2011年2月4日金曜日

NZの隅々を旅するの記9-9c

10月4日 
3.お別れ
ホテルに戻り、チェックアウト。フロントに置いてあった宿帳をパラパラめくって見ると、8月の寒い季節に、1週間投宿した日本女性と思しき名前が。アンによると、普通、冬のシーズンは、ロッジは、開けないのだけど、その女性に連絡をもらって特別に開けたのだそうだ。
ツアーで1週間、あわただしく毎日移動して、NZの主な観光地巡りをして、くたびれ果てて帰り、もう2度と来たくないと思う人もいるらしいけど、この女性のように、1週間、ゆったりと、同じ場所で、自然と一体になる旅ができるなんて、最高じゃないの~~?!?
アーサーズパスは、トランピング(tramping山歩き:NZでは、 treckingのことをtrampingと言う)が好きな人には、特にお勧めの場所だ。パックツアーだと、1週間20万円~?で、観光地をあちこち毎日移動してぐったり疲れる。それより、格安航空券使って、こういう所に連泊して、NZの自然にたっぷり浸かって、リフレッシュして帰る方が、なんぼかいいかも?!それに、お土産買いまくるお店もないし、きっと、費用は、同じ位か、かえって安くつく?

3泊4日のウィルダネ・スロッジ滞在は、あっという間だった。上げ膳据え膳で、テレビやインターネットと言ったマスメディアから離れ、大自然の中で、ゲリー博士による特別授業で、自然の仕組みの素晴しさに触れ、色んな感動をもらうことができた。何という、贅沢!本当に感謝!

宿泊料金は、これだけ楽しませてもらえたのだから、とてもリーズナブル。日本の京都あたりの高級お宿に比べれば、お安いものだ(とは言っても、自腹を切るのは??考えます・・^^;)。

お世話になりました~!^^/

さて、出発・・・清流に沿ってドライブウェイをゆっくり進む。と、一般道路へ繋がる私道は、羊たちでふさがれていた。ゆっくり車を進めて行くと、徐々に徐々に、羊が動いてくれる。バイバ~~イ、羊たち!元気でね~~!
道路を右に出て、国道73号線をCHC空港に向けて、一路走る(参照:map)。
途中、ピアソン湖(Lake Pearson)で写真休憩。
この辺りを最初に探索したJoseph Pearsonにちなんでつけられたという柳の美しい緑に囲まれた湖面は、キラキラ光り輝いて美しい。
その後、Castle Hill(ここは、bouldering(巨岩登り?とでも言うのかな?) で有名な岩場がある)、Springfieldを通り、Shefieldから、73号線を離れ左へ入り、だんだん平地へ降りて行く。
途中、Oxford 辺りだろうか、眼前に一面菜の花で一杯の広大な平野が!!山の裾野には、長~い灌漑用水路(irrigator)が、立っている。広いカンタベリー平野のあちこちで見る灌漑用水路。乾燥地域には欠かせないものだ。その後、9月の地震の被害が甚大だったらしいKaiapoiを通って、CHC空港へ。

12時過ぎ、空港に早めに着いて、無事レンタカーを戻し、Palmerston North行き3時25分発の飛行機に乗って、ホッと一息。

かくして、9月26日を皮切りに、素晴しい天候と自然に恵まれた9日間、カンタベリー地方を中心にした周遊の旅は終わり。
(*次は、4日間(10月14日~17日)北島北部の旅、をお届けします。)

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