ(Victoria House Cafe) の前にある大きな銀杏(Ginko)の樹に実がたくさんなっていたのに目を付けていたので、そろそろ実が落果している頃だと、ビニール袋を2~3持ってでかけた。
すると、カフェの外の敷地内で、思いがけず、Jazz Session が始まったところだった。3月は毎週日曜日1時から4時までJazz Sessionをするというお知らせを地元のフリーペーパーで見て、ある日曜日の午後、カプチーノ1杯で、Jazzを楽しんだことがある。嬉しくて、銀杏のことは忘れて、また、カプチーノとキャロットケーキを注文してJazz session を真ん前で楽しんだ。
(写真上:3月のJazz sessionで、右上に銀杏の葉っぱが見えます)

エレキギターの男性、ギター兼ボーカルの女性、ギターの男性、バイオリンの男性の4人。分厚い楽譜から、彼らは楽しそうに話し合いながら曲を決める。バイオリンを時々リコーダに変えて、アドリブを入れながら演奏する男性は、なんと、連れの職場の同僚だと言う。趣味で、たまにこうして演奏しているようだ。途中で、彼らの知り合いらしいマオリ(?らしい)男性が、ギターを持ってsession に参加。
楽しい演奏が始まると、後ろのテーブルにいた若い夫婦の、やっと歩き始めたばかりの赤ちゃん(toddler:Kiwi Englishではanclebiter)が、ヨチヨチ歩きながら、身体をリズムに合わせて動かしながら彼らに向かって歩いていく。リズムを取るたびに、よろけては、ハイハイしながら近づき、無心に見つめている。な~んて、かわいい!!天使のような瞳で見つめられながら演奏するなんて、彼らにとって最高の栄誉かもしれない!


席を立って帰る人たちは、彼らの前に開けておいてあるギターのケースに、次々小銭を投げ入れていく。2時間ほど、なつかしの曲をたっぷり堪能させてもらった後、私たちも、なけなしの小銭を入れて外に出る。

さて、目的の銀杏は如何に?落果して皮がつぶれたものを少し見つけた。形は銀杏の実そのものだけど、すごく小さい。これでは、殻を割った中身は豆粒ほどしかないに違いないと、拾うのを諦めた。銀杏ご飯の夢は、立ち消えてしまったけど、素敵な音楽で心豊かにしてもらえた日曜日の午後だった。

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