2009年6月6日土曜日

NZの裁判制度ー追記

最高裁判所設立
昨日、DAvid Bainの事件について、上訴請求の最終決定権は、英国の枢密院にあると書いたが、現在、NZに最高裁判所が設立されその権限は、NZに移行されたとのことだ。詳細は、下記:

これまで上訴請求を認める権限は、英国に基盤を置くPrivy Council(枢密院)にあったが、NZに Supreme Court(最高裁判所)を設立した、2004年1月1日をもって、廃止された。但し、2004年1月1日以前のCourt of Appeal(上訴裁判所)が終局判決を下した事件に関しては、引き続きPrivy Courtに判断を委ねることになる。
(参考:http://www.justice.govt.nz/courts/privy_council.html

以上の理由で、David Bain の上訴棄却は、2004年以前のものなので英国の枢密院に委ねなければならなかったということです。ここに、昨日のニュースの、顛末を、謹んで訂正させていただきます。 NZは、やはり独立国家です。 m(_)m

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