2009年9月5日土曜日

Signs of spring

春の兆し
その1.Song Thrush
日当たりのいいサンルーム(conservatory)にいたら、外の手すりに突然小鳥が飛び降りてきて停まった。ガラス越しに見ると、お腹に茶色い斑点があるThrush(つぐみ) だ。Song Thrush(ウタツグミ)とも呼ばれ、とてもいい声で鳴く小鳥だ。

いつだったか、朝、庭の高い樹の上で、素晴らしい声で、色々なメロディーを駆使して鳴くThrush の歌声に、しばし聞き惚れたことがある。NZネイティブのTui も綺麗な声で鳴くことで有名で、よく庭の樹の高いところに停まって鳴くけど、この時のThrush には勝てない!って思ったくらい、澄んだすごく高い綺麗な声で、しかも様々なメロディーで歌声(それもかなり長い間)聞かせてくれた。

Thrush の鳴き声を収録しているサイトで、声を聞いてみたけど、ゼンゼン違う!人間に、声の綺麗な人、だみ声の人、歌の上手な人、下手な人といるように、鳥たちにも、上手下手があるんだな~と納得。最近、あまり上手な歌声を聞かないので、あの時録音しとくべきだったと、残念、無念。

このチビThrushちゃんは、黄色い縁取りをした嘴を開け、赤いノドを見せたまま、ひたすら庭のすみにあるガム(Gum tree)の大木を見上げている。体長まだ、12~3センチ?親鳥は、20センチくらいあるからまだ子供だろう。じっと口を開けたまま、いつまでも動かない。親鳥が餌を持って来てくれるのを待っているんだろう。無心な様子がすごくかわいいので、気付かれないよう、カメラを取って きてガラス越しにシャッターを押す。

10分位経っただろうか、開けているのがだるくなったのかついに口を閉じた。それでも、じっと待っている。でも、しばらくして、諦めて?地面に飛び降り、見上げていた樹の方に、とことこ駆けて行った。親鳥は、この子をもう自立の頃とみて、一人で餌を捕りなさい、と突き放したのだろう。飼い猫がいなくて良かった、と内心ホッとする。かわいいつぐみちゃん、無事に大きく育って、綺麗な歌声を聞かせてね。


その2.Monarchs mating
裏庭の芝生の真ん中に、何か動いている。近付いても逃げない。よく見ると、モナークバタフライ(Monarch butterfly:NZでよく見られる蝶) が、交尾(mating)しているのだ。







チョウたちは、組んずほぐれつ、ただひたすら子孫繁栄のために格闘?している。真剣だ。なにもこんな目に付くところでしなくてもいいのに・・・鳥たちに見つかったらアウトじゃないの?






という心配はご無用だそうだ。モナークバタフライは、その翅の色から、鳥たちは、味が不味いことを感知して?食べないのだそうだ。なるほど・・・・だから人目、だけじゃない、鳥目も気にしないのね・・

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