2010年12月9日木曜日

NZの隅々を旅するの記9-6a

10月1日 Franz Josef Glacier
今日も良い天気。 10時前にホテルをチェックアウト。午前中、フランツジョーセフ氷河(Franz Josef Glacier)を見に行くことに。町から車で5~6分。歩いて行く人も多い。(参考:Glacier は、米語でグレイシアだけど、NZでは、グラシアと発音する)
駐車場に車を停め、ガイド標に沿ってブッシュの中に作られた歩道をしばらく歩いた後、眼前に突然岩だらけの広々とした荒野?が広がり、遥か彼方の山間に氷河らしきものが見える(左写真)

エ~~~!!あんな遠いところまで歩くの~~~??!!と、一瞬足が止まったけど、往復約1時間と言う道標を見て、意を決して歩くことに。400年程前は駐車場のずっと、ず~っと手前の道、数キロのところまで氷河だったとか。この氷河の末端は、海抜240メートルのところにあるらしい。サザンアルプス(Southern Alps)には、氷河期最後の名残りである、大小おおよそ3,000の氷河が残っているそうだ。
歩いている岩場もかつては氷河の下だったのだ。気候の変化で、氷河は、後退、前進を繰り返し、毎日変動しているという。このところ地球温暖化で、氷河は、1日に70センチ位後退しているとも言われている。

周りの山は、あちらこちら雪解け水が滝となって流れ落ちている。けっこうたくさんな観光客が氷河目指して歩いている。中には、登山の装備をしたいくつかのグループが、ガイドの案内に従い向かっている。

やっと氷河の末端 (
*terminal face:左写真) に、たどり着くと、手前の小高い丘に登って行く人たちがいる。登山装備をしている人も軽装の人も登っているようだ。丘の手前にロープが張ってあるけど、入ってはいけないとは書いていない。以前の旅行で、フォックス氷河(Fox Glacier)に行った時は、氷河を目の前にしてロープが張ってあり、進入禁止の立て札があった。泥混じりの灰色の氷河の一角がチラリと見えただけでがっかりした経験がある。*参考文献:1905年当時の写真

今回は是非とも近くで見たいと思い、意を決してこの小山を登り始めた。ふもとから細い螺旋状の、肩幅ほどの道が、けもの道みたいに作ってあるだけで、もちろん、手すりも何もない。かなり急傾斜だ。降りて来る人がいると山側に身を寄せて道を譲らないと通れない。姉は、「行きは良い良い、でも、帰りが怖い」と、途中でギブアップしてふもとに戻った。

ここまで来てあきらめて帰るなんて!と、ゴロータイ?に鞭打って、登り始めた。でも、意外にも、この、人が踏んで作ったような細い道の傾斜は想像したより緩やかだ。

それでも、ヘ~ヘ~息絶え絶えに、やっと登りつめてホッとしたところで、山の反対側には、降り道があり、降りた所にある岩場で、本格装備をしながら、何やらガイドの話を聞いているグループが。そこからは、ガイドなしには行けない。

丘の上からは、氷河の奥の方までかなり良く見える。







目の前に、氷河目指して登り始めたグループが。彼らを見ると、やっぱり、氷河歩き専用の装備をして、一度は、氷河のクレパスやら、何やら、覗いて見たいという思いに駆られる。この辺りに見える氷河は、泥が混じってきれいじゃないけど、中心に行くと、氷が光の屈折で青い色をし、とてもきれいだそうだ。

(写真:丘の上から、歩いてきた岩場の道を望む)ということで、それなりに満足して、丘を降りる。降りるのは、あっという間だ。次回来た時は、氷河は、もっと後退しているのだろうか・・いや、いつまた来れるか分からないから、これが見納めかも?・・・と、昔氷河だった、岩のゴロゴロした道なき道を戻りながら、地球の行く末に思いを馳せる。
ランチをして、午後から、ガソリン満タンにし、出発。目指すは、アーサーズパス(Arthur's Pass)。ここからは、3~4時間?の予定。

4 件のコメント:

shun さんのコメント...

徒歩で往復1時間もかかうような不便さが、NZの自然を守っているわけで、車でどこにでも簡単い行けるようだと便利だけど、自然がそのままでのこらないでしょう。その点で、NZの自然はいいですね。

Silvereye さんのコメント...

そうなんです!NZの自然の良い所は、看板も、人間に便利な設備も、何もない、自然のままと言う点ですね。

いつか、shunさんたちと行った高~い滝、ブライダルベールって名前だった?あそこまで行くのにも、ブッシュをずっと歩いて、滝の下まで、かなり歩いて、行ったでしょ?覚えてる?ハミルトンの近くだった?

日本だと、どちらも、行ったことないけど、華厳の滝も、そばまで行けて、お店だか何だか?ある?富士山も、8合目?まで、車で行けて、お店があって、ゴミだらけで、がっかりするとか?

shun さんのコメント...

本当,その通りですね。
富士山は5合目まで車で行けます。

オークランド西部のティティランギという森を覚えていますか。私は、以前、あそこで怖い目にあいました。入り口は幾つもあるのですが、そこに立っている案内板には森の中の小径の繋がりが簡単に地図に描いてあるだけで、実際の距離がまったく分らなかったのです。が、そのまま辺りを一周歩こうと思って入ったところ、あると思っていた分かれ路がいつまでたっても現れません。あるはずがないと思うところに分かれ道があったりもしました。もう完全に夜になってしまいました。真っ暗、もう闇です。星と月は出ていましたが、鬱蒼とした木々に月明かりが遮られて足下が見えません。何度も転んでしまいました。どこかで獣の吠える声が聞こえるし、道標はなかなか現れないし、
で歩く事数時間、辺鄙な自動車動にやっとでましたが、どっちに行っていいものやら。感を頼りに左に進むと、小さいレストランがありました。主人に道を聞くと、親切にも、私が車を停めたところまで、彼の車で送ってくれました。
こんなこともあるぐらい、不親切な観光地ですが、そのために都会のすぐそばにも自然がそのままで残されているのでしょう。

Silvereye さんのコメント...

Titirangiは行ってないけど、あの辺り、ウォーキングにちょうどいいコースが、あちこちにありましたね。滝があり、カウリの大木がある所、ゴルフコースがそばにある所を歩いたけど・・・名前が出てこない・・・