2008年10月15日水曜日

NZの隅々を旅するの記3-7

           (ホテルブルーパシフィックからの眺め)
5月5日(木) Bay of Islands へドライブの旅

現地に詳しい友人のドライバーを得て心強く、北島の北東部まで1泊2日のドライブ旅行。Kiwiの友人Dennis (4月23日付け「NZの楽しみ方1、2、」で紹介済み)の運転で、姉、その友人の4人でBay of Islandsを中心に周った。彼は歴史に詳しく、道中、ずっとマオリの歴史にまつわる話や、マオリ語の意味を説明しながらの運転で、長い車中もちっとも退屈せずに行けて楽しい。着いてすぐ予約していたホテルにチェックインして、荷物を置き、MaoriとPakiha(マオリが19世紀初頭のヨーロッパ系白人入植者をこう呼んだ)が初めて平和条約を結んだ歴史ある街、Waitangi(ワイタンギ)へ行き、歴史の香りがいっぱいの史跡を回った。

泊まったところは、美しいビーチで人気のあるPaihia(パイヒア)というところ。ホテルは、インターネットのホテル紹介サイトで場所と写真からよさそうだと思って予約しておいた2ーbedroom のアパートメント式のホテル(Blue Pacific)だ。4人で泊まるのに充分な部屋だ。1泊195ドル。シーズンオフで、インターネット予約だから普通の料金よりかなり安くなっている。一人当たり50ドル足らずだから、4人で行くと旅行は割安だ。NZには、あちこちにこのアパートメント式のホテルがあるからファミリーで旅行する時は、便利だ。キッチンには全て必要な器具食器類が完備しているから、スーパーマーケットで食料を調達してくれば外食ばかりになる旅行でバランスの良い食事を補給できる上に、とても経済的。

Blue Pacific は、Paihiaのmain streetからは、ちょっと外れているので静かだし、眼前に美しい大海原を見下ろす高台にあるので眺望はすばらしい。姉は、このアパート式ホテルがことの他気に入って、”ずっとこんな所に住めたらいい!”と、それ以来、ホテルを予約する時は、アパート式にして、と要求するようになった。ベランダにジェットバス(air bubble bath)が置いてあり、小雨で外は肌寒いのに、Dennisは、温泉気分で太平洋につながる海と島々を眺めながら1時間以上鼻歌を歌いながら泡風呂を楽しんでいた。広々としたリビングダイニングには、食器洗い機から食器類、オーブン、冷蔵庫、洗濯機と生活に必要なものが全てそろった清潔なキッチンがあり、たった1泊ではもったいないほどだ。近くにある、スーパーマーケットで朝食の買い物を済ませ、ディナーは、近くにある、古い船を改造したレストラン"Sugarboat"に行ってseafood 料理を楽しんだ。元々、砂糖を運ぶ船だったというこの船のレストランは、ユニークで、お料理もけっこう美味しいし、お薦め。

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