2011年1月27日木曜日

Life with wild birds

1.小鳥の日光浴?
ある暑い日、窓から外を見ると、芝生の上で、小鳥が2羽、じっとうずくまっているのに気付いた。何してるんだろう??

手前の1羽は、ブラックバード、
向こうにいるのは、ツグミ(thrush)。口をポカッと開けて上を向いて、翼をゆるめて、同じ格好をしたまま、じっと動かない。そのまま、5分?も10分?も動かない。
インターネットで調べてみると:
・・・身体を膨らませて、じっとしている時は寒がっている状態、翼を広げ気味にして口を開けているような時は、熱がっている状態・・・自然の中で暮らす野鳥たちにとっては日光浴も大事な日課です。陽射しの中で羽をひろげて、身づくろいをしながら身体につく寄生虫やダニを予防するのです。また、鳥は足に陽射しを浴びることで、日光からの力を借りてビタミンD3を作るそうです・・・

とある。なるほど、暑ければ、木の陰に行けばいいものを?と思ったけど、暑がりながら日光浴してるんだ。


2.瀕死の小鳥
ある朝、ガレージの前のコンクリートのドライブウェイに、小鳥がうずくまっていた。死んでる?!いや、まだ息をしている。どうやら、ガレージの上のリビングの窓ガラスに激突したようだ。胸毛が緑で、背中が茶色い体長5~7センチほどの小鳥。目白(silvereye)??・・・
窓ガラスの真中に灰色の小鳥の産毛がくっついている。窓には、小鳥の巣がある?と思われる、大きなマクロカーパの木の緑が、くっきりと映って見える。以前も、寝室の窓に、目白(silvereye)が、激突して、即死したことがある。今度も、きっと、窓に映った樹にめがけて飛び込んだに違いない。
瀕死の小鳥を、隣家との境にある低い塀の上のフォーシャ(fuchsia)の花の木の下に(私は、怖くて小鳥を触ることができないので家人が)置いた。家人は、「頭を打って、骨が折れているのかもしれない。もう、だめだろう」という。

この夜は冷えたので、小鳥が気になって眠れなかった。朝一番に見に行くと、何と、小鳥は、塀の下のコンクリートの上に横たわっている。何とか、飛ぼうと動いたに違いない!家人は、まだ息があるという。もしや、助かるかも?と思い、しばらくして、水と、パンくずを入れた容器を持って行くと、何と!小鳥がいない!また、少し、動いたのかも?と、あちこち探したけど、見当たらない。
寒い夜を、一晩、生き延びて、元気になって飛んで行ったんだ!きっとそうだ!良かった・・・ほんとに、良かった・・・


3.つぐみのお友だち
2日前、お天気の良い日、洗濯物を裏庭に干していた時のことだ。私の足元に何やら動くもの??ン?小鳥・・thrush(つぐみ)だ。脅かさないようにじっとしていると、私の周りを、トコトコと1周して、逃げる様子がない。

「何かご用?お腹空いたの?ちょっとまって、何か持ってきてあげる」と、言って、洗濯物を干した後、キッチンへ。食料棚(pantry)から、お菓子の材料に買ったまま、使っていないオーツ(oats)を、少し手に持って裏庭につながるサンルーム(conservatory)のドアを開ける。と、すぐドアの向こうの手すりの下に置いているピーマン(capsicum)を植えたポットのそばに彼?がいる。

手すり越しに、オーツを播くと、用心しながらも、近寄ってきて、つつき始めた。人懐っこい。どこぞでいつも餌をねだっているのだろうか?胸が丸々としたthrush だ。「お前良く太ってるね~~!デブだから、今からDaveって呼ぶことにしようね(勝手にオスと決め込む?)。」

昨日、朝、サンルームのドアを開けると、そこに、Dave が!私が外に出たら、彼は、ドアの方にトコトコ歩いて来て、近くをウロウロしている。私はキッチンからまた、オーツを一握り持って来て、今度は、使っていないお皿に載せて、マーガリンの空き箱に水を入れて、植木鉢のそばに置いた。知らんぷりして、様子を見ていると、用心しいしい、寄ってきてつつき始めた。

いつも、残ったパンくずを庭に播くようにしているけど、色んな小鳥が来て、あっという間に、なくなる。Dave は、近所の人から、パンくずかなんか、いつも近くでもらって慣れていたのかな?それとも、いつも私がパンくずを播いているのをどこかで見ていて、危険人物でないと判断したのかも?

夕方、表のドアを開けると、ドアの前に置いてある鉢植えの土の上に小鳥がいた。私が、そばに行っても逃げない。Daveだ!キッチンに行って、また、オーツを一握り持って来て、空いた鉢の皿に入れてあげたら、用心深く寄ってきて、つつき始めた。30センチ程しか離れていない。
手の平に載せて、差し出したけど、さすがに用心深くそれには寄ってこない。でも、根気よくやってみよう。そのうち、”手乗りつぐみ”になるかも?
今朝、表の庭に出ると、つぐみ(thrush) とブラックバード(blackbird) が、2羽、芝生にいた。私が近付くと、blackbirdは、すぐに、トコトコ庭の隅へ逃げて行ったけど、thrushは、逃げない。Daveだ。今朝は、パンくずを、ティッシュに包んでエプロンのポケットに入れておいたので、Daveのそばにしゃがんで、パンくずを少しずつ草の上に置いた。彼は、30センチの距離を保ちつつも、パンくずをつつく。

適量置いて、私がその場を離れると、さっき庭の隅の方にに行って、こちらを見ていたblackbirdが、トコトコ、戻ってきた。じわじわDaveのそばに寄ってきて、パンくずをつつこうとするけど、Daveは、怒って追い払う。blackbirdの方が身体が一回り大きいのに・・・小鳥の世界にも、First come, first served(早い者勝ち)の掟があるのだろうか?

thrushは、別名song birdと呼ばるくらい、歌がとても上手だ。野生の小鳥に餌を与えることは、良いことじゃないけど、いつも、歌を歌ってくれるお礼?に、最小限の餌をやっても、害にはならない?かな?

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