2010年8月17日火曜日

Massive Auction

大量オークション
土曜日(14日)、オークションなるものに初めて行ってみた。と言っても、レア物の宝石や骨董、美術品などのオークションではない。ごく実用品、DIYの国、NZならではの、大工、庭仕事用機械器具類、ボート、トレッキング用具などのアウトドアレジャー用品、鍋類、食器、大型冷蔵庫、冷凍庫等のお店仕様キッチン用品、電飾サイン、子供用おもちゃや自転車、家具、などなど、種々雑多。数も1点物というわけではない。要は、卸売業者のクリアランスセールだ。

会場は、アリーナ(Arina Manawatu)のバーバーホール(Barber Hall)。入場無料、会場に入ると、住所氏名を登録して、番号札を貰う。1ドル払って、競売カタログ(auction catalogue)を手に入れる。1品目ごとに番号が付いて400品目ほどある。こんなにたくさんの品物を競売するのに、一体、どのくらい時間がかかるのだろう?!

オークションが始まる前に、品定め。今日一番高い競売品は、多分、モーターボート。家人が欲しいのは、トレーラー(左写真:法定のテールランプ付きのもので、車の後ろに付けて、樹木の剪定後のくずを運んだり、マルチや土を買って運ぶのに使う。)、これも高そう。
私は、大工道具箱(陶芸用具入れにしたい)や、蒸し器(steamer)等に目が行く。かなり、ガラクタ(?にしか見えない物)も多い。日本で、質の良いものを見つけているので、あ、これは、真正Made in Chinaだな・・・とか、すぐ判る。大型の泡立器、コーヒーメーカー、オーブン、パスタメーカー、ミンサー、ステンレス製の大鍋など目当てに、レストランや、カフェ経営者がたくさん来ているようだ。

やがて、一段高い台上で、おじさんがものすごい早口でしゃべり始めた。木槌こそ使わないけど、口調は、映画やテレビで見た通りだ。「100ドル、100、100、110、120、130 130!」たちまち、値段が跳ね上がり、落ち着いたところで、落札者が番号札を高く上げて見せると、若いほうのおじさん(?)が番号を記録する。その番号を事務処理の女性が登録する。落札者は、番号札を見せて支払いを済ませたら、書類を持って会場の入り口と反対側の搬出口で品物を受け取る、という筋書きらしい。
朝10時から始まって、延々と続くオークション。半分くらい終わった1時位までがんばったけど、お腹が空いて、最後の方に競る道具箱などもうどうでもよくなり、帰ることに。
結局、ガラス蓋付きステンレスの蒸し器付き深鍋(写真左:直径26センチ:45ドル也・・・3000円位)、ブースターケーブル、穴開け機やナンたらの?あれこれ大工道具など、合計200ドルほど落札。落札と言っても、どれも数は十分あるので、手を上げる必要はなく、静観して、値段が決まった時点で欲しい人は手を挙げればいいのであせる必要はない。値段がリーズナブルかどうか、考えた末、買ったけど、それでも、本当に安く買えたのか??質は?と疑問・・・でも、とりあえず、初めてのオークション体験、面白かった。

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