体罰禁止法に国民投票 その3
昨日、ジョン・キー(John Key)首相は、「これまでのところ、この法は、うまく機能しているので変えない。」と発表した。
彼は、「躾けのための軽いスマッキング(inconsequent smacking)で、保護者が逮捕されることは、決してないから心配しないように」と強調する。
この法を国民投票にまで持って行った反対派は、およそ90%の票が反対しているのにと、怒りを露わにし、この法案を国会に持ち出した賛成派は、首相の裁断を適切と喜びの声を上げている。
この法案成立後、これまでのところ、14件告訴され、そのうち1件は、目撃者が告訴を取り下げて、不起訴、後の13件は、いずれも子供を暴行(assault)したとして起訴されたとのことだ。
この法が、子供を殴る前に、一息考える余裕を持つように親を冷静にする効果、あまり良い例とは思えないけど、核の抑止力ならぬ、法の抑止力、となってくれるのでは、と私は考えるのだけど・・・
2009年8月25日火曜日
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