2011年8月22日月曜日

Students from Namiki Secondary School 2

学校生活 その1 8月1日
緊張しているせいか、朝6時前に目が覚めた。時間があるので、朝シャンして、ランチ用にサンドイッチ作って、7時55分に出かける。7時15分、Fitzherbert Avenue のモテル通りにあるAvenue MotelにMr. Seki、 Mr.Eiki両氏を迎えに行き、学校へ。




ホール(Hall)で全校朝礼集会の後、Speirs Centreと呼ばれる小ホールで、並木生徒へのオリエンテーション。若くてハンサムな校長(この学校では PrincipalではなくRectorと称されている)の、Mr. O'Connor が歓迎のあいさつ。


「この学校は伝統を重んじる非常に保守的な学校です。長髪は禁止です。ここに何人か長髪の生徒がいますが、この学校で学ぶ以上、学校の規則に従ってもらわなければなりません。明日の朝僕がハサミを持って来て、皆、短くカットします!」でも、これは、ジョークで、「でも、ビジターだから大目に見ます」と、国際関係のコーディネーターのランス(Lance)が助け船を出してくれて、生徒たちは、ホッ。

PNBHSは、とても広い学校だ。日本と違って、こちらでは、学生たちが、科目毎に、違う教室に移動しなければならないから、どこに何があるか頭に入れて置かなければ迷子になる。で、まずは、校内探索(schooltour)。でも、Lanceは、案内するのではなく、学生たちの自主性を重んじ、どこに何があるか、3人ずつグループになって、自分たちで探検する(exploring)ようにと、校内マップを配った。なるほど、良い考えだ。

並木生徒一人に、PNBHSの生徒が一人付いて(buddyと呼ぶ)、そのbuddyの教科を一緒に学ぶ。並木生徒の学年は、NZで言えばyear11~12(15~16歳)に当たる。buddyは、year9~year13(12~17歳)まで様々。中には、year9のbuddyに付いて行ったクラスで数学を習い、「もう習った所で楽勝だった!」という子もいた。中には、学年は同じでも「まだ習ってなくて難しいから、時間中は、夏休みの宿題してた」という子も。


モーニングティーが11時10分から20分間あり、生徒たちはホストマザーの準備してくれたスナック菓子を中庭で立って食べながら仲間と情報交換。彼らにあれこれ、ホストファミリーのことなど聞いていると、Lanceが太ったツルツル頭の男性を連れて来て「日本語が上手なMr. Doolan」と、紹介してくれた。


Mr. Dolanは、ニコニコしながら、「コンニチワ、ワタシハ、ニホンニイッタコトガアリマス。ニホンダイスキネ!ニホンノモノナンデモダイスキ!アツカン、ウマイネ~~!オンセンニハイッテアツカン!ア~~、ナツカシネ~~!・・・・・」と、しばし、日本礼賛して止まない。強面からは、想像もつかない、次々と冗談が飛び出すとても人懐っこい気の良い人だ。それでいて、だらしなく靴下が下がった生徒が歩いて来ると、大きな声で一喝、生徒はさっと靴下を上げ直立不動。面白い人だ!


ランチタイムは、1時20分から。これも、やはり、中庭で。お腹が空いて、ランチのお弁当を開けて食べている子もいる。ほとんどの生徒たちが、立って食べているので、並木生徒も右に倣えで立って食べている。日本人には、少々抵抗あり?



お弁当の中身は、どの子のお弁当も一様に、袋入りスナック菓子、果物、ハムかジャムなどはさんだ簡単なバーガーかサンドイッチ。栄養的には、いまいちのランチ。でも、キャンティーン(canteen:学生食堂)でハンバーガーなどを買って食べている子たちよりは、ましだ。

並木生徒たちは、疲れも見せず、学校生活第1日目を楽しんだようだ。 私も、何事もなく第1日目が終わって一安心。




スタッフと談笑するハンサムなRector (向かって右)

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