2009年8月17日月曜日

International Film Festival

2009年国際映画祭
6月のAucklandを皮切りに、国際映画祭(International Film Festival)がNZを縦断して催されている。ここパーマストンノースは、8月6日から23日まで、ダウンタウンシネマ(Downtown Cinema) で開催されている。そう言えば、1998年、オークランドの国際映画祭で、北野武の ”HANA-BI”を見たな・・・と思いながら、めったにない機会、日本映画を2本とも見に行くことに。土曜日と日曜日の料金は、いつもより高くて13.50ドル(800円位?)。

土曜日(15日)、日本はちょうどお盆でgood timing だ、”Departures(おくりびと)” を見に行った。パーミーは、IPC(インターナショナル・パシフィック・カレッジ)の学生以外は、日本人はあまり多くない?から観客は少ないのでは?・・・という心配は余計だった。観客はほとんだが、Kiwi ばかり。それも、映画の内容が内容だからか?圧倒的にお年寄りばかり。どこかのホームから団体で来たのでは?と思えるくらい、皆知り合いと言った感じで挨拶したりおしゃべりしたりしている。

「おくりびと」が、オスカーの外国映画賞を受賞しているから?か、150席ほどの小さい映画館が、2~30席位しか埋まらないことが多いのに、前の方の席まで結構一杯になっている。映画は、予想以上に面白くて、感動的で、涙涙。帰りは暗いのにサングラスをして映画館を出た。

16日、日曜日は、"Ponyo(崖の上のポニョ)"を見に。これには、さすがに日本人らしき若い観客が多かった。日本語の幼い話し声がするので振り向くと、顔は半分西洋人のかわいい5~6歳位の女の子だ。日本人のお母さんが、しきりに日本語で対応している。横にいるお父さんはKiwi らしい。すると、また同じような雰囲気の女の子を連れた日本女性がその親子に近づいて話しかける。最近、「羊の国の子育て日記」とか言う類のブログがやたら多いけど、どうやら、パーミーにもNZ人と結婚し子育て中の日本女性がちらほらいるようだ。

ポニョは、大人も子供も楽しめる。終わってもしばらく、Ponyo ♪~Ponyo ♪♪~と、歌ってしまうから可笑しい。でも、あのポニョのお母さんは、あまりにも少女マンガっぽい無国籍顔で、何だか居心地悪い気が・・・・でも、ふたつとも、とても良い映画、観客のNZ人たちも大いに感動したり楽しんでいるのを見て、日本人として、ちょっぴり誇らしかった。

2 件のコメント:

hiroppe さんのコメント...

私おくりびとはまだ見ていません!見たいけどチャンスを逃してしまいました。崖の上のポニョは娘がDVDを買って姪っ子にプレゼントしたらしくって、孫と一緒に大いに楽しみました。可愛いですよね!

Silvereye さんのコメント...

おくりびと、都会ではもう見ることができなくなった、素朴な山形の田舎町にまだ残っている古き良き時代の人情が、すごくいいです。是非見てください!