2009年8月6日木曜日

NZの隅々を旅するの記7-6b

2009年1月4日 Lake Ferry から Cape Palliserへ

今日は、北島の最南端、パルサー岬(Cape Palliser)の灯台まで行くことに。灯台に行く途中でレイク・フェリー(Lake ferryまたは Lake Onoke)に寄りランチ。

Lake Ferry(Lake Onoke)
レイク・フェリーは、マーティンバラからLake Ferry Road を車で30分くらい走った、北島の東側最南端のパルサー湾(Palliser Bay)に繋がる湖のある町だ。この辺りは、歴史的にマオリが住み着いたところ。クック海峡(Cook Strait)をはさんで湾の向こうには南島がある(見えないけど)。満潮時、あるいは、波の荒い時は、湖の境界が無くなって、入り江と化す(*写真:土手の境界線がわずかに見える)ことが多々あるようだ。

湖の前にあるレイクフェリー・モテルのカフェには、あちこちからクラシックカー愛好者が集まって来て、駐車場はさながらビンテージカーの展示場のようだ。ここで軽いランチを取って、Cape Palliser road に入り、パルサー岬の灯台に向かう。途中、プタンギルア・ピナクルズ景観保護区(Putangirua Pinnacles Scenic Reserve)がある。侵食され尖った岩がそびえ立つ奇観が見られるところで、Lord of the Rings 王の帰還のシーンに登場するところだそうだ。今回は、そこまで行かず、灯台へ一直線。
Cape Palliser
パルサー岬は、北島の東側最南端にあり、フェリー湖から車で、1時間あまり。ひたすら、山道を通り、海の見える崖から今度は海沿いにどんどん走ると、やがて、小さな漁村(Ngawiti fishing village)に。そこから更に、こんなところで、エンコしたらどうするんだろうと思うような舗装のない細い道や、雨が降ったら通れないだろうと思われるような川原を通っていく。やがて遠くのゴツゴツした岩山に赤と白に色塗られた灯台(lighthouse)が見えてきた。ここには、かなり車が駐車して、結構たくさんの人たちで賑わっている。灯台に上がるには、250段、板の狭い階段を登らなければならない。下から見ると、かなり高い。それに、左側だけにしか手すりがない。(*写真:250段へ、いざ行かん!)
意を決して登っていくものの、半分も行かないうちに息切れがしてくる。上から降りてくる人、下から登って来る人に道を譲るのも、手すり側に陣取らないと落ちそうで怖い。休み休み、やっとの思いで、たどり着いた。昔は、この中に灯台守が住んでいたとか。毎日、この階段を上り下りする生活?!昔の人たちは、本当に逞しかったようだ・・・
さすがに眺めは抜群。 クック海峡を遙かに望み、その向こうにある南島に想いを馳せる。







帰りは、これまた、膝がガクガクして降りづらい。下を見ないように、足元だけを見るようにして一歩一歩ゆっくり降りてやっと地上にたどり着く。NZで最初に初日の出が見られるギズボーンの北のイースト岬(East Cape)の灯台に上がるには、500段以上?の階段を登らなければならないらしいから、250段くらいでヒ~ヒ~音を上げてはダメ!!

2 件のコメント:

hiroppe さんのコメント...

250段の階段????私の故郷に大原神社と言うのがありますが、、そこにも長い階段があります。そこを上るのもやっとなのに、よく上まで登りましたね!見ただけで断念します。

Silvereye さんのコメント...

ここまで来て、上まで行かないのでは??と、一大決心!!

上がる時は、夢中だったけど、降りる時は、怖い階段!!でした~~!高所恐怖症の人は絶対駄目でしょう!!

片側しか手すりもない、しかも人一人しか通れない細い板でできた階段!事故なんか起こったことないのかしら?自殺者は?もしかして、突き落とされても事故死として処理されるかも?完全犯罪が成り立つ?とか、あれこれ、考えながら降りました。

500段の階段って??!!ちょっと好奇心あり、一度行ってみたいかも??