2011年1月11日火曜日

NZの隅々を旅するの記9-8d

10月3日 午後
3.子羊を抱っこ
私が、子羊を抱いてみたいと言ったら、ゲリーは、裏の方の納屋のある所に皆を連れて行った。
柵で囲まれた庭には、ホテルの食事に出る卵を生んでくれている放し飼いの鶏(free range chickens)に交じって、子羊も2~3匹いる。
その中の1匹を抱いて連れて来て、抱かせてくれた。
生後3週間だそうだ。毛がベタベタ脂っこくて、暖かい。かわいい~~!!!ゲリーが「この子が、今夜のラム料理になるかも??!!??!!」と、言いながら、笑ってたけど・・・エ~~!!あり得る~~?!今夜、ラムは食べまいゾ!!

小さな囲いの中には、子牛が・・・ゲリーは、いとしそうに撫でながら、「この子牛は、アンガス種で、コウビビーフ(ン?交尾牛?ノ~、どうやら神戸牛のことらしい)もアンガス種(Angus beef)だ。脂身が真っ白だよ」と、説明する。じゃ~~、この子も、今夜のビーフ料理になるかも~~???!!!!こんなかわいい子たちを見た後には、ベジタリアンになりそ~~・・・><;

ホテルへ戻る途中で、ゲリーは羊の餌やりをさせると言う。ファームの囲い越しに、手をたたくと、向こうの方から羊の群れが、ドッと、こちらに我れ先に走ってくる。大小様々な羊たち。

ゲリーが私たちの手にコロコロしたドッグフードみたいな餌(sheep pellets)を載せてくれる。干し草にビタミン類を加えて固めたものだそうだ。羊用のサプリメント?

囲い越しに餌を差し出すと、大きな羊が、ベロベロよだれを垂らしながらボリボリ餌をむさぼる。小さな羊に、餌をあげようとしても、大きなのが、邪魔して、なかなか餌をもらえない。「コラ、!あんたはもういいの!たくさん食べたからあっち行きなさい!」と、言っても、やっぱり日本語は通じないみたい?!!?結局子羊たちは、ほとんど何も食べず、あきらめて向こうに行ってしまった。

明日は、チェックアウト。ゲリーは、昨日の朝、寝坊して行かなかった早朝バードウォッチングに連れて行き、出発前に、プロ達の毛刈りのシーンを見せてくれると言う。

2 件のコメント:

SK さんのコメント...

昔、囲いの中の子羊を追いかけたことがありますが、これがなかなか捕まらなかったのを覚えています。
しばらくしたら、飼い主に羊が心臓マヒすると困ると言われたことがありますが、やはり,羊は心臓が小さいのか?

ところで、羊の毛狩りは、ロトルアのショーでやっていますね。あれは本当に早技でしたよ。5分もかからなかったとおもうけど。

神戸牛は品種だったのですか。霜降り肉を持つように運動不足にさせて、神戸で育てた牛を神戸牛と呼ぶのだと思っていましたが。

Silvereye さんのコメント...

昨日のニュースで、毛刈りのコンテストがあり、一番の人は、45秒で終わりでした。でも、ロトルアのは、私も見ました。でも電気バリカンなので、速いのです。手ばさみでは、やはり、相当、気を使いながら刈るので、6分かかるのだと思います。

神戸牛と呼ばれる霜降り肉になる牛の種類は、元々英国原産のアンガス牛(穀物をたくさん与えて脂身を増やした牛)だそうです。
NZの牛肉が硬いのは、穀物ではなく、ファームの草で育つからだそうです。でも、ビールなんか飲ませてませんから、脂身が少なく、健康的な肉ですよね。