2012年4月5日木曜日

旅の記 10-3


1月22日(日)幻のカピティ島
週末は、野鳥の聖域(wild birds' sanctuary)カピティ島(Kapiti Island)のnature tour に行く計画を立てた。


カピティ島は、パーミー(Palmerston North)とウェリントン(Wellington)の中間、国道57号線(State High Way 57)から1号線を走り1時間ほど行ったところにある西海岸のパラパラウム(Paraparaumu)の港からフェリーで15分のところにある。国の環境保護省(DOC=Department of Conservation)の管理下で、猫や犬、イタチやポッサムなどの捕食動物、その他、害になる生き物が駆除され、人間ももちろん入ることを厳しく制限され、NZネイティブの野生生物が手厚く保護されている。



島を見学するには、事前にDOCの許可を得て予約しなければならない。予約できるのは、1日50人までだ。予約しても、天候によっては、フェリーが出なくてキャンセルになる。


土曜日は、もう予約で満員で、日曜日になった。フェリーは、パラパラウムの港(Paraparaumu beach)を朝9:00発。パーミーから港まで1時間はかかる。充分ゆとりを持って行くには、早起きしなければならない。島には、宿泊施設があり1泊して楽しむこともできるらしいけど、宿泊料が大人ひとり$321とかで少々高い。


早起き苦手な姉妹?は、フェリーに乗り遅れないよう用心のため、前の日に近場の安いモテルに泊まろうと提案。インターネットでホテル探し。ところが、ところが、予定を立てたのが3日前。ホテルはどこも満室!少し離れたワイカナエ(Waikanae)、オータキ(Otaki)、パエカカリキ(Paekakariki)などまで視野に入れ、あらゆる宿泊施設をチェックしたけど、全部満室!!xx;


なんで~~、こんな田舎町だからと甘く考えたのが大間違い!まだ学校が休みだから、週末は、近隣の街からこの辺りに遊びに来るのだろうか?あるいは、何か行事でもあるの??!!仕方がないので、がんばって朝早く(多分5時半~6時?エ?そんなの早いうちに入らない?!)起きて行くことにした。どっちにしろ、朝7:00~7:15の間に、フェリーが出るかどうか確認しなければならないからいいか~~。


さて、当日、朝7時に、フェリー会社に電話・・・「海が荒れていて今日はキャンセルです」エ~~~~!?!!


キャンセル料は、もちろん向こうの都合によるものだから、取られない。ハ~~、ホテルが満室で良かった~~;ホテル代無駄になるところだった・・・と、胸をなでおろす。でもせっかく早起きしたから、パラパラウムまでドライブすることに。


途中、オータキ(Otaki:マオリ語は日本語とよく似た言葉が多い!)の町の広場で、サタデーマーケット(Saturday Market)が開催されているのを見て、急きょ車を止めてマーケット巡り。近辺の農家生産のワインやオリーブオイル、ジャム、野菜、果物、それに衣類、古本、種々雑多のガラクタ?などなど・・・マーケット大好きの姉は、大喜び、ヴァージンオリーブオイル(Virgin olive oil)を早速買いこんでいた。


パラパラウムビーチは、青空は見えているのに、風が強く海はグレー色に荒れていて寒い。すぐ目の前にカピティ島(写真左)が見えているのに~~!!残念!


せっかく来たので、帰り道は、またオータキに寄ってウィンドーショッピング。オータキは、アウトレットのお店が多いので有名。ウェリントン辺りからも買い物に来る客が多いらしい。以前知人から下着のお店が安いと聞いていたので、入って見た。なるほど、10ドルくらいの値段が着いたブラやショーツが隙間もなくぶら下がっている。でも、ゼンゼンダサイのばっかり!多分、オール純正メードインチャイナ?の安物ばかりだ。ナ~~ンダ・・ガッカリ!!


次は、NZの大手靴メーカー、Kumfsアウトレット。白い柔らかい皮革製のサンダルシューズが25ドル(1,500円位)!隣に、色違いでほとんど同じ質とデザインの靴があるのに、200ドル以上の値段が付いている。もしかして、付け間違い?と、思いつつ、でも、サイズもぴったりだし、Mさんの庭履き用にいんじゃない?と、ダメもとでレジへ持って行った。レジの女性も、あまり安いので不審そうにコンピューターで品物を調べている。そして、これは、「元の値段は、250ドル(だった?かそこら?)していた物で、デザインが少し新しくなり、廃番になり、安くなっている最後の1個」だそうだ。新しいデザインと、どこも違っていないのに~~!へ~~、お買い得~~!


そこを出て、すぐに目に着いたのは、"Feet Petite" Small & Normal size の看板。小さなサイズの靴の店??!私にも合う靴があるのかな?!!ワ~~小さ~~!32(21センチ)の靴だ~~!子供の靴じゃないよ!こんなの履ける人いるの~~!?!私は、小さい・・・と言っても、21.5~22センチ。NZでは、靴を探すのは至難の業だ。でも、日本でもこんな小さいサイズ見たことない!!と、妙にかんど~~v!でも、200ドル近いお値段と、好みのデザインがないのが幸い?して衝動買いには至らなかったけど、いつか、靴が欲しい時は、ここに見に来よ~~ット。


かくして、カピティは幻の島となりにけり。でも、ウィンドーショッピングは楽しめたし、nature tourは、また次回?のお楽しみにとっておいて・・・・それより、今回を教訓に、次の週末の計画をすぐに立てなくては~~

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