2008年11月3日月曜日

NZの隅々を旅するの記4-1

Tararua District map (タラルア地方地図)

北島南東部ドライブ旅行
私がPalmerston Northに住み始めてすぐ姉たちが訪ねて来た時、一緒に近くをドライブ旅行(2006年12月30日~2007年1月7日)。その時の、北島南東部の旅については詳細な記録があまり無いので、旅行記と言うよりは、立ち寄った町のご紹介をしていきたいと思います。

旅程 (2006年12月30日~2007年1月7日 NZ)

Palmerston North~Norsewood(タラルア地方)
パーミーから、国道3号線を東に30分ほど走ると、タラルア山脈の向こう側に出る。このタラルア地方(Tararua District)の2号線と交差するところにウッドビル(Woodville)という村 がある。そこから2号線を北上しながら ダニバーク(Dannevirke )を通り抜けノースウッド (Norsewood )で休憩。

ノースウッド は、その名(ノルウェーの森)から想像できるように、1870年代にスカンジナビア人とスウェーデン人が初めて入植し、1872年にここに町が建設され、デンマークやノルウェーなど北欧からの入植者が住み着いた歴史的な町だ。観光路線からはずれた、この小さなひっそりとした(町というより)村に立ち寄ってみれば、どことなく北欧の伝統と文化を感じる。ここに住み着いた北欧の人たちは、Norsewear というブランドで、衣類を、天然(羊毛、ポッサムなど)の原料から製品化まで一貫して生産してきた。その品質の高さは内外共に定評がある。だが、流行に左右される衣類の世界では、地味な製品は商業的に立ち行かなくなってきたことは事実で、この数年他のブランドと提携し全国的展開を試みるようになったようだ。観光客相手のお店に置いているものは、気をつけないと、大量生産のMade in China が多い。上質のウール、ポッサムやアンゴラ製のセーターやシャツ、靴下、帽子、ブランケットなど、少し値は張るけど、Norsewear は、末長く愛用できる純正 Made in NZ でお薦めだ。他にも、NZで最も小規模のチーズファクトリー、クラフトショップなどあり、足を伸ばして楽しめる町(村?集落?)のひとつだ。

旅のヒント:車で旅をする時は、Information Center に立ち寄りあれこれ情報を得る他に、AA(Automobil Association)でも、地図やホテルなどの情報をたくさん得ることができます。

0 件のコメント: