2008年6月24日火曜日

お人形展


20th Doll & Bear Show & Competition
週末に、Palmy の Community Leisure Centre(公民館)で、porcelain dolls(ポースリン(磁器)人形)やTeddy bears(テディベア)の展示会があったので行ってきた。Rose City Porcelain Doll Makers Club (ローズシティポースリンドール作家クラブ)の主催で、年1回、お人形作りを趣味、あるいは、職業とする人々の作品展示と、人形制作関連の商品や材料の展示即売をする。あいにくの雨にもかかわらず、たくさんの人々(ほとんど女性と子供だ)が訪れていた。お人形作りは、ここRose City (Palmy のニックネーム) でもとても盛んなようだ。

コンペに出品している作品のテーマは、赤ちゃんから老人まで、アンティーク風のものから現代のパンクの若者(写真上)まで、それに、手の込んだミニチュアの家、伝統的なテディベア、と多彩だ。コンペ会場の奥は、展示即売場で、あらゆるお人形作りの材料が会場所狭しと並んでいる。3センチ四方ほどのショーツから、レースのエリ、ドレス、ビーズ飾り、ウィグ、靴、バッグ、目玉、テディベア用のふかふかしたシールの布、製作するために必要な道具まで、作るのが苦手な向きには出来合いのお人形。と、何でも揃っている。

作品展の中には、それほど、心惹かれるものはなかったものの、展示即売では、8000ドルの値段が付いたアンティークドールがあった。あれだけの細かく手の込んだ部品を使って作るのだから値段が高いのも無理はないとは思うものの、(正直、何でこれが65万円もするの~??!!と思ったが)コレクターにとっては高い値段ではないのだろう。

NZで手作りのポースリンドールを売っている会社がDanedin(南島の都市ダニーデン)にある。個性的な作品がたくさんあるので、ホームページで見るだけで楽しい。あれこれお人形を見たけど、身びいきかもしれないが、やはり、日本の人形作家、若月まり子(ビスクドール)、与勇輝(布製)の作品、伝統的日本人形、など、手先の器用さや、繊細さなどで、日本の作品が最高だと思う。私も、子供の頃、端切れで着せ替え人形を作ってよく遊んだ記憶があるので、時に、素敵なお人形を見ると欲しくなることがある。でも、何でも、凝りだしたらきりがないので、見るだけにとどめている。

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