2013年4月14日日曜日

旅の記11-2


南島3月11日(月)Mt. John

午前中、Lake Tekapoの周囲を散歩。今年は全国的に雨が少ないせいか、湖の水が以前よりもっと減っているようだ。





湖には、カモが少なく、黒鳥の群れが幅を利かせている。





教会の後ろのゴロゴロ石の湖畔は、誰が積み上げて行ったのか、たくさんの石の芸術の展示場と化していた。あちこちで、人々が石を積み上げている。

後で、お宿のオーナーの奥さんのZetaに聞くと、誰かが最初に石を積み上げたのがきっかけで、次々と観光客が積み上げるようになり、たくさんの作品ができたそうだ。ところが、教会関係者が、仏教の像みたいだという理由?でか、毎日、夕方になると、壊してまわったという。それでも、積み上げる人が後を絶たず、教会もあきらめて壊さなくなった、というのが真相らしい。壊すなんて・・・むしろ、観光の名所になって、町のためにいいんじゃないの?

私たちも、記念に少し石を積み上げてみる・・・ちと、お粗末?





午後、昨夜の素晴しい星の観測をした場所 Mt.John Observatory (天文台) に行ってみる。


ここは、カンタベリー大学(Canterbury Univ.)の物理天文学(Astronomy and Astrophysics
)研究所になっており、1965年、米国ペンシルヴァニア大学(The University of Pennsylvania )の要請で、天文台として開かれた。国際的天文学共同研究所として、日本の名古屋大学も共同研究しているそうだ

昨夜は、足元が暗くて何があるかさっぱり分からなかったけど、丘の上から見ると、西の遥かかなたには南アルプス連山。そのふもとからのびた広い茶色の乾燥地帯、そしてアレクサンドリナ湖(Lake Alexandrina)が見える。

Tekapoの町(下の写真:湖の右端)が、眼下に見える。


 









Lake Tekapoは、上から見るとずいぶん広くて長い。このカメラ、パノラマ撮影できないのかな?・・と、思いながら、連続的に、撮って見たけど・・・・
(3枚横に並べるにはどうしたらよいものか?HTMLが分かってないからな~~;)

帰りは、湖畔に寄って、夕食の予約をして帰る。ついでに、明日の夕食は、手巻き寿司にしたいのでサーモンなど持ち帰りしたいと尋ねたら、受け付けた女性は、「明日は、刺身にできるサーモンはありません」と迷惑そうな顔で応対する。

6時半に、湖畔に行き、食事をした。揚げだし豆腐、10種類の野菜の揚げ物、人気?のサーモン丼、野菜てんぷら、ホタテの天ぷら、など、あれこれ、味わってみる。おや、なかなか良いお味じゃないの?この前は、納豆丼が醤油辛かったりして、特に美味しいと思わなかったけど、今日は、どれも、かなり良い点をあげられる。

食事がすんで、若いウェイトレスの女の子に、「明日は、新鮮なサーモンが手に入らないと聞いたんですけど、ほんとですか?」「いいえ、そんなことはありません。近くの養殖場から新鮮なサーモンがいつも入ってきてます。」「今まで、2回、手巻き用に持ち帰りをしてもらってすごく良かったんですけど、明日、手巻き用の材料を持ち帰りできますか?」「聞いてまいります」・・・「大丈夫ですよ」・・・ということで、4人前の材料を注文した。

「何なの?今日のお昼のあの人、刺身用サーモンがないって言ったりして!どういうこと?!休憩中に聞かれて、よほど虫の居所が悪かったのかしらね?!」でも、感じの良い若い女の子に免じて、マ、ユルソウ・・・

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