2008年11月10日月曜日

NZの総選挙

新首相誕生
土曜日NZの総選挙があり、日曜日、3期9年間政権を維持してきたヘレンクラーク首相率いる労働党(Labour Party)が大きく議席を失い、国民党(National Party)党首、ジョン・キー(John Key)が次期政権を勝ち取った。ヘレン・クラークは、労働党党首を辞任することを表明した。(122議席中、National 59、Labour 43、Green 8、Act 5、Maori 5、progressive 1、United Future 1、)

NZ経済の低迷、外務大臣のウィンストン・ピーター(Winston Peter )の政治献金使途不明問題などが重なり、国民は、経済対策、減税を政策に掲げた未知数のJohn Key に希望を託したようだ。しかし、9年間、ヘレンクラーク率いる労働党はよくやってきたように思う。誰が首相になっても一緒という、日本国民の政治不信からすると、うらやましいくらい貫禄があり、国民から慕われ、良い政治をしてきたヘレンクラーク首相に、心からお疲れ様でした、と陰ながらねぎらいの言葉を伝えたい。

1 件のコメント:

hiroppe さんのコメント...

労働党が敗退したのは残念だけど、やっぱり長い間には政権交代はあるべきだと思います。特に日本についてはそう言えます。民主党が自民党に取って代わっても、この国の場合人材不足だから上手くいくとは思えないけど、まあやってみたらと言う心境です。それにしてもクラークさん潔くて好感が持てます。日本の政治家連中は自分の責任転嫁は朝飯前、恥じる事も無くマスコミに豪そうな事を言っています。