2013年4月11日木曜日

旅の記11-序章


長姉次姉二人がNZに来ることになった。1月に、飛行機のチケット(3月10日CHCH着、4月5日AKL発)を予約したというメールをもらった後、旅のプランと予約で、大忙し。いつものことだけど、2か月も前から予定を立て、ある程度、宿泊と、足は確保しておかないと安心できない。

2010年の9月から10月にかけて来た時と、同じ所に行きたいと言う長姉の希望で、最初の週は、以前行ってすっかりお気に入りになったLake TekapoとArthurs Passに3日ずつ滞在することに。中2週間は、我が家でののんびりし、最後の週は、北島のWaiheke Islandでワイナリーツアー、その後、実現すれば3度目の正直となるWaipoua Forestにカウリの樹の神様達にお目通り願いに行くという計画。

ところが、3月29日からイースターホリデーが始まるということに気付かず30日AKL行きの航空券(キャンセルが効かない格安券、NZ航空のGrabaseat)を先に予約してしまい、ワイヘキ島のホテルは、ほとんどどこも満室というとんでもないことに。やっと、見つけた別荘風のコッテージは、何と、1泊517ドル!・・・3泊1550ドルは、痛いけど、しょうがない。Arthurs Pass のWilderness Lodgeの宿泊費用は、長姉が払ってくれるということなので、ま、何とかなるだろう・・・

南島の旅 3月10日~3月16日

3月10日(日)Lake Tekapo
3月10日、5日間の有給休暇を取った我がお抱え運転手?Bとクライストチャーチ(CHCH)へ出発。Palmerston North10:10am 発 CHCH空港11:25am着。姉たちは、10:00amCHCH着なので、少し待たせることになるけど、早朝便は取れなかった。多分、荷物検査などで遅れるだろうからという予想に反して、検査なしで9時半には出て来れたという。CHCH空港は、国内国際線とも、この前来た時(2010年:旅の記9)から、大幅に様変わりして、広くきれいになっている。

予約しておいたレンタカー(Budget)で、12時過ぎ、CHCH空港を出発。空から見たCHCHの近くは厚い雲に覆われて何も見えなかったけど、空港を出てからも、ずっと、時々小雨の曇り空。途中休憩地点のジェラルディン(Geraldine)でランチをし、テカポに向かう途中も、ずっと同じように小雨と雲り。晴れ女のジンクスはついに破れたか~~・・・・?


と、突然、まるで丸く雲を掻き分けたかのように前方の空に、碧い空が!!!テカポだ!何と、テカポの町の上だけ碧い空が広がっているのだ!信じられない!

今回で3度目のお宿、シャーレー(Chalet)に落ち着いて、近所を散歩。善き羊飼いの教会(The Church of the Good Shepherd)には、相変わらず人が一杯。

その後、テカポのメインストリートへ。来る前の日、予約しておいたス星空ツアーが今夜確実にあるかどうか確認しにEarth and Skyへ。今夜は大丈夫だから、9時半にオフィスに集合とのこと。

夕食は、湖畔が休みだったので、隣のマッケンジーズ(Mackenzie's Cafe and Bar)へ。中に入ると、何だかとても香ばしい匂い?石焼き(stone grill )料理の匂いらしい。早速、メニューから石焼き料理、ガーリックブレッド、サラダ、それに次姉の好きなチップス、などを頼み、4人でつつき合う。ここは、雰囲気も良くて、まずまずのお店だ。

その後、Earth and Skyへ行って、山の上は寒いから、とオフィスで言われて例の南極越冬隊が着るようなジャケットを借りてバスへ乗り込む。日曜日のせいか、さすがにたくさんの人々。予約していて正解だった。

日本語ガイド付きのグループバスにBも一緒に乗り込みMt.Johnの天文台へ。夜は、星の観測の邪魔にならないよう、テカポの町は、ライトを薄暗くしているという。天文台への道も、全くライトがなくて、時々、野兎が飛び出すという、ほとんど真っ暗な中を、バスのドライバーは、上手に運転して行く。

2009年の4月に来た時は、料金の安いCowan's Hillだったけど、素晴しい満月の星空で大満足だった。あの時は、雪が降り、寒くて厚手のジャケットが大いに助かったけど、今夜は、寒くないから、これはお荷物だった。でも、今夜も、素晴しい星空だ。天の川(Milky Way, the Galaxy)も星雲もくっきり見える。ア~、流れ星だ~~!

文台の一つに入って、星の観測。あれこれ説明してくれても、すぐ忘れてしまう。ガイドさんによると、今夜は、完璧100%の星空が観られるとのこと。望遠鏡で、土星(Saturn)の輪が見えた~!木星(Jupiter)とその4個の衛星も、くっきりと分かる!

テカポは、盆地(basin)になっているので、周囲の町が曇っていても、テカポ湖の周りは、晴れていることが多いそうだ。最後に、皆並んで、プロの写真家らしい人が、暗闇でもきれいに撮れるという特殊技術で記念撮影。Facebookに載せるとか・・・・どうもFacebookは好きになれない・・・でも、豆粒みたいに写るだけだろうから、マ、いいか・・

今朝から、CHCHは、ずっと曇りだったのに、Tekapo では、完璧な星空を見ることができた。何て、幸運な私たち!でも、NZは、今、全国で、雨が降らず、水不足。羊や家畜や植物には、困った状況。どうか、夜だけ、たっぷり雨を降らせて下さい。で、お昼間は、晴れに・・・・と、何とも身勝手なお願いをする。

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