2013年7月4日木曜日

旅の記11-12

北島の旅 5
4月3日(水)Waipoua Forest

今日は、過去2回行こうとして、行けなかった、姉たち悲願(?)のWaipoua Forestに、カウリの樹のファミリーに会いに行く予定だ。

3月にメールでWhangareiのインフォメーションセンター(i-SITE)に問い合わせたところ、Waipouaには、レンタカーで行くのがお勧めということで、レンタカー会社2社を紹介してくれた。そのうち Avisはインターネット予約サイトが使いにくく、×。もう1社のRentadentに問い合わせメールをしたら、すぐに電話をしてきてくれた。親切で陽気なKiwiらしいColin(マネージャかな?)と、話しているうちに信頼できるという気がして、ここに決めたといういきさつがある。

10時に、その陽気なColinが車を持って来てくれた。Colin「何かあった時は、携帯に電話してくださいね」私、「それが~~・・・携帯、Waihekeのお宿に忘れて来たもので~~;」「だいじょう~ぶ!GPSあるから」・・・Colinが、GPSに目的地をWaipoua に設定してくれた。

GPSが付いているし、何とかなるでしょ?しゅっぱ~~つ!

1号線をオークランドの方へ向けて下り途中14号線に入り(map)、Dargavilleから12号線を北上する。やがてWaipoua Forestの看板が見えてくる。と、ここまでは良かった・・・途中で右に道を曲がりしばらく行った所に建物がある。どうやらここがVisitors' Centreらしい。中に入り、案内図(1ドル)を買い、マオリ人の女性が説明してくれる。小さな地図で分かりにくいけど、彼女の指差す方向をたどると、12号線を少し元に戻った所に入り口らしきものが書いてある。エ?・・途中、そんな道標なかったけど・・・国道を(State Highway)行くのですか? イエス(彼女は、確かに地図の国道を指差してそう言ったよ?!でも、ここで何か誤解が生じたのだ--;)

12号線を元来た道に戻る・・・行けども行けどもそれらしき入り口は見つからない。近くにいた地元の人に聞いても、入り口をはっきり知らない。何で地元民が知らないの??!!GPSが、うるさく、戻れ戻れ(Turn around Turn around)と言うので、また、元のVisitors' Centreの手前に戻ってしまった。ン?何とすぐ手前に右に曲がる道があるじゃないの!ここを入ればいいんだ。何でさっき、気付かなかったんだろう??広くきれいに整備された登り道を行き始めると、GPSが、再び、次の電柱の所から戻れ(Turn around Turn around at the next lump post)とうるさく主張し始める。も~~、うるさいな~~!Visitors' Centreには用は無いの!!You! lier! Shut Up!この役立たずメ~!Off You Gohooo!

原生林に囲まれた山道を登って行くと、やがて、左にTe Matua Ngahere Short Walk Trackの看板。広場があり駐車。森への入り口の前には、おじさんが、車の運転席でスドクをしながら駐車場の見張り番をしている。2ドルを払うと案内図をくれた。入り口には、靴の泥落とし用の水とマットがあり、ブッシュに色々な病原菌を持ちこまないよう工夫されている。

案内図を見ながら、まずは往復20分と言う一番近い4姉妹(Four Sisters)のところへ。4本の高い樹が4角形に近接して並んで立っている。周りは、樹を傷つけないよう、囲いがしてある。






次は、森の父 Te Matua Ngahere。往復50分。 樹齢約2000年は経っていると推定されている。 高さ約30m 幹周囲16.4m。

ここは、ベンチがあり、数人が座っていた。女の子を連れた夫婦(写真右手前の3人)がいて、私が樹の写真を取っていたら、女性の方が、かたこと日本語で「シャシントリマショウカ?」と、話しかけて来た。北欧のどこかの国(スエーデン?だったか?)から来たとのこと。スチュワデスをしていて、日本にも何度か行ったことがあると嬉しそうに話す。しばらく、英語と日本語交じりでおしゃべりに花が咲いた。

次は、Yakas。7番目に大きな樹 高さ43.9m、幹周囲12.29m触っても良い樹だそう。往復1時間20分!?でも、ここまで来たからには、行かねば!しかし、かなりしんどい行程・・・細い道を降りたかと思ったらまた登り・ヘ~ヘ~、フ~フ~・・の繰り返しの末やっとたどり着いた・・。行きはよいよい帰りは?--;

Yakas。大きな樹!これで7番目だって!

シダの樹に小鳥?


原生林の中は、あちこちに、朽ちて倒れた老木に植物が寄生し、その老木同士が支え合って自然のトンネルを作っている。中には支柱を立てて支えて道を作っているところもある。朽ちた樹も取り除かず、自然のままにしてあるブッシュの中は空気がほんとにおいしい~~!
やっと出口にたどり着いたら、駐車番のおじさんが、次は、Tane Maguta のところだね。左へ行けばいいよ、と親切に教えてくれた。

道を左に走るとすぐにTane Mahuta Short Walk Trackと言う看板が。道端に駐車して中に入るとすぐに森の神様Tane Mahutaが。

樹齢約2000年は経っていると推定される。 高さ約51.5m 幹周囲13.8m。さっき森の奥深くを苦労して歩いた所にあった他の樹と違って、この森の神様は、道路脇近くに立っていて、何だか荘厳さに欠けるな~~・・・

帰りにKauri Museum に寄るつもりだったけど、道に迷って時間がなくなった。今日は、あきらめて、明日出直そう。

さて、これで、姉たちのカウリの樹の家族に会うという希求の?旅を、3度目の正直で、やっと実現できた。ホッv^^;

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