2010年2月8日月曜日

Kiwi English 1

A も I もアイ?

NZの英語は、ヨーロッパ系(特に英国)の移民による英語が現地の環境の中で独特の英語に育まれてきたものだ。同じ英連邦(*Commomwealth of Nations)のオージー英語(Aussie English)と共通した点が多い。

日本でアメリカ英語を学んだ者が、NZに来たらまず言語のカルチャーショックを受ける。特に発音。カジュアルな挨拶の"Good Day, Mate(グッダイ、マイトゥ)!"は、良く知られた代表的?例だ。

AもIも、アイと発音する(微妙に違うのだが、単純な発音体系の日本語耳には同じに聞こえる)ので、混乱してしまう。数字の8は、アイトゥ。ラジオのパーソナリティが、「8010,8010(アイティテン、アイティテン)」と言う。また、Aの発音は、エイでなく、アーと発音することが多い。例えば、dataは、ダータ、vaseは、ヴァース、と言ったように。

英語の綴りを聞く時が、また、ややこしい。・・・アイ・・・・、と言うので、Iと書くと、「違うアイ!」と言う。「だからアイ(I)でしょう?!」「違う、アイ(A)だ!」「I?」「ノ~!アイ(A)!」「もう!ややこしい!!書いてみて!」と言った、珍問答の末、書いてもらった綴りは、A!

最近、慣れて、グッダイ!と、自分でも言っていることがあるので、我ながら可笑しい。(・_・;?

*参考(英辞郎より):【地名】Commonwealth of Nations〔ゆるい結合の現在の英連邦。英国と、英の保護・自治領、旧英連邦保護領(今は国家)の一部、の連邦。1931年のウェストミンスター憲章で始る。連邦内は自由貿易・自由投資地域、1932-73は特恵関税地域(オタワ会議で始り英の EC 加盟で消滅)。1965年に英連邦本部(Commonwealth secretariat)をロンドンに設置。発足当時は、英国、アイルランド自治領、カナダ、ニューファウンドランド(現カナダ)、オーストラリア、ニュージランド、南ア。1995時点ではさらに、インド、パキスタン、スリランカ、ガーナ、マレーシア、ナイジェリア、キプロス、シエラレオネ、タンザニア、ジャマイカ、トリニダード、トバゴ、ウガンダ、ケニヤ、マラウィ、ザンビア、マルタ、ガンビア、シンガポール、ギアナ、ボツワナ、レソト、バルバドス、アンティグワ、バービュダ、ドミニカ、セントキッツ、ネビス、セントルシア、ナウル、モーリシャス、スワジランド、セントビンセント、グレナディン、西サモア、トンガ、バングラディシュ、バハマ、グレナダ、パプアニューギニア、セイシェル、ソロモン、キリバス、バヌアツ、ジンバウエ、ベリーズ、ブルネイ、モルジブ、ナミビア、カメルーン、モザンビーク(元"ポルトガル"領だが)、アイルランド(再加盟)、南ア、パキスタン、フィジー(現脱退)、ツバル(特別員)。連邦の内15ケ国は英女王を国家元首にしている(2001現在)。英外務省の名にも"Commonwealth" が入っている。大英帝国時代の英連邦は British Commonwealth of Nations。◆【参考】Crown ; British Commonwealth of Nations ; commonwealth ; British Empire〕

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