2014年1月27日月曜日

Picnic

バドミントン愛好会の遠足

1月24日(金曜日)、バドミントンの後、ピクニックに行くので、早めに起きて簡単なランチ作り。冷凍しておいた玄米ご飯をチーンして、ひじきの煮物を真中に、巻き寿司風おむすび、ゆで卵、漬物を入れた純和風お弁当。それに、前日収穫しておいたプラムを皆のために20個ほど。ティーバッグ入りお茶とサーモスに熱いお湯。

9時からバドミントンをしたら、汗たっぷりかいて、シャワーもしないまま行くことになるので、10時近くに教会に行き、1度だけゲームをて終わり。

教会の12人乗りマイクロバスを借りて、ハンクが運転。参加者は、全部で12名。ジョーが自分の車で行きたいと言うので、彼女の車に3名、マイクロバスに私を入れ8名同乗して出発。

目的地は、OtakiのAnam CaraであるFestival of Pots & Garden Art。国道1号線(State Highway 1)のレビン(Levin)を通りOtakiへ。

Anam Caraに着き、お弁当を持って中へ。入り口で入場料5ドルをそれぞれ払って、陶芸作品の数々を鑑賞。

ギャラリーに続く広いガーデンにあちこち飾られた作品を見て行く。

いつの間にか他の皆は、ガーデンの木陰にある樹のテーブルと椅子に座ってランチをしている。

ランチが済んで、20分ほど自由時間の後、またバスと車に分乗して、Otakiの街でウィンドーショッピング。

その後、ハンクが連れて行った所は、何と、グラスのリサイクリング工場(Silaca Glass Crushers)。

工場と言っても、広い草ぼうぼうの敷地に、大きな古いキャンパーバン(campervan)が置いてあり、その中に、商品らしい袋類や製品になったタイルなどが展示してある。その向こうに、テントがあり、その下に古びた粉砕機が2~3台置いてある。地面は、至る所、粉砕して飛び散った色ガラスだらけ。

回収した瓶を、色分けし、機械で砕いて、建築資材、タイル、造園、研磨剤、など、様々な用途に再利用できるようにし、販売しているのだ。

バイトらしい若い男の子がひとりいるだけで、私が、ガラスクズを買いたいと言ったら、値段が分からないからと、ボスを携帯で呼び出した。

まもなくボス(Malcom Mason)が来て、私は、なかなか手に入らない濃いブルーのガラスを、陶芸用に1kg(10ドル)買った。ハンクは、陶器の蝶の羽に青と緑のガラスを溶かしこんだ飾り物を30ドルで買った。

その後、マルコムは、荒く砕いたグラスから、だんだんと細かいサイズにする、あるいは小麦粉みたいに粉状にする行程を、機械を動かし、実演説明してくれた。

粉状のガラスに私の手形
ビールやワインなどの瓶がこんな所で、こんな風に再利用されているなんて知らなかった。2012年に始めたばかりで、まだまだ採算が合わないとのことだけど、これから、もっともっと、需要が増えてくるに違いない。がんばってね、マルコム。

Foxton beach
その後、Otakiの街を、ウィンドーショッピングして、Foxton Beachへ。

Foxton Beach に流れ込むManawatu Riverの河口の土手には、Catamaran(双胴船) "Guru"が鎮座している。全長約24m、幅11m、110トンのこの巨大なカタマランは、Palmerston North にある造船会社(boat builder)で造られ、9時間かけて、1月8日の朝4時、ここに陸送された。

1月7日、胴体(hull)、操舵室(wheelhouse)に分けて、家の運び屋(Central House Movers) によって、パーミーの造船所を出たカタマランは、Sansonを通り、Foxton beachに向かった。家を運ぶ時と同じで、道路いっぱい使いゆっくり進む間、他の車は、道路脇にゆとりがあれば、通り抜けるか、あるいは、そういった所に出るまで後ろに着いて走ることになる。


この非常にスローなスピードでの陸送は、昼間、沿道でたくさんの人々の見送りを受け、華々しく出発。

その後、Sansonで、カタマランの後ろを、冷凍トラックと乗用車が、ゆっくり着いて走っていた真夜中のこと。後ろから、一台のトラックが、前の2台に気付かず、スピードを緩めないまま、乗用車に追突。トラック2台に挟まれたこの日産車は、完全につぶされ、3台共その場で爆発炎上。乗用車に乗っていた母と息子は即死。両トラックの運転手は無事・・・

あまりにも悲惨な事故・・・カタマランの運送業者は、万全の体勢で安全な陸送していて、全く責任は無い。最後のトラックに、100%責任がある・・・とは言うものの、今月末、Manawatu Riverで進水する(launch)前に起こった事故だけに、あまり気持ちの良いものではないに違いない。

死亡事故が起こった曰くつきのボートを複雑な思いで見た後、家路に着いた。

お天気に恵まれ、とても有意義で楽しい1日だった。バドミントン愛好会のメンバーになってほんとに良かった。

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