2008年10月1日水曜日

NZの隅々を旅するの記3-3


5月1日(日) Hamilton ~Rotorua

Reiko さんが、予約していてくれた、北島南部の町、ハミルトン(Hamilton)、ロトルア(Rotorua)、タウポ(Taupo) を周る2泊3日のバス旅行に出発。バスは、インターシティ(Intercity)。朝8時20分、スカイタワー(Sky Tower)から出るのでご主人のAllan が送ってくれた。ノースショアシティからオークランドシティまでの道路は、ウィークデイの通勤時間帯は、すごい渋滞で40分以上かかるのに、この日は日曜日でガラガラ。スカイタワーまで15分で着いてしまった。このバス旅行は旅行代理店の企画したパック旅行で、ホテルと要所の観光を含んだ値段で、3人分、1,614ドル(1人当たり538ドル)。

まずは、Auckland から1号線を南に3時間ほど走ったところにあるHamilton で、ワイトモ洞窟(Waitomo Caves)観光。ここは、土ボタル(glow worms)で有名なところ。洞窟の中を歩いて降りていったところに細い川があり、そこで船に乗り込む。シンと静かで真っ暗な狭い洞窟の中の川を進みながら、暗闇に眼が慣れてくると、湿った周りの岩盤のあちこちに土ボタルがキラキラ、天の川のように美しく光りを放ちながらぶらさがっているのが無数に見えて神秘的だ。

その後、ハミルトンを後にして、ロトルアへ。ロトルアのホテルは、Kings Gate Hotel。このホテルは(*あまりお薦めできません)市街地から少しはずれにあり、温泉に行くにはちょっと不便で、結局ホテルのお風呂でがまん。オプションのマオリショー(Tamaki Brother's show)に予約していたので、夜はマオリの文化や生活様式を再現したTamaki Maori Villageで、マオリの踊りや歌、ハンギなどのショーを楽しんだ。ディナーつきで、1人80ドル。このマオリショーの送り迎えをしてくれた大型バスの運転手さんは、20人以上はいると思える客の名前を一度聞いただけで全部記憶してしまう特技を持っていて、日本人の私達の名前もたちどころに覚えて、名前を呼びながら何かと話しかけて愛想を振りまく。で、たちまち皆の人気者になってしまった。どうやら、彼は、このマオリショーツアーの名物男のようだ。ハンギは、実際作るところを見せるのではなく説明だけだったので少々がっかりしたが、全般的に楽しめるショーだった。費用は、3人分240ドル。(*他にも、実際にマオリ族の住んでいる村とか観光するツアーもあるので個人旅行の時は検討した方が良いようです。)

2 件のコメント:

hiroppe さんのコメント...

土ボタルって気持ち悪くないですか!
私、日本の蛍しか見た事ないけど、ずっと前に何かの文献で見た事があります。
何だか蚊を連想したのを覚えています。
でも暗いところで見るのは写真でもきれいでした。光を発してる本体を良く知らないほうが綺麗に感じるのかも知れませんね!

Silvereye さんのコメント...

土ボタルは、オーストラリアとNZだけにいる?珍しい虫で、日本の蛍とは、全く違い、蚊やハエに分類されるとか。よくよく見れば、気持ちのいい虫ではありませんね。でも、夜目遠目?暗い中ではキラキラ天の川を見るようでとてもきれいです。でも、幼虫から羽化したらそのほとんどが幼虫の餌になる運命らしい・・・