2013年5月1日水曜日

旅の記11-5


南島3月14日(木)
Arthur's Pass

昨夜、良く眠れなかったので、早起きしようと思ってたのに、もう7時過ぎ。霧が出ていないので、羊の移動があるに違いない。でも、グズグズして、結局、起きたのは、8時。

朝食に行くと、米国人カップルが、羊の移動から帰って来たところだった。羊が道路を横断する間、停車して待つ車の行列ができ、皆車から出て来て写真を撮っていた、と嬉しそうに体験談を語ってくれた。

朝食後、敷地内のブナ(beech trees)のブッシュを散歩。雨が降らないので、前回来た時は、苔むした緑の絨毯があちこちにあって、湿っていたのに、今は、カサカサの枯れ林と化している。

展望所から見下ろしたワイマカリリ川(Waimakariri River)も、水が細々と蛇行して石ころの河原が広がり、長期の乾期は深刻そうだ

午後、Arthurs' Passまでドライブ。
インフォメーションセンターの横に車を停めて、歩いてみる。

教会の横の道を入って滝の見える所に行く。滝の水も、少なくなっているみたい。 この前は、駅やカフェの近くに、Keaが、たくさんいたのに、今日は、1匹も見かけない。どうしたのだろう?

インフォメーションセンターで、南半球の星座の載っている星座図を買った。

ロッジに戻ると、ロビーにたくさんの人々がいるのにびっくり。団体?が2組、それに、若い男女。Anneが、このカップルを私たちに紹介してくれた。これまた米国から来たという。

男性の方はかなり若い。名前は、Stuart。よく見ると彼女の方がかなり年上みたい・・・でも、以前、ここでイタリア人のカップルに会った時、最初、母と息子だろうと思っていたら、「新婚旅行です」と言われた記憶があるので・・・とてもフレンドリーな彼女、Kathyに、「新婚旅行ですか?」と、尋ねると、ギャハハと笑いながら「息子ですよ」だって・・・Oh, my God!失礼しました! でも、彼女にとっては嬉しい誤解でしょ?!

Kathyは、とても、楽しい人で、私たちは、たちまち仲良くなり、写真を撮りあったり、メルアドを交換したりした。

そこへ、また若い男性・・・Anneが、息子のマイク(Michael)だと、紹介してくれた。背の高いマイクは、このロッジの跡取りになるのだろう。テキパキと、世話をしてくれる。

ディナーは、Anneが気を利かせて、私たちを、Kathy親子と一緒のテーブルにしてくれた。Kathyは、心理学を大学で教えていて、Stuartは、20歳、カレッジを卒業したので、その卒業旅行だとのこと。彼女は、講師をしているせいか、ゆっくり、はっきりした発音で英語をしゃべるので、とても分かりやすい。さすが、心理学専攻のことだけはあり、会話を上手に発展させる。すごく素敵な人だ。(写真は、ラムラック(lamb rack)のメインディッシュ)

泊り客をもてなし、居心地良く過ごせるよう気を使ってくれるAnneは、素晴しいホストだ。世界のエコフレンドリーホテルベスト10(10 Eco Friendly Hotels worldwide selected by CNN)に選ばれたというのもうなずける。米国人のお客が多いのもそのせいだろう。

それにしても、Gerry博士は、すっかり奥さまと息子に任せてしまって、引退してしまったのだろうか?Gerryの森の生物への案内があれば、泊り客は、もっと素晴らしい体験ができたのに・・・私たちは、前回、体験できてとても幸運だった・・・

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