2011年4月11日月曜日

NZの隅々を旅するの記9-11b

10月15日(2010年) バスツアー その2
Mongonui でランチタイム

Cape Reinga を出発、1号線から、10号線に入って、バスは、Doubtless Bay にある、Mangonui(map)のレストランへ。Mongonuiは、地元で獲れる新鮮な魚を使ったフィッシュ&チップスが美味しいと、旅行ガイドに載っている。有名なのは、"Mangonui Fish Shop" と言うお店らしいけど、このツアーは、BBQランチを食べさせる(別払い)とかで、違うお店へ連れて行った。お客を連れて行けばリベートもらえるように契約しているお店?ドライバー氏は、慣れた様子でお店のキッチンの中に入って行った。

ツアー申込時に、あらかじめBBQランチの予約を取っていたらしいが、我々がツアーを予約する時、ランチ予約について何も聞かれなかったから、登当然何も予約していない。ま、聞かれても、ランチにBBQなど予約はしないけど・・・

他のツアー客は、予約していたBBQランチとやらのチケットをもらって、キッチンのカウンターで、大きなお肉の載ったお皿をもらっている。食堂の長いテーブルには、BBQランチ用のセルフサービスのサラダや果物が満載。彼らは、抱えている大皿のでかい肉の横に、ポテトやサラダを次々と載せて行く(影の声:”昼間から、あんなにたくさんよく食べるよね~!!”)

何度も吐いて最高に気分が悪い私は、お店から匂ってくる古い揚げ油の臭い(この臭いから、そんな美味しいお店とは、とても思えない)に、また、ウ~~、と気持ち悪くなる。フィッシュは要らないと言う姉たちのために、チップスだけを注文したら、お店のお姉さんが、不審がるので、実は、車酔いで吐いて何も食べられない、と説明すると、親切にも、「BBQ用のテーブルにあるリンゴを、いくつか持って行って食べなさい。」と言ってくれた。

お言葉に甘え、カゴに山盛り置いてある直径5~6センチの小ぶりのリンゴを3~4個もらってきて食べてみた。ら、マ~~!!これが、何と、ジュ~シ~で、適度な酸味と甘みが!!最高に美味しい~~!!皮も全く気にならずパクパク食べられる!!!姉も、一口、食べたとたん、目を丸くして、「美味し~~~!!もっと、もらっといでよ!」

またテーブルの所に行き、遠慮しいしい(?)、5~6個、リンゴを抱えてきて、パクついた。ムムカして、何も受け付けない胃に、それはそれは、美味しく、優しい味。まるで、飢えた子供のようにかぶりつく。日本の紅玉よりも少し小ぶりで、真っ赤な、何の変哲もないリンゴ。気分が悪かったせい?かもしれないけど、こんな美味しいリンゴは、生まれて初めて!帰り際、また、こっそり、リンゴを5個ほど抱え込んでバスに乗った。でも、食べるのに夢中で、写真を撮ることを思いつきもしなかったのが残念。o(´^`)o

これまで、NZのリンゴは、どれも小ぶりで、素朴なリンゴの味だけど、日本の、蜜がいっぱい入ったフジ?だか、何だか、の方がダンチ、美味しい、と思ってた。でも、もう、絶対!このリンゴが、世界一だ(あくまで独断と偏見です)!

以前、NZは、遺伝子工学的に、品質改良の末、より健康で、より美味しいリンゴを産出できるようになった、という記事を読んだことがある。オーストラリアが、NZのリンゴを輸入禁止にしているのは、自国のリンゴの味がお粗末だからと聞く。なるほど、この味なら、輸入禁止にしているのも無理ないよな~・・・

ちなみに、今年2月に、オーストラリアのジュリア・ギラード(Julia Eileen Gillard)首相が、就任以来初めて、NZを公式訪問した時、友好の置きみやげ?に、「NZのリンゴ輸入を解禁します」と、約束して、大喝采を浴びた。


以後、買い物する時、似たような小ぶりのリンゴを買ってくるけど、いまだに、あんな美味しいリンゴにはお目にかかれないでいる。幻のリンゴよ~~、いずこに~~。


写真は我が家の今年(2月から4月にかけて収穫)のリンゴ:幻のリンゴ(には、かなわないけど、ごくそれに近い、ジューシーで甘酸っぱくてすごく美味しいのです!)が、こんな身近にありました!(横道にそれてm--m)

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