2012年6月19日火曜日

旅の記10-9


2月8日(水)
New Plymouth~Cambridge
チェックアウトして、ハミルトンの近くの街ケンブリッジ(Cambridge)に向けて出発。New Plymouthから、海岸沿いに国道3号線(State Highway 3)を行くか、あるいは、Stratfordまで戻ってそこから43号線(State Highway 43) の山道を通るか?結局、”お抱え運転手殿”の意向で、まだ通ったことがない後者の秘境?を通って行くことに。良い天気で、Mt. Egmontもすそ野まできれいに見える。


 "State Highway 43" は、別名 "Forgotten World" と呼ばれ、StraffordとTaumarunuiを結ぶ150キロにわたる国道だ。「忘れ去られた世界」?と、聞いただけで、何だかワクワク好奇心がうずく。


山道に差し掛かるとまず、「これから先、100キロはガソリンスタンドが有りません」との注意書きが。「大丈夫?」「車はニュープリマスで満タンにしてきたからOK」「Stratfordまで消費した分入れなくて良いの?」「大丈夫!」・・・運転手殿が太鼓判押すから、ま、いいか・・・


参考:Forgotten World:Text & Photos: Kaori Hibiya, Photos: Stratford District Council)


舗装されているけど曲がりくねった山また山をいくつもいくつも通り抜けて行くと、やがて谷間に小さな集落が見えてきた。 W(h)angamomona Saddle Villageだ。
のんびり道の真中を通るトラクターと馬
古の建物、ポストオフィス(使われていない)とホテル。


家が数軒並んだ中心街?の古い建物 Whangamomoa Hotelで昼食。外も中もバス研修旅行中の大学生で賑わっていた。


山と山の間の凹みにあるのでSaddle(馬の鞍)と呼ばれる小さな部落は、1900年初頭、最初の入植者たちの村で、カフェの中は、当時をしのばせる古い農耕器具や写真が飾られてとてもアンティークな雰囲気。



ここからもうひとつの小さな部落Tahora Saddleを通る。やがてモキ・トンネル(Moki Tunnel:180m)を通り抜ける。車1台がやっと通り抜けられる暗いトンネルの中。天井には材木の梁が・・・落ちて来ないの~~!?


反対方向から車が来ても離合打出来ないけど、この辺りは、めったに車も通らないから大丈夫らしい。


さて、やっと町らしい町、Te Kuitiに着いた。インフォメーションセンターで、あれこれ情報を得、さて目指すはCambridgeの街。


Cambridgeのお宿は、キッチン付きのモテル Colonial Court。夕方近くチェックインして、今夜は外食。街のカフェで夕食。またここでもチップスとマッスル。でも、温めなおしたような干からびたマッスルにがっかり。明日は、スーパーマーケットに行ってマッスルを買ってお宿でお料理しよう。

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