2013年5月21日火曜日

旅の記11-8


北島の旅
3月30日(土)Waiheke Island

南島から帰って2週間、姉ふたりは、我が家で、家事をしたり、手芸をしたり、庭から収穫したイチゴやブドウやリンゴを食べたり、すっかり、のんびりNZライフに馴染んだ模様。

最後の1週間は、北島北部への旅をして4月5日AKL国際空港でお別れということに。

長姉の希望で、ワイヘキ島(Waiheke Island)へ、ワイナリツアー、その後は、過去2度行きそこなったワイポウアフォレスト(Waipoua Forest)に、カウリの老大樹に逢いに行くため、今回はファンガレイ(Whangarei)に泊って、目的地に行くことにした。

飛行機から見る夜明け
30日朝、6:45パーミー発、オークランド(AKL)空港行きに搭乗。AKL国内空港から国際空港まで行き、姉たちのスーツケースを荷物預かり所(Luggage storage and lockers)に預ける。1日・・ドル、2個で30日から5日まで6日間で、180ドル!高~~!と、思ったら30ドル引いてくれて、150ドル。


空港前のシャトルバスでフェリービルディングに・・・ワオ~~、以前来た時と違って、何と様変わり!ビルも乗り場も立派になって戸惑ってしまう。チケットを買おうと窓口に行くと、何日の滞在ですか?と聞かれ、予定表を見ようとバッグを見ると・・・あれ?予定表を入れていたプラスティックのフォルダーがない・・・あの中には一緒にレンタカー、バス、飛行機の予約詳細をプリントしたものも入れている・・・え~~;どうした~~?!落とした?どこで?そうだ!パーミーの空港だ!あの時、持ち込み荷物(7kgまで)が8キロ以上あるからと言われて、あわてて1キロ分を手提げバッグに入れ替えたりして、そのドサクサでフォルダーを、カウンターに置き忘れたに違いない!

携帯で、Bに電話。土曜日なのでもういないかも?と思ったラッキ~!まだいた。事情を話すと、多分空港のカウンターだろうから、取りに行って、コピーをワイヘキの泊る予定のロッジにメールかファックスで送ってくれるという。とりあえず、ロッジの名前、住所、電話番号を教えてもらってメモ。

チケットを買って、フェリーに乗り込む。ワイヘキ島へ着くと、これまた、船着場は、立派なビルに様変わり!レンタカーの窓口に行く。二つあるけど、さてどちらで予約したのかな?左の方の窓口に行って、名前を言うと、ここで良かったらしい。書類をもらって、指定された場所へ、車を取りに。何だか、相当古そうな車だ・・・あれ、

ハンドブレーキがない・・・ハンドブレーキはどこ?左足元にあります・・・え~~、こんなの初めて・・

地図をもらって、大体の場所を見極めて出発。どこで?どう間違ったのか?小さな道に入りこんでしまう。どこかの入り江らしいけど、家がポツポツあるさびしいところだ。散歩をしているらしい老人がいる。「ここはどの辺りですか?」地図を見せると、Black Pool Beachの近くにいるらしい目的地Oneroa Beachとは、真逆だ。丁寧に行くべき道を教えてくれて、ありがと~~!

それでもなお、また数人に聞き、どうにかお宿の近くにあるという小さな橋にたどり着き、そこから道を右に曲がって走る。途中で曲がったところでまた近くにいた女性に聞く。まっすぐそのまま行けと言うので、言われた通り行った所に、ロッジと同じ番地の家がある。でも~~・・・これがコッテージ・パラダイス?!余りにもみすぼらしいじゃないの~~?!家の裏に回って見ると洗濯物が干してあり、家の中も外もゴミだらけ・・・あり得ない!!??

また来た道を戻って、さらに左に行く。行っても行ってもそれらしき通りは見当たらない。グルグル回って、結局元の橋の所にたどり着き、ロッジの世話人リサ(Lisa)に電話し、迎えに来てもらった。彼女のあとについて行くと、橋から右に曲がってすぐの所をまた左に曲がる・・・ここで間違ったんだ!!

Oneroa Beach
鍵をもらって、やっと落ち着いた。ロッジの名前は、Cottage Paradise、”天国”とまではいかないけど、さっき間違って行った家からすると、確かに天国と地獄の違い程ある。

海が眼前に広がるとても素晴らしいロケーション。2ベッドルームに、2バスルーム、キッチン、広いリビング。階下の部屋は、ほとんど使われていないのか、暗くてかび臭い。そこは、持ち主の居室だったのか、テレビや本棚があり、ベランダには、ジャグジーバスが置いてある。
左の丘の上に教会が見える
いくつかの別荘や持ち家を、管理会社が一括管理して、ホリデーホームとして貸している。ここは、そのうちの1軒。

Waihekeの中心、Oneroa Villageまで、車で5分ほど、便利な所だ。Village に、ランチや買い物をしに出かける。Villageは以前来た時と、ほとんど変わっていない。ランチは、Feniceでイタリアン。朝食用の食料を買いに、Waiheke Fruit and Veg へ。その後、Waiheke唯一のスーパーマーケットFour Squareへ。


Cable Vineyard
ディナーは、電話で予約を入れて、Cable Bay Vineyardへ。6時の予約なので、また道を間違って遅れてはいけないので、5時半頃出発。地図を片手に、Church bay Roadを目指す。10分ほどで着いた。何だ近いじゃないの!無事たどり着いて、中に入る。




Cable Vineyard からの眺望
丘の上にあるので、遥か向こうにオークランドの街やスカイタワーが見渡せる素晴しい眺望だ。広い芝生には、子供連れの家族やカップル、グループが、芝生に寝転んだり、ボール遊びをしたり、賑やかだ。イースターホリデー真っただ中だから、人でいっぱい。




Cable Bay Vine yard の建物
モダンな建物の中のレストランは、広くて、なかなか素敵。メニューを見ると、結構なお値段。私は、前菜(entree)で十分。サーモンとアボカドの何とか?をオーダー。やがて、テーブルに並んだお料理は、素晴しくアーティスティック!まっ白いお皿の上に、サーモンとグリーンのアボカド、その他何やら、食べるのも惜しい位、美しい色合い!恐る恐る、口に運ぶと、これまた、何と美味!

次姉は、欲張って、前菜の後、メインのラムを注文。これもまた、白い皿の上で、品よくアレンジされて美味しそう!(レストランで写真を撮ったりするのは、はばかられる・・・ので・・・写真は無い、残念)でも、欲張って注文した姉は、半分も食べたらお腹いっぱいになって、残してしまった(だから多すぎるんじゃないって言ったのに・・)

これまで経験したNZのレストランのお料理は、どこも似たり寄ったりの盛り方と味で、うんざりしていたので、久しぶりに、上品な?上質のお味に出合った気がして、満足。ここは、私の評価では、満点、5つ星!

暗くならないうちに、帰ろうと、7時半頃レストランを後にする。元来た道を、走った・・・・つもりが、行き止まりの小道に入ってしまった。反対の道を戻って、また行き止まり、再び戻って、また先ほどのワイナリー。レストランに入って、会計をしてくれた、お兄さんに道を聞くと、彼、親切に外まで出て来て丁寧に説明してくれた。ありがと~~!やっと、お宿に帰りつい時は、真っ暗。どうして、こう方向音痴なんだろ・・・

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