2009年3月26日木曜日

Helen Clark and UNDP

今朝のニュース
ヘレン・クラーク国連開発計画のトップに推薦される
朝寝覚めのラジオ放送で、前首相ヘレン・クラークが国連開発計画(
UNDP:United Nations Development Programme) のトップ(総裁)に推薦された、というニュースが聞こえてきた。国連で3番目に重要なポストだという。

・・・まだ、ヘレン・クラーク氏のコメントはないが、クラーク氏がこのポストを受け入れれば、これまでNZからマイクムーア(Mike Moore) が WTO の Director-Generalになったのが最高で、世界の重要ポストでNZ人として初めて彼女が最高のポストに付くことになる。ヘレンクラークは、以前から国連で仕事をすることに強い関心を持っていた・・・・
NZ Heraldより)

この3月に、
ケマル・デルビシュ国連開発計画(UNDP)総裁 が、私的事情を理由に2期目を辞退したこ とで、クラーク氏に白羽の矢が立ったようだ。今回のクラーク氏推薦は、当然の結果だと思う。NZの首相として、9年間、彼女は、失政どころか、国民の間で絶大なる人気を失うことなく、惜しまれて退陣した。石油産油国からの利益をむさぼるために神の名を使って他国に戦争を仕掛け、侵略し、結果、自国の経済を疲弊させて赤字大国に追い込んだ、どこか国の悪名高い大統領とは大違いだ。世界的にも、このような長命リーダーの存在は、奇跡的?!!これはひとえに彼女の人柄と、積極的な行動によるものだろうし、推薦は環境問題や平和問題への尽力 を自国民だけでなく世界に認られた結果だろう。彼女が、まだまだどこかで活躍して欲しいと思っていたのは私だけではないらしい。まずは、とても喜ばしいニュースだ。

1 件のコメント:

hiroppe さんのコメント...

私達には貴女のブログを見ない限りNZのニュースはそれ程頻繁には入ってきません。あなたのブログでヘレン クラークさんの存在を知りました。今の日本の政治家達に本当の国の政治を教えてあげて欲しいと思っていました。やっぱり世界の目は鋭いですね!北の国が人工衛星と称してミサイルを打ち上げたり日本にとっては最大の恐怖なのに、犬の遠吠え程度の事しか世界に向かって言えないこの日本の政治家達を何とかしてーと叫びたい思いです。クラークさんのような方にはまだまだ世界平和のために尽力して頂きたいと思います。良かった!良かった!