2012年3月26日月曜日

旅の記 10-序章


2月からずっと、わがパソコンのご機嫌麗しくなく、絶不調・・・あれこれ解決策を試してみても再起動を繰り返すばかりでうんざり・・・ブログ更新もままならず。ところが、何でだか?2~3日前から、突然このラップトップ、調子良く動き出したのだ。パソコン歴20年近くなるのに、いまだIT関係は、よ~わからん(゚ρ`)ァー ・・・でも、知りたいことは、検索で大体調べられるパソコンの便利さ・・・パソコンなしには生きていけない・・・PC paranoia(PCおたく?偏執狂?)になった?・・・「書を捨てよ。町に出よう・・」ならぬ「PC 捨てよ。田舎に出よう・・・」を心がけねば・・・と思いつつ、久しぶりにブログ更新。


と言う訳で、ちょっと新鮮度が落ちるけど、旅の記録を書くことに。


北島 2012年の旅 
2012年1月14日から2月11日まで、4週間、姉とその友達MさんがNZに来ることになった。今回は、4週間と長いので、我が家でのんびりすることを基本に、週末、近場にドライブ旅行。最後の週は、1週間、まだ行ったことのない、北島西南端のタラナキ地方をメインに、ドライブしながら北上し、オークランド国際空港で見送る・・と言った大雑把な計画。


1月14日~1月16日Auckland
姉は、今回でNZ10回目訪問なのに、いまだ、空港に送り迎えなしには、来れない人だ。と言う訳で、私は、14日朝一番の便で、パーマストンノース(Palmerston North)を発ち、オークランド空港(AKL)までお迎えに。パーミー~オークランド間のフライトは、以前からするとずいぶん減らされ、朝一番と言っても、6:50amが始発で、その次は、午後着くような便になっている。以前は、朝は、6:10am発というのがあり、それに乗れば、9時半前後発の日本行きに間に合った。でも、今は、前の日にオークランドに行って泊らなければ、間に合わない。NZ航空も多々ある航空会社との競合で、赤字路線は、どんどん削って行っているのだろう。


7:55amにオークランド国内線に着いたものの、姉たちが着く9:20amまではずいぶん間がある。着いて荷物の検査など受けたら10時過ぎるかも?時間がたっぷりあるので、国際線まで行くのに、今回は歩かずにフリーのシャトルバスが来るまで待つことに。


国際線の2階で、マフィンとコーヒーの朝食後、9時半頃、乗客出口の前の椅子に座って待っていると、何と10分もせずに、姉たちが出てきた。どうやら飛行機が9時には着いて、荷物検査もなく、すんなり出て来れたらしい。食料をいっぱい持って来ているのに、検査なしだって!珍しいことだ。いつものように正直に英語の食料リストを用意してきた姉は、拍子抜けしたらしい。後で聞くと、「どうやら食品申告のYes、No欄のNoにチェックを入れたみたい」と言う。それじゃ、きっと正直者に見えたんだろうね。など、おしゃべりに花が咲いているうちに、Reikoさんが迎えに来てくれた。今回は、アルバニー(Albany)のReiko & AllanのB&Bに2泊することに。


Reikoさんは、ファーム付きの広い家をB&Bにしている古いお友だち。2009年4月以来、約3年ぶりの再会で、車の中で、おしゃべりに花が咲く。途中、ラグビーワールドカップが開催された、マウントイーデン(Mt. Eden)の丘に。360度、グルリとオークランドを展望できる見晴らしの良いところ。


3年ぶりのW邸は、丸太でできていた門が、頑丈そうな鉄の門に変わり、暗証番号で開けるようになっていた。門から入った家につながるドライブウェイの両側はきれいに整備されている。


モクレン(Magnolia)の1種、タイサンボクが、3年前は、植えたばかりの小さな木だったのに、大木に生長して大きな花を咲かせている。

門の外から中庭の奥の奥まで植えられたアジサイが、葉っぱも見えないほどたくさんの花を咲かせている。いずれもブルーで、盛りは少し過ぎてるけど、すごくきれい!


3年前、このブルーの巨大な花を咲かせるアジサイをもらってきて、挿し木して育て、6本ほど我が家の庭に植えた。ところが、出てきた花は、いずれもピンク!私は、ブルーが好きなのにがっかりした。


でも、今年の我が家のアジサイは、薄いピンクやブルーっぽいピンクのグラデーションでなかなか素敵!それが、だんだん薄紫になり、やがて黄色から今はグリーンに変わりつつある(写真左)。アジサイは、渋い色に立ち枯れするまで、半年近く楽しませてくれるから大好きだ。


オークランドは、特に行きたい所もないし、ファームハウスの素敵な環境でのんびり過ごすのが一番。近くの町アルバニーにショッピングに行ったくらいで、ほとんど家の中とお庭で過ごす。Reikoさんの準備してくれる和食に舌鼓を打ち、絶え間ない日本語のおしゃべりで、ご主人のAllanは、取り残されお気の毒。


Reikoさんの作ったチリメンジャコとサンフラワーシード(乾燥したヒマワリの種)の振りかけが、ことのほか美味しく、さっそく作り方を教わり、材料のチリメンジャコをアルバニーの韓国人の経営するお店で購入。


8頭の羊とミルキー(飼い犬)とさくら(飼い猫)のいるファームハウスでののんびり楽しい2日間は、あっという間に過ぎ、16日午後の便でパーミーへ。

0 件のコメント: