2010年3月21日日曜日

Central District Field Days

農業フェア
3月17~19日の3日間、北島の北部地域(Central District)の農業フェア (CD Field Days)が開催された。場所は、ここパーマストンノースから、車で30分ほど行った郊外にあるフィールディング(Feilding)の、マンフィールド ステイディアム(Manfeild Stadium)。カーレースサーキットのある広場なので、大規模だ。

入場料、大人10ドル。中に入ると、まず家畜の展示場。飼料と糞の入り混じった独特の臭いが漂ってくる。賞を得た見事な毛並みの牛たちが、狭い囲いの中で、あるいは広場で、飼い主に引かれて紹介される。3色のアルパカもいる。この3色のアルパカの毛織物も展示即売している。暖かそう~~!でも高~~い!

広いサーキットに沿って、農業に関するあらゆる道具、機械器具、トラクター、車両、トレーラー、小屋、羊の体重を何匹も一緒に測る?器具など、展示されている。物珍しく、結構楽しい。農薬散布飛行機と、散布機に農薬を入れるための大きなトラック、ボート類、などまで展示している。Kubota Yamaha Toyotaなど、見なれた名前の旗があちこちに見える。



Kiwiの働き者なら誰でも1足は持っている、NZが誇るヘビーデューティなゴム長靴、Red Band Gum Boots をペアで履いた、かっこいいお父さんと可愛い金髪の女の子。






鹿の角を飾った小屋は、鹿肉のハンバーガーのお店、行列ができている。美味しいのかな?
テントのない空き地には、赤いヘリコプターが2機、空の観覧飛行希望の客を乗せては、発着陸を繰り返している。





爆音が聞こえので行ってみると、トラクター競技があっていた。色々な種類のトラクターが、後ろにまたトラクターをけん引きして泥状のコースを走る。下に、泥掻きが付いているので、走っているうちに泥がたまって力尽きて止まってしまう。その走行距離が長いほど強いということになる。後ろのトラクターの上の数字が距離を表示している。


こちらは、丸太を斧で切る競争。たくさんの男性に交じって2人の女性が参加している。肩幅ほどの丸太に乗って、斧で真中を切って速さを競う。 さすがに、男性は速い。片側6回の12回ほどで真っ二つに。
写真左の女性は、たくましい。かなりの速さで、切ってしまった。よく写真を見ると、彼女、木曜日に催されたノコギリの丸太切りコンテストに出て、昨日の新聞の一面を大きな写真で飾ってたSheree Taylorさんという人だ。すごい!


もう一人の女性は、さすがに、か細い?せいか、なかなか切れない。でも、最後まであきらめずやり通した。会場から、惜しみない拍手が起こる。 NZには、男性と同じ競技を競うたくましい女性が多い。


広場を回りながら、NZは、しっかり農業国だな~と、改めて感じさせられた。広いカーレース場を、歩いて回ったので、かなり良い運動。日ごろの運動不足を少し解消?できたかな?

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