2012年4月23日月曜日

旅の記10-4-b


1月27日~29日Turangi 2
28日(土)
朝、近所を探索に。部屋を出て、まずは、敷地の中を探索。広大な敷地のあちこちにロッジが点在し、その真中あたりに、テーブルや椅子がたくさん置いてある屋根付きの広い場所がある。BBQ用器具が備えてあるので、ここで釣って来た魚を焼いて楽しくワイワイパーティーしてくださいってことかな…


庭の隅の方に椅子が・・・すっかり苔むして年代を感じさせる。










裏の出入口から外に出るともう道の向こうは川だ。
背の高いNZネイティブのススキ(Toetoe)の生い茂る川沿いの道を、歩いて行く。



やがて吊り橋があり、よく見ると、橋のあちこちにセミ(cicada)がいっぱい止まっている。このセミが、川に落ちて、格好の鱒の餌になるのだそうだ。


つり橋を渡り終えたら、Taupahi Reserve Walkの看板が。ここからが、お宿の人が勧めてくれた2時間のウォーキングコースらしい。


左に歩いて行く。上から川を見下ろすと、浅瀬では、釣り人が糸を垂れている。澄んだ川は、底まで見えて、これでは鱒もなかなかつかまらないに違いない。


ブッシュを切り開いた細い道を抜けると、突然明るい空。道は目の前にそそり立つ・・・とはいえない小さな山があり、どうやらこの山を越えて行くようになっている。小さな山とは言え、グルグル螺旋状の道を登って行くとかなりきつい。どうやら頂上に着くと、ベンチがあり、逆方向から来た4人のグループがそこで休んでいた。ウォーキングコースを、逆方向から来て、先にこの山道を制覇した方が、楽だったかも?


頂上から国道にかかる橋が見える。そばの建物が昨夜行ったレストランだ。下山して、橋の上から下を覗くと、橋げたの隅で、大きな鱒が、数匹太陽に反射しながら潜んでいる。鱒は、ゲームの魚で、釣るには許可(Fish & Game licence)が要り、売買は禁止されているそうだ。どうりで、レストランで鱒料理見たことなかったな・・・


お宿に帰り、一休み。その後、商店街のカフェでランチをし、トカアヌ サーマルプール(Tokaanu Thermal Pools)へ。国道41号線を10分ほど行ったタウポの南端トカアヌ湾の近くにある温泉プール。ロトルアやタウポの温泉はほとんどマオリが経営していて、ここも、マオリの経営だ。中には、地熱温泉の個室が10室以上あり、外には温水プール。個室は大人10ドル(30分?)、温水プールは6ドルだけど、個室利用者は、温水プールは無料で利用できる。


水着に着替えて指定された個室プールへ。ちょっとお湯を触って見ると、熱い~!41度位ありそうだ。壁には、温泉の水に顔を浸けないようにとの注意書き(Warning)がある。NZでは、地熱温泉には、どこもこの警告が張ってある。地面から噴き出る温泉には、バクテリアやアメーバが存在している可能性があり、目や鼻や口から入った場合、髄膜炎(meningitis)を引き起こす危険性があるからだそうだ。日本の温泉は、こんな警告ないし、飲んで健康にいいとさえ言われる温泉もあるのに、何でだろう??


温泉は、たぶん41℃くらい?熱くて、出たり入ったり。20分も入ってたら、ゆでダコ。外の温水プールに行ってポチャン!週末で、ここは子供連れの家族で賑わっている。小さい子供用のプールもある。



着替えて、外に出て、裏に続く地熱地帯の20分ブッシュウォーク(Thermal Bushwalk)へ。ここは、無料。ボードウォークを歩いて行くとあちらこちらに、熱湯のプールや、プクンプクン泥が噴き出ている坊主地獄様プールがあり結構楽しめる。


帰りは、トンガリロ国立公園へ入る道(State Highway 47 )をしばらくドライブ。ロトポウナム湖(Lale Rotopounamu)ロトアイラ湖 (Lake Rotoaira) を左に見た所で引き返す。(写真は、ロトポウナム湖の黒鳥の親子)



 さて、今夜の食事は?街で美味しいと評判らしいイタリアンレストランにする?それとも・・・結局、モテルでお料理して食べることにして、イタリアンレストランの前のスーパーマーケット"New World"で買い物。マッスル(Green Lipped Mussels)、サーモンのサイコロ状切り身、サラダ用野菜、ワインなどを買って帰る。


キッチンは、大した道具がないけど、電気のグリル鍋が備えてあったので、これでマッスルのワイン蒸し。その後にサーモンのバタ焼きとサラダの簡単料理。でも、旅先でワイワイ言いながら食べるのはほんとに楽しい!

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