8日(土曜日)パーミーから50キロ程南、ホロフェヌア 地区(Horowhenua District)にある街、レヴィン(Levin)のMedieval Market(中世風マーケット)に友人と出かけた。正確には、"Ye Olde Manakau Medieval Market"。中世ヨーロッパの戦いや衣装を再現することを趣旨にしたグループ"Red Revens"の協力を得て、200以上の露店で賑わうマーケット。売上金の一部は、色々な福祉団体に寄付される。
中世の騎士の衣装に兜と盾ををつけた人を的に、弓矢で射るゲーム場。
中世風の頭飾りや、小物を売る露店、その他、古本、アクセサリー、土地の手作り食品や石鹸、フード、たくさんのお店を覗きながら一番奥にたどり着いた。
仕切りをした中の広場で、戦士の戦いが繰り広げられている。
司会のおじさん |
戦いの後は、女性の騎馬兵3人が、馬に乗って走りながら、杭の上のスイカを武器で割ったり、杭にかけてある輪を武具で引っかけて取ったりする競技を見せてくれる。
Red Ravensのメンバーは、家族ぐるみで楽しんでいる人達が多く、子供たちも、それぞれ中世風の衣装に身を包んで、マーケットを楽しんでいる。
3歳くらいの可愛い騎士。女の子かな?それとも男の子?お母さんの手作りだろうか、ニットのとても素敵な衣装を着け、紙製の盾を持ち、チョコチョコ動き回っている。
いつも、思うことだけど、NZでは、オークランドの大都市では、いざ知らず、パーミーの周囲では、小さな村々から街、地方に至るまで、1年中、市民が楽しめる行事が目白押しだ。自治体主催、あるいは、自治体と非営利団体との共催などで、マーケット、フェア、コンサート、お祭り、スポーツイベント、等々、週末は(たまにウィークデイも)いつも、何か、あちこちで催しがあっている。どの行事も、家族連れで楽しめるようになっている。
NZは、あれこれ、楽しめる施設が少ない分、まだ人間関係の暖かい繋がりが濃いのかもしれない。特に、父親の子供への関わり方は、見ていて、すごく良いな~~と思う。どこででも見る光景の一つだけど、子供を連れた親子のいずれも、父親が、子供の面倒を良く見ることだ。しかも、父親としての威厳があり、悪いことをしたら、凛とした態度でたしなめる。子供は、即、素直に、言うことを聞く。日本の働き蜂のお父さんに、見せたい光景だ。
こう言った地方のイベントに参加すると、何だか、とても暖かくて、楽しく、心豊かになる。かくして、お祭り好きの私は、すぐ、どこにでも出かけて行くのだ。
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