2009年9月1日火曜日

NZの隅々を旅するの記8-2b

1009年4月9日(木)Tekapo 2日目 
朝、8時過ぎ、近所を散歩。昨夜また雪が降ったのだろう、どこもかしこも厚い雪で覆われて真っ白。 写真左は、隣の空き地(お宿シャレー所有)。





ルピナス(lupins)の花が昨夜の大量の雪で倒れ、小さな花も雪に埋もれ、近くの牧羊犬の銅像も雪をかぶって重そう。






 写真左:善き羊飼いの教会前から撮った雪景色。湖の向こうはテカポの街(朝8時半頃)。

お宿の前の道路から見た湖。7日に撮った写真と、ほぼ同じ場所だけど、毎日様子が違っている。







 善き羊飼いの教会(あさ、8時半頃の様子)         






どんよりとした雪模様の空は、午後からだんだん晴れて青空が顔を出した。歩いてまた善き羊飼いの教会に行き中を見学、そこからまた歩いてメインストリートを通り、その裏の散歩道を歩く。道端のリンゴの樹は、秋で赤い実をつけたばかりで、早々の雪にびっくりだろう。







すっかり晴れて、湖は光でキラキラ輝き真っ青、空の青と白い雲、遠くの白い山々。4月の始めで、紅葉もまだ期待できないと思って来たのに、思いがけず初雪に会って何とラッキーなこと!!
よく歩いてお腹が空き、お昼、また、湖畔レストランに行く。私は人気のメニュー、サーモン丼、姉は、サーモンとアボカドの細巻など。近くのサーモンファームから取り寄せるというサーモンが、とてもフレッシュで、たっぷり入っていて美味しい!!

今夜は、お宿で、手巻き寿司をしたいね、持ち帰りできるか頼んでみよう、ということになり、駄目元で、お店の人に頼んでみた。こんな注文は初めてのことらしく、カウンターの奥で、しばらく数人で相談している。やがて若い日本人のシェフが自ら出てきて、特別に手巻き用に準備してくれるという。希望を細かく聞いてくれ、スシご飯、焼き海苔、サーモンの切り身、アボカド1個丸ごと用意してくれた。「アボカドは、中を見ることができないので保証できませんが、これでよろしいでしょうか?」とご丁寧に実際のアボカドを見せて聞いてくれる。とても親切な方だった。

(写真左は、お部屋から見たテカポ湖の様子)

帰り、他に必要な野菜などを買い、その後、商店街の中にあるEarth & Sky のお店に行き、世界でも、一番星がきれいに見えるというテカポの夜の スターウォッチングツアーに予約。Mt.John のツアーは、お値段が高いので、我々は自然の星が見えればいい、天体観測所で詳細を知る必要はない、という結論、で、一人40ドルのお手軽コースCowan's Hill Tour に参加することに。決行はお天気次第ということだった。

お宿に帰って、野菜を切って準備し、簡単手巻き寿司パーティ。サーモンは、油が乗って新鮮で、アボカドもちょうど食べ頃で、スシご飯もほどよい酢加減と甘みの良いお味で、すごく美味しい!こんなサーモンなら、毎日でも食べたいね!!と言うのが、一致した感想だった。




食後、雲が出て、天気が危ぶまれたが、車でEarth & Sky まで行ってみる。すでに10人ほど集まっていた。すごく寒いので、南極観測隊員が着るのと全く同じタイプのものだという赤い分厚い防寒着を皆に貸してくれた。これは、本当に暖かい!





Cowan's Hillで、英語ガイドと日本語ガイドのグループに分かれて説明を聞く。日本人は我々3人だけ。明日が満月なので、空が明るすぎると星がよく見えないけど、と言いながら、ガイドの小澤さんが、星の説明をしては、天体望遠鏡を色んな星に合わせて見せてくれる。土星の輪を見せてくれた時は、本当に感動した。ほとんど満月の明るい空で、それでもキラキラ光る星座、ミルキーウェイ、その美しさにホ~と感嘆の溜息が出る。南十字星から計測してどこどこに天の南極点があるとか・・・記憶力が悪いので、右から左、すぐ忘れてしまったけど・・・初めて知る星座の色々な興味深い話を聞かせてくれた小澤さん、ほんとにありがとう!テカポに行ったら、是が非でも、星座ウォッチィングしましょう!!!(写真下:お部屋から撮ったほとんど満月の夜空)

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